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20代男女に聞いた!「両親のことを尊敬していますか?」

  • 2021年03月22日更新

6月の第三日曜日は父の日だが、「父の日」はもともと、「母の日のように、父親の苦労をねぎらい尊敬する日を」と望まれたことが制定の背景にあるそうです。では、イマドキの20代男女は、どれくらい両親のことを尊敬しているのでしょうか。この度オウチーノ総研(株式会社オウチーノ/本社:東京都港区/代表:井端純一)は、6月15日の「父の日」を前に、20~29歳の未婚男女372名に「『両親』に関するアンケート調査」を行いました。「あなたは父親を尊敬していますか?」と聞いたところ、46.2%が「尊敬している」、27.5%が「少し尊敬している」、14.2%が「あまり尊敬していない」、12.1%が「尊敬していない」と回答。一方、「あなたは母親を尊敬していますか?」と聞いたところ、56.8%が「尊敬している」、29.5%が「少し尊敬している」、10.2%が「あまり尊敬していない」、3.5%が「尊敬していない」と回答しました。

73.7%が父親のことを、86.3%が母親のことを「尊敬している」と回答!

73.7%が父親のことを、86.3%が母親のことを「尊敬している」と回答

最初に、「あなたは父親のことを尊敬していますか?」という質問をしました。結果、46.2%が「尊敬している」、27.5%が「少し尊敬している」、14.2%が「あまり尊敬していない」、12.1%が「尊敬していない」となり、「尊敬している」と「少し尊敬している」を合わせると73.7%が父親のことを尊敬していることが分かりました。父親のことを尊敬している理由としては、「家族の為に嫌な事も辛い事も我慢して、何十年も仕事を頑張ってくれたから」(27歳・女性)など、自分を犠牲にして家族のために働いてくれているから、という意見が最も多く、その次に「起業した会社を発展させたから」(27歳・女性)のように、仕事での成功を挙げる声が多く挙がりました。一方、尊敬していない理由としては、「父親らしいことをしてくれなかったから」(25歳・男性)など、父親としての役割を果たしていないから、という意見が多く挙げられました。
同じく「あなたは母親のことを尊敬していますか?」という質問をしたところ、56.8%が「尊敬している」、29.5%が「少し尊敬している」、10.2%が「あまり尊敬していない」、3.5%が「尊敬していない」となり、「尊敬している」と「少し尊敬している」を合わせると86.3%が母親のことを尊敬していることが分かりました。尊敬している理由としては、「毎日家事をしてくれるから」(23歳・男性)という意見が最も多く、その次に多かったのが「これまで不自由なく育ててくれたから」(27歳・男性)など、自分のことを生んで育ててくれたから、という意見でした。一方、尊敬していない理由としては、「人間性に疑問を感じるから」(28歳・男性)など、性格に難があることを挙げた人が多くいました。男女別に見ると、20代男性は75.9%が父親のことを、86.0%が母親のことを尊敬しており、20代女性は71.6%が父親のことを、86.7%が母親のことを尊敬しているという結果になりました。男女ともに、父親よりも母親を尊敬している割合の方が高い結果となりました。

約2割が「社会人になって父親を尊敬するようになった」と回答!

約2割が「社会人になって父親を尊敬するようになった」と回答

次に、「あなたは学生の頃、父親のことを尊敬していましたか?」という質問をしました。結果25.1%が「尊敬していた」、27.1%が「少し尊敬していた」、27.9%が「あまり尊敬していなかった」、19.9%が「尊敬していなかった」と回答しました。20代の約2割は社会人になって初めて父親を尊敬するようになったことが分かりました。父親のことを尊敬していた理由としては、「単身赴任が多かったにもかかわらず、家族を忘れたことがなかったから」(28歳・女性)など、家族思いであるから、という意見が最も多く、次に「どんな時も頼りになるから」(29歳・女性)など、自分を支えてくれたから、という意見が挙げられました。一方、尊敬していなかった理由としては、「社会人の大変さを知らなかったから」(28歳・男性)など、学生の時は父親の凄さやありがたみが分からなかったから、という意見が最も多く、次に「全くコミュニケーションをとらなかったから」(29歳・女性)など、父親との接点自体が少なかったから、という意見が続きました。
同じく「あなたは学生の頃、母親のことを尊敬していましたか?」という質問をしたところ、39.4%が「尊敬していた」、33.0%が「少し尊敬していた」、20.5%が「あまり尊敬していなかった」、7.1%が「尊敬していなかった」と回答しました。母親のことを尊敬していた理由を聞くと、「子どものためなら、どんなことでも力になってくれたから」(29歳・女性)など、自分の良き理解者でいつも応援してくれたから、という意見が最も多く挙げられました。その次は「家族のために文句を言わず、家事をしていたから」(25歳・女性)という意見でした。一方、尊敬していなかった理由としては、「家事をしてくれていることは当然だと思っていたから」(27歳・男性)のように、母親が毎日家事や育児をしてくれるありがたみに気付いていなかったから、という意見が最も多く、次に「ケンカばかりしていたから」(28歳・男性)など、反抗期だったために母親の存在がうっとうしかったから、という意見が多く挙がりました。父親のことを尊敬していた割合は52.2%、一方母親を尊敬していた割合は72.4%と、両者間に20.2%もの差が生じる結果となりました。

40.3%が「両親のようになりたい」と思っている!

40.3%が「両親のようになりたい」と思っている次に「あなたは両親のようになりたいと思いますか?」という質問をしました。40.3%が「両親のようになりたい」、7.8%が「父親のようになりたい」、23.9%が「母親のようになりたい」、28.0%が「両親のようにはなりたくない」と回答しました。両親のようになりたい理由を聞くと、「子どもが誇れる親だから」(27歳・女性)など、両親が理想であり誇りであるから、という意見が最も多く、父のようになりたい理由を聞くと、「真面目で仕事一筋で、自分もそうなりたいと思っているから」(28歳・男性)など、仕事に対する姿勢を見習いたい、という意見が多数でした。母親のようになりたい理由としては、「逆境に負けない強い人だから」(28歳・女性)など、母親の人間性に関する意見が多く挙がりました。一方、両親のようにはなりたくない理由としては、「自分は自分でしかないので、両親のようになりたいとは思わないから」(27歳・女性)など、自分の個性を尊重する生き方をしたい、という意見が多く挙げられました。

父の日の贈り物、半数以上は「贈る予定なし」。

父の日の贈り物、半数以上は「贈る予定なし」 最後に、父の日について聞いてみました。今年の父の日に何か贈り物をすると回答した人は48.2%、特に何も贈る予定がないと回答した人は51.2%でした。また「贈り物をする」と回答した人に、「父の日の贈り物の予算はいくらですか?」と聞いたところ、最も多かったのが「3,000~4,000円台」で39.5%でした。次に「1,000~2,000円台」が26.1%、「5,000~6,000円台」が16.8%、「1,000円未満」が9.2%、「10,000円以上」が6.7%、「7,000~8,000円台」が1.7%と続きました。

今回の調査で20代男女の約7割が父親に対して尊敬の念を抱いていることが分かりました。普段なかなか伝えられない父親への気持ちを、「父の日」という機会に伝えてみてはいかがでしょうか。

※調査概要
有効回答 20~29歳の未婚男女372名
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2014年5月30日(金)~5月31日(土)

この記事を書いた人
オウチーノ総研 清水

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