中目黒・烏森稲荷神社訪問 – 神社からその街が見える!?(2)

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烏森稲荷神社訪問

ライターの井口エリです。

ライター

井口エリ
好奇心旺盛なことが唯一の取り柄のオタク気味フリーライター。「ちぷたそ」という名前でも執筆しています。 Twitter:@chip_potekko
井口エリ

中目黒の氏神様を探してみたら、長らく忘れていた「小さい頃のなつやすみ」に出会いました。

小さい頃のなつやすみ

ちらっと先見せ。東急東横線が通る中目黒は渋谷にも出やすく都会的なイメージ、そしてデザイナーさんなどのクリエイターが多く住むイメージもあります。そんな中目黒にこんな場所があったなんて……! というわけでいってみましょう!

東急東横線中目黒駅へ

東急東横線中目黒駅

東急東横線中目黒駅(西口2)。中目黒駅といえば……!

目黒川沿い

都内の桜の名所、目黒川ですね。目黒川沿いはカフェや洋服屋さんなどおしゃれな店舗が立ち並びます。

目黒川

この風景、桜の季節はたくさんの人が押し寄せます……。それはもう、身動きとれないくらいに。

目黒銀座

そして目黒銀座ですね。こちらの商店街には古くからのお店や新しいお店が混在しており、新しい風景を作り出しています。

馬頭観音

目黒銀座には隠れたパワースポット、「馬頭観音」もあります。
こちらは昔、中目黒周辺には乳牛牧場や馬力運送を業とする者が多かったため、牛馬の息災を護り、死後の菩提を弔うことを目的に安置したものなんだそうです。

中目黒のタワーマンション

中目黒のタワーマンション、「権力」って感じがします。
では、そんな中目黒駅が所在する、東京都目黒区上目黒三丁目という住所の氏神様はどちらになるのでしょうか。

氏神様についての解説は前回記事をご参照ください。
自由が丘・熊野神社訪問 – 神社からその街が見える!?(1)

そんな中目黒駅周辺の氏神様って?

中目黒の道

氏神様の神社を目指して歩きます。

土のう

途中、土のうを発見しました。目黒川からは少し距離があるはずだけど、これは一体……?

蛇崩川緑道

そして蛇崩川緑道という緑道を通りました。すごい名前だな……!? 
実はこの蛇崩川緑道、蛇崩川というたいへんな暴れ川の上に作られているそうです。途中に土のうがあったのも納得。
目的の神社周辺も千尋の谷のようだったそう……千尋の谷とは非常に底深い谷のことですが、「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」の言い伝えでもおなじみです。

住宅街の奥

住宅街の奥にひっそりと佇む神社。良いですね、ノスタルジック。

烏森稲荷神社

ハイ、というわけでかつてはそんな「ライオンがわが子を落とすような千尋の谷」だったという「烏森稲荷神社」に到着しました。

蒼稲魂命

祭神は蒼稲魂命(うがのみたまのみこと)。お稲荷さまは農業の神、そして関東では屋敷神として祀られてきました。
烏森稲荷神社の創建年代は不詳ということですが、神社の方の話によるとはじめは小さな祠から、由緒より信仰で今まで続いてきた神社なのだそうです。

狐

この神社にはその昔、宿山稲荷講の人たちが江戸新橋の烏森稲荷へ参拝に行った時に、狐が白い馬になってついてきたのでそれを祀ったのが始まりという伝説もあります。

不思議な懐かしさ

ものすごく雰囲気がある! 筆者は、小さい頃に神社で遊ぶ……という経験が残念ながらないのですが、「もしかして小さい頃、ここで遊んだことがある……?」と思わせる不思議な懐かしさがありました。

手水舎

ここは手水舎がすごく特徴的なんですよね。何かというと……。

狐の口から水が

狐の口から水が流れているんです! これはかわいい。そして珍しい。
清水が湧き出ると伝えられる烏森稲荷神社。参拝の手洗水としての使用だけでなく、昔は付近の人たちが野菜を洗ったり洗濯するのにも使われていたそう。

稲荷神社らしい真っ赤な鳥居と真っ赤なのぼりも。雰囲気あるな~。
駅からも少し離れているし、知る人ぞ知る……といった趣の佇まいなんですが、実は参拝客がひっきりなく訪れます。

日がなこの神社の階段に座ってガリガリ君を食べたり、友だちとパピコを半分こしたい……。
普段神社に来ると、神聖な場所で引き締まる気持ちになることが多いんですよね。だからこういう気持ちになるの、不思議なんです。そんな気持ちになるのも、この場所が持つ、あたたかさを感じる雰囲気のせいだったりするんでしょうか。

例大祭

こじんまりとしていて、閑静だけどあたたかい「烏森稲荷神社」ですが、例大祭は大変盛り上がるそうですよ。

どこかに置いてきしまった気持ちを思い出す神社、「烏森稲荷神社」。

都会的な中目黒のイメージとはまた違う雰囲気で楽しい小旅行でした。中目黒の知らない面を見ることができました。

今、地名からは消えてしまったものの、中目黒周辺で小学校名や幼稚園名に残り続けている「烏森」という地名。この地名の起こりは数百年前から氏神としてまつられてきたこの烏森稲荷神社だといわれています。

「烏森稲荷神社」を知らずして中目黒は語れない! ……かも?

【連載】神社からその街が見える!?

(1)自由が丘・熊野神社訪問
(2)中目黒・烏森稲荷神社訪問

ライター/井口エリ
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