観光だけじゃない?ファミリー層が激増している「門前仲町」の子育て事情

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門前仲町の住みやすさと子育て環境

門前仲町は江東区の深川地域に位置する駅とその周辺エリアで、東京メトロ東西線と都営地下鉄大江戸線の2路線が利用可能です。
東京駅や銀座・日本橋エリアへ地理的に近く、新宿駅にも乗車時間は30分足らずで行けるので、通勤アクセスの良さでも人気があります。

門前仲町の住みやすさと子育て環境

この辺りは歴史ある神社やお寺が数多く、かつては門前町として栄えたことが地名に由来します。
現在も駅前は参道客や地元住民で賑わう、江戸の下町情緒と活気があふれる街で通称「もんなか」として親しまれています。2020年開催予定の東京オリンピックでは、同区内で近接の辰巳や有明などが競技会場として決定しており、門前仲町含め江東区全体がオリンピック歓迎ムードに包まれています。

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駅周辺には寺社仏閣が多く、特に有名なのは富岡八幡宮、深川不動堂が挙げられます。
富岡八幡宮では毎年8月半ばに、江戸三大祭りの一つとされる「深川八幡祭り」が行われます。

通称は「水かけ祭り」で、沿道からは担ぎ手に清めの水が大量に浴びせられます。三年に一度行われる「本祭」では、各町ごとの神輿が一斉に揃う様子は圧巻で、地域一丸となって祭りを盛り上げます。また、日本で最初に全国地図を作成した伊能忠敬がこの地域に暮らし、富岡八幡宮にたびたび参拝していたことから2001年には境内に彼の記念像が建立されました。
そのほか江戸時代を起源とする相撲の発祥の神社でもあり、石碑も多く建立されています。

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深川不動堂は富岡八幡宮のほど近くにあり、こちらも年末年始はもちろん、季節問わず休日には多くの参拝客が訪れます。
境内に入って正面に見えるのが旧本堂で、隣の本堂は壁面にびっしりと浮き彫りにされた梵字が、神秘的かつモダンな印象を与えています。

永代通りから入り境内へと続く参道沿いには老舗の和菓子屋や食事処からスタイリッシュなカフェ、雑貨屋まで揃い、参拝客や地元民で盛況しています。特に元朝参りの日は、歩道が参拝客で溢れて交通規制がされるほどの混みようです。

生活用品は地元で揃う

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門前仲町の主なスーパーは「赤札堂深川店」と「オオゼキ門仲牡丹店」の2件です。
赤札堂はこの地域では老舗で、1階は生鮮食品やベーカリー、2・3階は衣料品に100円ショップ、4階は家電・日用品売り場、5階には中華レストランが入り、総合スーパーとして機能しています。門前仲町駅に直結、営業時間は23時までなので、仕事帰りの方でも買い物がしやすいのが人気の理由の一つです。

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一方、オオゼキは駅から徒歩3分ほど歩いたところにあります。
こちらは2015年にオープンしたばかりで、店内は新しく清潔感にあふれます。赤札堂と比較すると、こちらは食品がメインでその他の日用品は少ないですが、鮮魚の品揃えはオオゼキの方が多いです。

ドラッグストアについては、駅直結の「くすりの福太郎」(近くにもう1店舗あり!)、斜向かいには「ココカラファイン」があります。

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また、駅から徒歩10分ほど深川一丁目方面へ歩くと、ホームセンターの「コーナン 江東深川店(下の写真3枚目)」があり、日用品やペット・園芸用品、DIY対応の工具まで揃えることができます。こうして見ると、生活必需品の購入は門前仲町で不自由しません。

呑んべえも食いしん坊も嬉しい!和洋中オールラウンドで楽しめる

門前仲町の住みやすさと子育て環境

門前仲町は酒場が多い街としても有名です。
駅周辺はチェーン店から、地元の常連で知る人ぞ知る隠れ家的なお店まで、多様な店が軒を連ねます。ジャンルは和洋中はもちろん、エスニック系、日本国内の珍しい郷土料理、行列が絶えないラーメンなど。酒好きに限らず、美食の数々に酔いしれることができるのが魅力です。

酒場でなくても一人で夕飯がてら入れるお店や、複数人で楽しめるお店など選択肢が多く、仕事帰りの勤め人にやさしい街とも言えます。休日のランチタイムは、深川不動堂の参道沿いの飲食店は観光客で混み合います。地元の住民は少し距離を置いたお店で外食する方が多いそうです。

また全体的に狭いお店が多い門前仲町ですが、駅から徒歩2分のイタリアン酒場「モンナカーノ」、徒歩5分の中華料理店「深川永福餃子」など、おむつ交換スペースあり、離乳食持ち込みにベビーカー入店OKという、ファミリー層もくつろげるお店もそろっています。

川沿いが魅せる季節の美しさ

門前仲町の住みやすさと子育て環境 門前仲町の住みやすさと子育て環境

江東区は「水辺のまち」と言われますが、この門前仲町も川沿いの景観の美しさで知られています。
駅の南を流れる大横川では、川の両岸数百メートルにわたり桜並木がつづき、毎年春には花見客で大賑いを見せます。秋には紅葉が美しく、川沿いならではの季節の移ろいを楽しむことができます。

子どもの外遊び環境は抜群!しかし保育園探しは熾烈な争い

門前仲町の住みやすさと子育て環境

門前仲町駅周辺はベビーカー連れ向けの飲食店が少ないのが難点であります。
しかし「子どもの遊び場」に関して着目すると、公園の充実度は高いと言えます。休日には深川不動堂の隣の深川公園やオオゼキ近くの牡丹町公園で、いずれも広い敷地内で子どもたちが思いっきり体を動かして遊んでいるのが見られます。

特に牡丹町公園そばには古石場川親水公園やじゃぶじゃぶ池など、川沿いの地形を生かした遊び場が見られ、夏には多くの家族連れが水遊びを楽しんでいます。

門前仲町の住みやすさと子育て環境

次に、子育てをする上で触れるべきは保育園の待機児童についての話題です。
東京都福祉保健局が発表した、2017年4月1日付けでの東京都の待機児童数ワーストランキング によると、江東区は9位にランクインしています。近年は区内への若いファミリー層の流入が著しく、マンションの建設ラッシュも続いており、子育て世帯の増加に保育園の増設が追いつかない状況となっているのです。

筆者も現在江東区内で暮らす一児の母ですが、2016年度の認可保育園申し込みは全滅で、2017年現在も待機状態です。江東区での子育て、そして子どもの保育園入園を強く希望されるのであれば、妊娠がわかった時点で認可外保育園も含めて情報収集をすべきです(筆者の自省も込めて伝えます)。

また、江東区役所の保育課で伺ったところ、幼稚園は比較的入りやすいとのことです。もし保育園に入れないという選択をした場合についても、多角的に想定しておいたほうが良いでしょう。

江戸の伝統や下町情緒を受け継ぎながらも、次世代を育むファミリー層にも人気の門前仲町。古き良き文化と若い世代のエネルギーが融合し、今後ますます活気あふれる粋な街としての発展が期待されます。

ライター/オウチーノ 編集部
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