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整理収納アドバイザー兼ママが実践中!学校の勉強道具や作品の収納術

  • 2023年06月27日更新

子どもたちが、学校や幼稚園からたくさんの勉強道具や作品を持ち帰ってきました。

長い休みの前になると、いきなり増える荷物。そのまま部屋に直置きするとごちゃごちゃして、ストレスになりますね。

年末は忙しいので、ゆっくり整理する時間もないし……。

そこで今回は、冬休み前に持ち帰った「勉強道具」と「作品」をどう収納したのかについてご紹介します。

学校の「勉強道具」の収納術

防災頭巾、道具箱、絵の具、鍵盤ハーモニカ、リコーダー、辞書、算数セット、図工と音楽の移動セット……。

小学校3年生の長男だけで、こんなにたくさんです。これより少ないものの、小学校1年生の次男の荷物もあります。

学校の道具や作品の収納術1

結構なかさばり具合です。

これらをそのままランドセル周りに置くと、掃除ができないし、見た目もごちゃごちゃします。

「一時的にあるもの」のために、わざわざ棚を空けたりといったスペースを確保するのは難しいですね。

収納のポイント1/入れ物を用意する

カゴやストレージボックス、なければ段ボールなどの大き目の箱を用意します。

学校の道具や作品の収納術2

収納のポイント2/とりあえず収める

「とりあえず箱に収める」と、それだけですっきりします。

立てて収納することができるので、中が見えて取り出しやすくなります。新学期に用意するものが書いてあるプリントも、一緒にしておきましょう。

箱に入れることで持ち運べるので掃除がしやすくなるし、新学期前までは他の部屋など、目に入らない場所に移してしまってもいいですね。

学校の道具や作品の収納術3

ランドセルラックの横に置いても、そのまま置くよりもすっきりする感じがします。

学校の道具や作品の収納術4

我が家の収納の場合

普段から、ランドセルラックの下段を空けてあります。

そこに、週末持ち帰る上履きや体育着、急に必要になるもの、作って壊したくないレゴなどを置いたりしています。

学校の道具や作品の収納術5

空いたスペースがあると、何かと便利です。ここに、休みの持ち帰り道具を収納しています。

学校の道具や作品の収納術6

“いっぱいいっぱい”ですが……。

収納スペースを作るために

古い教科書やプリント、読まない本などを別の部屋に移動や処分すると、案外スペースができます。これを機に見直すとよいかもしれませんね。

使用頻度に合わせて、同じ種類のモノでも置き場所を変えると、普段の動線がスムーズになります。

学校で作った「作品」の収納術

【ステップ1】持たせて写真を撮る

長い休みの前に限らず、作品を持ち帰ってきたら帰宅したときにすぐ「持たせて」壁の前に立ってもらい、「作品と一緒に」写真を撮ります。

学校の道具や作品の収納術7

一緒に撮ることで、「誰のいつ頃の作品なのか」が分かります。

処分する前に作品だけの写真を撮るという方が多いと思いますが、兄弟がいると誰の作品かわからなくなるし、何歳ごろに作ったものなのかもわからず、「とりあえず写真を撮っただけ」ということになってしまいます。

作品と一緒に撮ることで、その写真に価値が出ます。

【ステップ2】気に入っているものは飾る

写真を撮ったら、本人が気に入っているものは部屋に飾りましょう。私はその作品を飾りたいか、都度聞いています。

部屋のあちこちに貼ったり置いてしまうと、そこもかしこも「ごちゃごちゃした感じ」になってしまいます。

ディスプレイコーナーを決めて、その場所だけに置くようにすると、部屋全体が散らかるのを防ぐことができます。

我が家では「リビングにあるおもちゃコーナーの最上段」と「おもちゃ部屋の壁」を、ディスプレイコーナーにしています。写真もここに置いて、ごちゃつきをまとめて一か所にしてしまいます。

学校の道具や作品の収納術8

リビング隣のおもちゃ部屋の壁。ここをディスプレイスペースにしているので、子どもたちが好きな絵を勝手に貼ることもあります。

学校の道具や作品の収納術9

次男が勝手にインターホン下に貼りつけましたが、それはそのままに。すっきりしたインテリアにしたいところですが、子どもが小さいうちは無理と多少あきらめています。

「ここに飾りたい!」と思う息子の気持ちが大切だと思ったので、作品によっては別の場所に飾ることもあります。

学校の道具や作品の収納術10

【ステップ3】とりあえず袋に入れる

作品は「処分するか取っておくか」の判断に時間がかかるものなので、私は大きな袋にとりあえずどんどん入れています。しばらく飾った後の作品も、いったん入れます(※プリント類は別で管理)。

これは100円ショップで購入したチャック付きの袋で、兄弟色違いで用意しています。サイズが大きく、マチも広いので容量たっぷり。この袋はおもちゃ部屋に置いています。

学校の道具や作品の収納術11

ほとんどが「作品を持ち帰ってくる⇒本人と撮影⇒袋にとりあえず入れるか飾る」で、散らからずに収まります。

【ステップ4】とりあえず⇒「思い出」に変える

ぽいぽい放り込んでいるうちはラクですが、いつかこの袋もいっぱいになります。

そうなってきたら、時間を作れるときにその中から「思い出のモノ」として保管するもの選びます。なかなか難しいと思いますが、年間で数点に絞りたいところです。

処分するものを決めるのが難しければ、「この作品をいつまで取っておけばいいんだろう」と考えてみましょう。

全ての作品を取っておくと、まだまだ増えて「将来どれだけのスペースが家に必要になる」でしょうか。全部を保管してごちゃごちゃさせるよりも、年に数個のものを厳選して手元に置くほうが、ずっと大切にしている感じがします。

「思い出のモノ」として選んだら、ロフトや物置などに保管します。子どもごとに箱を用意し、そこに入れておいて、将来は本人にまた絞ってもらってもよいですね。

まとめ

「道具」に関しては、一時置きを設けることで手間なくすっきりさせることができます。

「作品」も日々増えて管理が大変ですが、子どもたちが頑張って作ったものなので、手厚くしてあげたいです。

それは無駄に「取っておく」することではなくて、写真に撮ったり飾ったりすることで、感じ取れるはず。

洋服で言うと「使い切った感」が出るので、処分しやすくなります。洋服もあまり着ていないと、捨て辛いですよね。

子どもに取っておくかどうかを聞くと、写真を撮ったり飾ることで満足するのか「要らない」と言われる場合が多いので、親のこちらが拍子抜けするほどです。

まず作品を持ち帰ってきたら、「持たせて写真を撮る♪」を習慣にしてしまいましょう。

整理収納アドバイザーまい
夫・男児2人・ワンコと、都内の築15年の狭小住宅に暮らす専業主婦です。開かずの間が2部屋もあった、片付け下手な私が整理収納アドバイザーの資格を取りました。苦手な人の気持ちに沿ってコラムを書いています。
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この記事を書いた人
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整理収納アドバイザー まい

夫・男児2人・ワンコと、都内の一戸建てに暮らす専業主婦です。開かずの間が2部屋もあった、片付け下手な私が整理収納アドバイザーの資格を取りました。苦手な人の気持ちに沿ってコラムを書いています。

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