街のゲーテくん

その土地の、昔の姿を訪ねてみよう

土地開発が進むことにより、昔と今では同じ場所の様子も様変わりしています。ほんの何十年かで周辺の環境がガラリと変わってしまった場所や、もともと何もなかった場所に埋立地が登場するなど、変化の仕方も場所によってさまざま。土地の昔の姿を訪ねることで、今安全に暮らすための糧にしたり、愛着をより高めたりすることができます。

地名でチェック 水の気配に要注意!

昔その土地がなんだったかということは、地盤の強さに関係します。もし土地や住宅を購入する予定があるなら、以前のその土地の状態もできる限り把握しておきましょう。もともとの土地の状態を知るには、地名を調べる方法があります。水に近い場所は湿気が多かったり軟弱地面だったりすることが多いため、地名に水に関係する言葉が入っていないかを見てみましょう。サンズイを使った漢字や、「田」「港」「堀」「堤」「橋」、水辺の生物の名前の漢字なども水辺と関係があります。また「浅」「沢」「谷」など窪地を意味する漢字は、周辺より低く、水がたまりやすい場所に付けられる傾向があり、軟弱地盤の可能性が高いといえるでしょう。また、周辺環境を観察することも大切です。背の低い植物が多い場合は湿地や砂地である可能性が高いので、地盤も軟弱である可能性が大。背の高い樹木が多い場合は、もともとの強固な地盤であるといえます。周辺環境の中で、地形を観察することも大切。川に挟まれている場合、もともとは河川によって運ばれてきた土でできた三角州だったために、軟弱地盤であったり液状化したりする可能性も。要注意の地形はこのほかにもいくつかあります。もし手に入れた土地が軟弱地盤だった場合には、しっかりとした地盤調査や地盤改良が必要。初期費用は必要ですが、それらによって「家が真ん中から折れてきた!」などという事態を防ぎたいものです。

歴史を訪ねて愛着アップ

「昔の土地の姿を知りたい」という需要は意外に高く、「goo地図」や「今昔マップon theWeb」、「Google Earth」の「ラムゼイ歴史地図」機能など、多くのマップサイトで古地図を取りあつかっています。昔の土地の状態を知りたい理由は、「地盤の安全性を知る足がかりにしたい」ということだけではありません。古地図をみて自分の住む土地の変遷を知ることで、土地や家に愛着が湧くのです。最近では歴史好きの女性を表す「歴女(れきじょ)」という言葉も定着しつつありますが、歴史好きの中には古地図と現代地図を比較することに特化した人もいるほど。ただ、多くのサイトで手に入る古地図は、基本的に首都圏のみという場合が多いようです。また、江戸時代の地図か、明治時代の地図かによっても大きく様変わりしてくるでしょう。もちろんそれらを対比させてもOK。地方の場合は自治体や図書館で古地図の写しが手に入る場合があるので、探してみてもよいでしょう。「うちって昔から住宅街なんだ」とか、「昔は武家のお屋敷だったんだ!」など、新たな発見も多数。近所のお店が実は、江戸時代から続く老舗であることを発見!などというケースも、あるかもしれませんね。

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