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夫婦円満の秘訣は「旦那が一歩下がって妻をたてる」!?「愛妻家・恐妻家」に関する実態調査

  • 2021年03月22日更新

日本では、妻を愛してやまない旦那を「愛妻家」、妻に頭の上がらない旦那を「恐妻家」と言います。相反する「旦那像」である「愛妻家」と「恐妻家」ですが、実際のところ「愛妻家」・「恐妻家」たちは、日本社会にどれだけ存在しているのでしょうか。
今回、オウチーノ総研(株式会社オウチーノ/本社:東京都港区/代表:井端純一)は、20歳~59歳の既婚男女1,105名に「『愛妻家・恐妻家』に関するアンケート調査」を行いました。その結果、既婚男性の32.6%は「自分は愛妻家」だと回答しました。「自分は恐妻家」と回答したのは13.0%でした。

既婚男性の約3人に1人は「自分は愛妻家」と回答

既婚男性の約3人に1人は「自分は愛妻家」と回答最初に、既婚男性に「あなたは愛妻家ですか?」と質問をしたところ、「自分は愛妻家だと思う」と回答したのは32.6%でした。日本人の既婚男性の約3人に1人は「愛妻家」ということになります。年代別に見ると、20代が36.9%、30代が27.9%、40代が29.7%、50代が39.6%でした。50代の愛妻家率が最も高く、約4割にのぼり、30代が最も低い結果となりました。
自分が「愛妻家」だと思う理由として最も多かったのは、「妻を大切にしているから」(11.1%)という回答。次に「妻を愛しているから」(10.0%)、「妻のことを何かと気遣っているから」(6.1%)などが続きました。他には、「夫婦仲が良いから」(5.6%)、「家事をよく手伝うから」(2.8%)、「妻・家族との時間を大切にするから」(2.8%)なども挙がりました。
今回は、既婚女性にも「あなたの旦那様は愛妻家だと思いますか?」という質問をしましたが、「旦那は愛妻家だと思う」と回答したのは全体で40.7%でした。年代別に見ると、20代が38.7%、30代が44.8%、40代が40.9%、50代が36.9%となりました。こちらは既婚男性の傾向と真逆で、妻から見ると、30代の愛妻家率が最も高く、50代が最も低い結果となりました。
旦那が「愛妻家」だと思う理由として最も多かったのは、「優しいから」(29.3%)という回答。次に「家事・育児に協力的だから」(11.1%)、「愛されていると感じるから」(7.6%)が続きました。他にも、「私の意見を尊重してくれるから」(6.7%)、「誕生日や記念日にプレゼントをくれるから」(4.9%)、「大切にしてくれるから」(4.4%)、「いつも一緒にいるから」(3.6%)といった意見が挙がりました。
女性にとっては、愛妻家の男性たちが言うような心配りや気持ち、言葉だけでなく、家事・育児への協力や、大切な日のプレゼントも大切な愛情表現の一つのようです。

「自分は恐妻家」と回答したのは13.0%

「自分は恐妻家」と回答したのは13.0%次に、既婚男性に「あなたは恐妻家ですか?」と質問したところ、「恐妻家だと思う」と回答したのは13.0%でした。年代別に見ると、20代が10.8%、30代が13.9%、40代が16.4%、50代が9.0%でした。
自分が「恐妻家」だと思う理由を聞くと、突出して多かったのが「妻が怒ってばかりで怖いから」(26.4%)。他には「妻には逆らえないから」(5.6%)、「怒らせると手がつけられないから」(4.2%)などが挙がりました。
こちらも既婚女性に「あなたの旦那様は恐妻家だと思いますか?」という質問をしましたが、「旦那は恐妻家だと思う」と回答したのは全体でわずか4.5%でした。年代別に見ると、20代が3.6%、30代が4.2%、40代が5.4%、50代が4.5%でした。
旦那が「恐妻家」だと思う理由は、「私に逆らわないから」(32.0%)が最も多く、「私に怯えているから」、「私の反応を伺っているから」(ともに8.0%)などが続きました。

愛妻家・恐妻家エピソード

今回の調査で、「自分は愛妻家だと思う」、「自分は恐妻家だと思う」と回答した男性たちは、どのような夫婦生活を送っているのでしょうか。「愛妻家エピソード」、「恐妻家エピソード」を挙げてもらいました。

愛妻家エピソード
・妻が飲み会に行くと言うとソワソワする。(22歳)
・毎日、「アイラブユー」と伝えている。(28歳)
・毎月7のつく日は記念日としてケーキを食べている。7年間ずっと。(29歳)
・妻が喜ぶ顔が見たいので、料理を始めた。(29歳)
・常に感謝の言葉を伝えている。(44歳)
・結婚して13年間、1度も喧嘩をしたことがない。(57歳)

恐妻家エピソード・電車で寝てしまい、高尾で終電をなくした妻から電話があり、迎えに来ないと今後飯を作らないと言われ、仕方なしに千葉から2時間かけて迎えに行った。(29歳)
・妻が家計を完全に支配しようとしていて、時々、民主党の蓮舫議員に見える。(36歳)
・職場で妻のことを「赤鬼」と言っているが、実際に会ったことがある人は、「確かに鬼嫁だ」と納得する。(39歳)
・子供と2人で妻の顔色を伺って生きている。(39歳)
・ボーナスが上がったのにお小遣いは減額。理由は「貰いすぎ」。(44歳)
・私が歯医者で義歯を入れたら、60万円かかった。妻はその事を知ると、歯科医の先生の自宅まで行って値切り倒し、30万で済むことになった。我が妻ながら恐ろしい。(56歳)

愛妻家・恐妻家に聞く!上手く夫婦生活を続ける秘訣は?

愛妻家・恐妻家に聞く!上手く夫婦生活を続ける秘訣は?次に、「愛妻家」の既婚男性と「恐妻家」の既婚男性に、上手く夫婦生活を続ける秘訣を聞きました。「愛妻家」の既婚男性から最も多く挙がった回答は、「相手を思いやること」(13.3%)でした。続いて「自分が我慢すること」(9.4%)、「自分が折れること」(8.9%)、「相手を尊重すること」(8.3%)、「話し合うこと」(7.8%)が挙がりました。一方、「恐妻家」の既婚男性からは、「自分が我慢すること」(20.8%)という回答が最も多く、「自分が折れること」(16.7%)、「相手を尊重すること」(9.7%)、「干渉しないこと」(8.3%)、「相手を思いやること」(5.6%)が続きました。
「愛妻家」が回答した「上手く夫婦生活を続ける秘訣」の第1位は、「思いやり」。旦那が妻への心配りを忘れないこと、また、お互いが相手への心配りを忘れないことが、夫婦円満の秘訣であり、旦那が愛妻家で居続けられる理由なのでしょう。
一方、「愛妻家」「恐妻家」ともにトップ3にランクインしたのが、「自分が我慢すること」と「自分が折れること」。「相手を尊重すること」も上位にランクインしています。「愛妻家」であろうと、「恐妻家」であろうと、旦那が一歩引いて妻の言うことを聞くことが大切なことに、変わりはないようです。一昔前の夫婦像というと、「一歩下がって旦那をたてる妻」が理想でしたが、今や「一歩下がって妻をたてる旦那」でいることが夫婦円満の秘訣と言えそうです。

※調査概要
有効回答 20歳~59歳の既婚男女1,105名(男性552名、女性553名)
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2013年10月15日(金)~10月17日(日)

この記事を書いた人
オウチーノ総研 清水

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