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簡単!手軽!今すぐできる「加湿器を使わない」室内の乾燥対策 3選

  • 2023年06月27日更新

秋や冬の湿度が下がる季節は、室内にいても乾燥が気になります。
空気が乾燥していると、それだけでお肌がカサカサしたり、かゆくなったり……体の保湿対策はもちろん、室内も加湿は万全に行っておきたいものです。

室内の乾燥対策としては、“加湿器”を使用するのがもっとも手軽に乾燥を防ぐ方法でもありますが「加湿器はカビが怖い」「小さい子どもやペットがいるから倒してしまいそうで」などの不安のお声も。
そこで今回は、手軽にできる「加湿器を使用しない」室内の加湿対策を3つ、ご紹介していきます。

1.使用後のバスルームの扉を開けっ放しに

使用後のバスルームの扉を開けっ放しに

使用後のバスルームから出る蒸気を活用するのも、ちょっとした室内の保湿対策に繋がります。
湯船のお湯を流したあとに、バスルーム内に充満している蒸気を、扉を開けっ放しにして生活空間へ放出しましょう。
24時間常に保湿できるわけではないものの、せっかくの蒸気をムダにせず、“潤い対策”に使える方法です。

換気扇をかけながらバスルームの扉を開けるようにすると、バスルームそのものが乾く時間も早くなりますので、カビ対策にも効果がありそう。

2.ポットを使わずにやかんでお湯を沸かす

ポットを使わずにやかんでお湯を沸かす

キッチン周りでお湯を沸かす際、近年は電気ケトルを使っているご家庭も多いのではないでしょうか。
しかし乾燥対策を考慮するのであれば、ポットよりもやかんでお湯を沸かすほうが室内の空気が潤います。

その昔、ストーブの上でやかんが「シューシュー」と音を立てていた情景を覚えている方も多いはず。
あの図を思い返すとわかりやすいのですが、お湯からはたくさんの蒸気が出てくれるので、自然と室内の潤い対策に繋がっていくのです。

ずっとやかんを火にかけ続けるのは、火災の恐れもあり危険ですので絶対に避けるべきですが、「お湯が必要」という場面では、ポットではなく毎回やかんを使うように意識するだけでも、普段よりも潤った室内に整います。
小さな子どもがいらっしゃる場合には、絶対に“やかん”に子どもの手が触れないよう、細心の注意を払ってくださいね。

3.テーブルやカウンターの上にお湯を張った容器を置く

テーブルやカウンターの上にお湯を張った容器を置く

加湿器ほどの効果は得られませんが、テーブルやカウンターなどの台の上に水やお湯を張った容器を置いておくだけでも、室内の乾燥対策になります。
やかんのようにシューシューと湧き上がる蒸気はありませんが、緩やかに蒸気が放出されるので、なにもないよりもはるかに潤った室内に。
花瓶のように口が小さい器よりも、洗面器のように空気に触れる面が大きいほうが潤いパワーが大きくなります。

「加湿器は置きたくないけれど、室内の乾燥は気になっている」というご家庭では、できるだけ潤いをキープしやすい習慣づくりがカギになります。
このほか、化粧水をミストボトルに移し替えて乾燥が気になった時にシューっとひと吹きしたり、ハンドクリームを常に手の届く場所に置いておき塗り忘れないようにしたりといった美容的な習慣も、潤いチャージには効果的です。

まずは日々の生活習慣から保湿を意識しつつ、子どもやペットがいたずらしにくい方法で、乾燥対策を試してみてくださいね。

この記事を書いた人
並木 まき

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