暮らしのゲーテくん

【離婚前に知っておきたい「家」のこと】第1回 離婚したい

今私の喉から出かかっている声、それは「私、あなたと離婚します」の一言。しかしその一言を夫に向かって言う前に、考えておきたいのが「家」のことです。購入してしまった家をどうしたらいいのか、まだ住宅ローンも残っている・・・。そんな問題のあれこれをよく考えておかないと、ただでさえわずらわしいことの多い離婚に立ち向かえないのではないかと思うのです。ここではまず、私が「離婚」と「家」の問題について考えるようになった経緯をお話ししたいと思います。

私、もうあなたと一緒に暮らすことに疲れました。

私たち夫婦が家を購入したのは4年前、妊娠がわかったことがきっかけでした。当時上場企業で働いていた夫と公務員の私は共働きということもあり、金銭的には余裕がありました。そのため購入したのは4500万円の新築マンション、夫婦の共有名義です。夫婦とも将来的にも安定した仕事を持ち、なんの不安もなく自分たちの持家で新しい家族を形成していくことに幸せしか感じない日々でした。
ところがそんな絵に描いたような幸せな生活が一変したのは、子どもが生まれたのと時を同じくして夫が転職したことでした。スタートアップ企業として立ち上がった会社でチャレンジしたいという夫は仕事中心の生活となり、帰宅も深夜が続き家にいることなどほとんどありません。初めての子育てで戸惑い、慢性的な睡眠不足で朦朧としながら家事や育児を行う私を気遣うことなく夢を追い続ける夫。さらに私が仕事に復帰すると、仕事、家事、嫌々期に入って手のかかる娘の育児の負担がすべて私にのしかかってきます。私は次々と環境が変化していくのに、夫だけが自分のペースを崩すことなく私が時間をやり繰りしながら作ったご飯を食べ、洗濯した服を着て仕事に行く。
「そんなに大変なら仕事やめれば?」とお気楽に発言しながら子どもの寝顔の写真をSNSにアップする夫の給料は4年前よりずいぶん下がり、増える兆しはありません。今や分不相応な家のローンについてどう考えているのでしょうか? そんな毎日のイライラが募っていき、ついに限界を迎えたのです。私は夫との離婚を決意しました。

離婚を決意した私、「家」のことを考える。

「そうだ、夫と離婚しよう」そう決意すると追い詰められた私の気持ちがすうっと楽になっていきました。そうすると不思議な事に、急に物事が冷静に考えられるようになったのです。その時に考えたのはまず、「家」をどうしようということでした。当時は私たちの幸せの象徴のようだった「家」。収入が減ってからは私を精神的に追い詰めてきた「家」。しかし、環境や通勤への利便性を考えて購入したことや子どもの保育園のことなども考えると、売るか居残るかも簡単には決められません。その前に、この家は夫婦の共有名義であることも大きな問題です。家の名義のこと、財産分与のこと、また住宅ローンの連帯保証人の件はどうなるかなど、わからないことはたくさんあります。そこで私は離婚を夫に申し出る前に、こうした問題について自分なりに整理しておくことにしました。

家は夫婦にとって大きな財産です。しかし離婚に際してはやっかいな事の多いものでしょう。私の経験が同じような境遇の人たちの助けになればとも思うので、できるだけきちんと調べて整理していきたいと思っています。

キーワード
気に入ったらシェアしよう!
  • リスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

おウチのことなら、オウチーノ

o-uccinoは不動産・住宅の総合情報サイトです。新築・中古住宅、賃貸住宅の情報はもちろん、リフォーム・リノベーション、建築家による注文住宅、物件の売却や不動産投資関連の情報まで幅広くサポート。住まい探しや、暮らしに役立つオリジナルの編集記事も満載です。全国の不動産・住宅情報を探す、知るなら日本最大級の不動産サイト「O-uccino」をご利用ください。

ページトップへ