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【ロボット掃除機比較】ルンバ1位もパナソニックが2位と3位占拠

  • 2023年06月27日更新

自動で掃除機をかけてくれる、ロボット掃除機。
もちろん床に置いてあるものまで片づけてくれる、というわけにはいきませんが、「少なくとも、リビングは毎日掃除機をかけたい」という場合なんかは、いちいち掃除機を押し入れから出して……という手間からも解放してくれる、強い味方になります。

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お掃除ロボット2018▲ビックカメラ有楽町店 葛西優聖販売員

ビックカメラ有楽町店・家電コーナーの葛西優聖販売員に、オススメのロボット掃除機についてうかがいました。

お掃除ロボット2018人気ランキング

  1. iRobot ルンバ980
  2. パナソニック ルーロRS300
  3. パナソニック ルーロRS20

――ロボット掃除機を使用することで、デメリットはありますか?
間取りの問題は解決しているので、あえて言えば「音」くらいでしょうか。
ロボット掃除機が特別うるさいわけではないのですが……。自分が掃除しているわけではないのに、掃除機の音が響き続けるのが嫌、という方もいらっしゃいます。タイマー設定可能なモデルなら、自身が不在のときに設定すれば大丈夫です。

それとコードレスなので、バッテリーに寿命があるのも頭の片隅に置いておく必要があります。ただ、6年くらいは交換の必要がなく、バッテリーは1万円程度で店頭販売しているので、気にすることもないかと。そもそも、最近は掃除機自体コードレスが流行りなので、ロボット掃除機に限った話でもありません。

――やはり「ルンバ」は人気がありますか?
ロボット掃除機が欲しいという方は、「まずルンバ」と考えて売場にいらっしゃいます。国内でも、圧倒的なシェアを誇っていますしね。とくに、最上位機のルンバ980をオススメしています。

お掃除ロボット2018

100畳くらいまで掃除できる最高級機種はルンバ980とルンバ960の2機種があり、980はロボット掃除機が苦手としている絨毯も、しっかりと掃除してくれます。

ルンバで吸引力「〇倍」とあるのは、ローエンドモデルの600を基準にしています。どれも連続稼働時間は1~2時間ですが、畳数は親機からの距離を基準にしていて、それよりも遠いところには行きません。高いものだと範囲が広がるのは、より広い空間を認識できる、人工知能の性能の高さの違いです。

――最上位機種は、Wi-Fi対応?
はい、Google Homeにも対応していて、外出先から掃除状況を把握できます。ボタンも全部スマホ上に出てきて、簡単に操作ができます。どこを掃除したか、動線もスマホに表示されるようになっています。

お掃除ロボット2018

ただ、家庭にWi-Fi環境がない場合や、高齢者がご利用になる場合は、Wi-Fiに対応していない下位モデルの方が使い勝手がいいかも知れません。

980と960では、吸引力とカメラがついているかが、大きな違いです。どうせ安くない値段を出すならばと、980の方が人気があります。

――スマホで操作、というのが苦手な方もいるのでは
それなら、パナソニックのルーロは、全部本体のボタンで操作ができるようになっています。

お掃除ロボット2018

「何時間後から掃除開始」というタイマー予約もできます。スマホなしで「外出している日中に掃除しておいてね」と設定できるのは、ルンバにない特徴ですよ。

「ここだけ掃除してほしい」というスポットの使用設定も、本体から可能です。本体を見れば全部わかるので、高齢ユーザーにも使いやすい仕様です。本体から操作がしたいのなら、ルーロ300がオススメです。

――ルーロはブラシの存在感が凄いですね

お掃除ロボット2018

国内の家庭だと角・壁が多いのですが、執拗なくらい端にブラシを当て、徹底して掃除してくれます。テーブルの脚など、家具回りも同じように執拗にホコリをとります。

吸引力は、ルンバの「絨毯モデル」、900の方が強いですが、「フローリングモデル」の800と同程度です。日本家屋で絨毯が9割超のような場合は少ないので、「ルーロは吸引力が弱い」と感じることはないと思います。操作面でルンバが苦手という方に、ルーロをオススメしています。

――お値段が抑え目なモデルでのオススメは?
パナソニック・ルーロのRS20が、この値段でもしっかりと端っこまで掃除してくれるのでお買い得です。

お掃除ロボット2018

20畳用とコンパクトなモデルですが、一人暮らしの方、それにファミリー向けでも「リビングだけは毎日自動で掃除機をかけてほしい」というニーズにはまります。

まとめ

ロボット掃除機は「ルンバ」が代名詞となっており、いちばん無難な選択ではありますが、「本体で操作を完結したい」「値段の安いものが欲しい」という場合は、パナソニックのルーロも検討の価値があるようです。

この記事を書いた人
岡崎綾修

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