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家族のコミュニケーションはSNSで!?半数以上”つながっている”!

  • 2021年03月22日更新

いまや多くの若者にとって、LINE・Twitter・FacebookをはじめとするSNSは、毎日の生活と切っても切り離せない存在になりました。SNSを主な連絡手段としている人も少なくないでしょう。そんな中、イマドキの若者たちは両親や兄弟と、SNSを通してどのようなコミュニケーションを形成しているのでしょうか。
今回、オウチーノ総研(株式会社オウチーノ/本社:東京都港区/代表:井端純一)は、20歳~39歳の独身男女553名を対象に「『SNS』に関するアンケート調査」を行いました。最初に、「あなたはSNSで家族と『友だち』ですか?もしくはフォローしていますか?」と聞きました。結果、LINE・Twitter・Facebook、いずれかで家族とつながっていると回答した人は45.5%でした。また、「LINEで、家族とトークはしますか?また、家族の『グループ』はありますか?」と聞いたところ、家族同士でトークをしている人はLINEユーザーの49.0%、家族の「グループ」がある人は22.1%でした。

77.0%がSNSに登録、LINE利用者は53.2%。

はじめに、「LINE・Twitter・Facebookを利用していますか?」という質問をしました。結果、LINEが53.2%、Twitterが50.1%、Facebookが47.4%、どれも利用していない人が23.0%でした。77.0%はLINE・Twitter・Facebookいずれかを利用していることが分かりました。男女別に見ると、LINEが男性47.3%、女性59.1%。Twitterが男性53.1%、女性47.1%。Facebookが男性48.4%、女性46.4%でした。LINEのみ、女性の利用率の方が11.8%高く、また、年代別に見ると、LINEが20代58.3%、30代48.0%。Twitterが20代55.8%、30代44.4%。Facebookが20代51.4%、30代43.3%。いずれも利用していない人は20代が19.6%、30代が26.4%でした。

45.5%が、SNSで家族とつながっている!

次に、LINE・Twitter・Facebookそれぞれを「利用している」と回答した人に、「SNSで家族と『友だち』ですか?もしくはフォローしていますか?」と聞きました。結果、3つのSNSいずれかで家族とつながっている人は、45.5%でした。詳しく見ると、LINEで家族と「友だち」になっている人が55.1%、うち父親が17.7%、母親が26.2%、兄弟・姉妹が46.3%。Twitterで家族をフォローしている人が16.2%、うち父親が3.6%、母親が6.9%、兄弟・姉妹が13.0%。Facebookで家族と「友だち」になっている人が27.9%、うち父親が9.2%、母親が8.8%、兄弟・姉妹が20.2%でした。3つのSNSいずれかでつながっている割合は、父親が14.6%、母親が21.1%、兄弟・姉妹が37.3%でした。
特に兄弟・姉妹は、年代的にもSNSを利用している割合が高く、年が近い分、両親よりも気軽につながりやすいのでしょう。また、Twitterで家族をフォローしている割合が低いのは、匿名性が高いため、より近い存在とはつながりづらいと考える人が多いのではないでしょうか。

LINEユーザーのうち、22.1%が「家族グループ」を持っている!

次に、家族同士でトークや「イイね!」、コメントなどのやりとりをするか聞きました。結果、LINE・Twitter・Facebookいずれかで家族とやりとりしている人は40.6%でした。なかでも、LINEで家族とトークを人は、LINEユーザーの49.0%でした。さらに、家族の「グループ」があるか聞いたところ、「ある」と回答した人は22.1%でした。また、Twitterについては、リプライやリツイート、お気に入り登録を家族と「する」と回答した人は、Twitterユーザーの12.3%、Facebookの「イイね!」やコメントを家族と「する」と回答した人は、Facebookユーザーの21.4%でした。
家族別で見ると、3つのSNSいずれかで父親とやりとりしている割合は、SNSユーザーのうち13.4%、母親が21.1%、兄弟・姉妹が33.3%でした。

家族の「LINEグループ」がある人は、44.6%が「SNSによって家庭内コミュニケーションが増えた」と回答。

最後に「SNSを利用することで、家庭内コミュニケーションは増えましたか?」という質問をしました。結果、SNSで家族とつながっている人のうち、「とても増えた」と回答した人は5.9%、「まあまあ増えた」と回答した人は12.3%、「変わらない」と回答した人は80.8%、「少し減った」と回答した人は0.2%、「とても減った」と回答した人は0.8%でした。また、3つのSNSいずれかで家族とやりとりしている人は、「とても増えた」が11.0%、「まあまあ増えた」が24.2%、「変わらない」が64.8%。LINEで家族の「グループ」がある人は、「とても増えた」が15.4%、「まあまあ増えた」が29.2%、「変わらない」が55.4%でした。家族の「LINEグループ」がある人は、44.6%が「SNSによって家庭内コミュニケーションが増えた」と感じていることが分かりました。SNSでより活発に家族と交流を持つことは、家庭内コミュニケーションの活性化にもつながっているようです。
「増えた」と感じる理由については、「家族でLINEの『グループ』ができたことにより、みんなで出掛ける相談がしやすくなったから」(25歳/女性)や「ちょっとしたことも報告するようになったから」(31歳/女性)など、気軽に連絡をとるようになったという声が最も多く、他には、「甥っ子、姪っ子の写真が増えたから」(38歳/女性)や「話題が増えたから」(28歳/男性)、「以前より頻繁に会うようになったから」(34歳/女性)という声が挙がりました。
一方、「変わらない」という回答については、「メールの代替手段として利用しているから」(24歳/男性)や「もともとコミュニケーションはしっかり取っていたから」(21歳/女性)という声が挙がりました。

※調査概要
有効回答 20~30歳の独身男女(学生は除く)553名
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2015年3月6日(金)~3月7日(土)

この記事を書いた人
編集部 池田

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