住まいのゲーテくん

建て付けの悪い扉を直すちょっとしたコツ

新築のころは住みやすかった家も、住みはじめて何年か経つと、傷みが気になってくる場合があります。建物の傷みはいろいろな形であらわれてきますが、特に気になるのは建て付けの悪い扉です。毎日行き来する際に使う扉の建て付けが悪いと、ちょっとしたストレスになってしまいます。イライラしてしまう前に、自分で直してしまいましょう。

ケース1 片開きの玄関ドアや木製ドアの場合

玄関ドアなど、片開きの扉の建て付けが悪くなる原因として、蝶番(ちょうつがい)部分に問題があって、扉が傾くことが考えられます。「建て付けが悪くなってきた」「ドアが枠にあたってスムーズに閉まらない」という場合は、まず扉のどこが枠にあたっているのかを観察しましょう。蝶番の反対側、ドアノブの下側が床部分にこすれている場合、上側の蝶番をとめるネジが緩んでいることが考えられます。ドアを開いて蝶番が見える状態にし、くさび状の留め具(ドアストッパー)をドアの下に入れててこの原理で支え、正常な角度でドアを固定しましょう。できればこれにプラスして、他の人にドアを支えておいてもらいます。この状態でドライバーによって「固定」と書いてあるネジを少し緩め、「左」「右」のネジを調整するとドアの角度が変わります。よい位置になったら「固定」ネジをしっかりと締め直し、潤滑油をさしましょう。それでも改善しない場合、ネジ穴自体が緩んでいる可能性があります。その場合割りばしなど手ごろなサイズの木片でネジ穴を埋め、新しい位置に蝶番を付け替えなくてはいけません。DIYでも蝶番の交換はできますが、難しい場合はプロの手を借りましょう。ドアの別の部分が枠にあたっている場合も、同じ手順で調整できます。

ケース2 スライドドアの場合

スライドドアの建て付けも、ある程度自分で調整することができます。ふすまや障子といった和の建具であれば、まず敷居にロウを塗ります。すべりをよくする専用のテープを貼ってもよいでしょう。それでも改善しない場合は敷居の中心近くが下がってしまっていることが多いため、サンドペーパー(80番ぐらい)を溝の幅に合わせた木片に巻き、両端に近い部分の溝の底をこすって高さを揃えていきます。閉めても柱との間にすき間ができる場合、建物のゆがみの影響で敷居がゆがんでいます。反対側の敷居の下側に薄い木片などを打ち込み、枠を整えましょう。洋引き戸の場合も、長く使っているとドア自体の重みで位置が下がってくるので、下側のレールとこすれるようになります。きしむような音がするようになったら、戸車の高さを調整しましょう。ドアが高すぎて下にすき間ができるときも、戸車の調整で改善できます。比較的新しいドアでは戸車調整穴が用意されているので、それをドライバーなどで回せば戸車の高さが調整できます。建具を作ったメーカーごとに戸車調整穴の位置や調整の方法は違うので、説明書を確認するか、メーカーのホームページなどで確認しましょう。戸車やレールの溝に汚れが止まっている場合も開け閉めしにくくなりますので、こまめに掃除することも大切。戸車に絡んだホコリを取りのぞいたり、潤滑油をさすことで改善する場合もあります。

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