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ゴミ収集車の音楽は地方文化?

  • 2023年04月05日更新

こんにちは、くふうLive!の雑学担当です。

毎週決まった曜日に回収に来てくれるゴミ収集車。皆さんの町では何の曲が流れていますか?これを読んでる方の中には「え?曲?」と思った方もいると思います。実はゴミ収集車の音楽は、全国共通ではなかったのです。

ゴミ屋さんの音楽は一部地域限定?

他府県の友人が私の家に遊びに来たときのことです。ゴミ収集車の音楽を聞いて「この音なに?」と聞かれ何気なく「ゴミ収集だよ」と答えると「え!?ゴミ収集車って音楽流すの?!」と言われ、その時初めて“全国共通じゃない”事を知りました。

私の町では一般ごみの回収車は「赤とんぼ」が流れていますが、調べてみると赤とんぼ以外にも「草競馬」や「乙女の祈り」、「エリーゼのために」など選曲はさまざま。同じ都道府県内でも、起用している曲が違うことが分かりました。

「赤とんぼ」を含め今あげた曲を起用している地域は日本各地にある為、引っ越しをしても同じ曲が流れている事もあり、その曲が共通の音楽と思われてしまうようです。最近では「音がうるさい」などのクレームから音楽を流すことをやめたり、昔から渋滞の少ない夜にゴミ回収が行われる町もあります。

そのような理由から、友人が住んでいる町のように音楽が流れない地域もあります。

中には様々な由来を持つ音楽も

ゴミ収集車の音楽には、市のイメージソングや町の名前が出てくる曲を起用している地域もあります。神奈川県横浜市では平成15年の秋から「いいね!横浜G30」が採用されています。

ちなみに歌詞は一般公募で、応募数286点の中から「詞の区切りが良い」などの理由でクレイジーケンバンドのボーカル、横山剣さんが選考されました。

「何故クレイジーケンバンドのボーカルが?」と思うかもしれませんが横山剣さんは横浜出身。その為とも言えるでしょう。

その他の地域で言うと、大阪府東大阪市のゴミ収集車もそのひとつ。平成18年2月より市のイメージソングが起用されています。なんと東大阪市のイメージソングは音楽プロデューサー、つんく♂さんが作曲だというから驚きです。もちろんつんく♂さんも東大阪市出身。やはり、作曲や歌詞の選考にはその町に由来のあるアーティストが関わることが多いようです。

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ヨムーノ 編集部

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