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引っ越し前の片づけで、新居での荷ほどきが楽になる!

  • 2023年06月27日更新

普通、引っ越しが決まってから荷造りを始めることになります。

でも、先に片付けをするだけで、新居での荷ほどきが楽になるのです

今回は、新居での荷ほどきを少しでも楽にする、引っ越し前の片づけについて紹介します。

引っ越し前の片づけのポイント1:荷造り前に「断捨離」をする

まず重要なのは、持ち物の選抜(断捨離)です。「自分がどのぐらいの持ち物を持っているか、不要なものないか?」と見極める作業です。

これをせずに荷造りしてしまうと、引っ越し先でもまた多くの持ち物に悩まされることになってしまいます。

「日ごろから増やしてはいない」と思っていても、意外に「処分してもいいかな?」と思えるものがあるものです。

いつも整理を気にしているキッチンツールだけを見ても、これだけ減らすことができます。

引っ越し前の片づけ1

単純に考えても、約2割のものを減らすことができました。

いきなり大きな物(洋服や家具)などの取捨選択を始めなくても、身近な小さいものからの始めてみましょう。

「キッチンツール→化粧品→下着→タオル類」のように、少しずつ進めて行くことが肝心です。

そうしていると、自分自身が「片付けモード」になっていくことに気付くはずです。

引っ越し時の取捨選択は「使う」「使わない」で決めるのではなく、今の生活で「使っているかどうか」が大事な基準になります。

片付けモードに入れば、ごみがどんどんと出てくることでしょう。

引っ越し前の片づけ2

「あぁ、こんなゴミを新居に持っていかなくてよかった」

きっとそう思えるはずです。

引っ越し前の片づけのポイント2:新居での「荷物の住所」を決める

取捨選択が終わったら、次は実際の荷造りです。その前に、もう1つ大事なポイントを紹介します。

それは、新居での「荷物の住所」を決めることです。

まずは、手元に新居の間取り図を用意します。

例えば、こういったものです。

引っ越し前の片づけ3

そして、この間取りに分かりやすいように記号を入れていきます。

部屋と収納に分けて記入します。

引っ越し前の片づけ4

こうすると、部屋の数と収納の数がとても分かりやすくなります。

また、新居での荷物の配置場所も考えながら荷造りを進めることができます。

実際に荷物を詰めたら、配送業者の方にも分かりやすいように番号を記入します。

引っ越し前の片づけ5

「この荷物は『Bの部屋』の『4の収納』に入れるもの」ということが一目瞭然です。

でも、「誰の荷物か名前と品目を書いていれば後から分かる」と思われる人もいるのではないでしょうか?

もし、その状態で引っ越しをしてしまうと……。

引っ越し前の片づけ6

こうなってしまうのです。引っ越し業者の方は、どこに入れればいいか分かりません。

そのため、「とりあえずここに入れていきますね~」という状態になるわけです。

せっかくの人手!もったいなくありませんか?

同じ運び入れてもらうという作業は変わらないのに、荷ほどきと収納の作業のはかどり方が全く違うものになってしまいます。

また、「これは完全に収納しておく」と決まっている物は、段ボールで運ばなくても大丈夫です。

例えば漫画本。本棚に並べるものと今は読まないけど、大事にしている本などです。

引っ越し前の片づけ7

新居でも、本棚に並べたい「1軍」の本は、段ボールに収納して番号を部屋の番号を記入します。

そうでない本たちは、このように運ぶことができます。

引っ越し前の片づけ8

この場合も、運び入れる部屋と収納の番号を記入しておけば簡単です。

引っ越し作業の場合、いかに上手に段ボールに荷造りするかに焦点を合わせがちです。

しかし、実際に大切なのは、荷造りの前の断捨離と荷物の行き場所の細かい記入なのです。

こうすることで、新居に到着してからの作業効率が格段に上がるのです。

引っ越し業者さんにも、記号を記入した間取り図の配布を忘れないでくださいね。

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この記事を書いた人
ライター
家事代行ことのは

小学生男児2人の母です。週の半分は介護職を残りの半分は家事代行業を営んでいます。写真映えではなく、生活のしやすさ掃除のしやすさを重要視した生活の知恵を発信しています!

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