高級住宅地に農園?
新鮮野菜が採れる農園付きシェアハウス
都心でナスやキュウリを収穫――。都内有数の高級住宅地に農園付きシェアハウス「元麻布農園レジデンス」が誕生。都会にいながらおいしい野菜がすぐに手に入るロハスな暮らしをしたい方は注目です。

シェアハウス
新しい都心の暮らし方を実現
港区元麻布といえば、古くから東京有数の高級住宅地。そして、山手線の真ん中でありながら、落ち着いた大人の暮らしがある街です。そんな元麻布に、野菜づくりが楽しめる農園付きシェアハウス「元麻布農園レジデンス」が昨年7月オープンしました。朝起きると目の前に農園が広がり、毎朝水をやって成長を見守りながら育てた有機野菜は、住人みんなで食べることができます。シェアハウスを運営・管理する(株)スローライフの三徳かおりさんによれば、茄子や大葉、ピーマンなどを常時20種類ほど作っており、新潟から定期的に訪れる農家の方から農業のノウハウを教えてもらうのだそうです。また、毎週土曜日は農家の方が、旬の野菜や果物、ジュースなどを並べてマルシェ(市場)を開くなど、都心と地方が交流するきっかけの場所になっています。他にも農園を活かして様々なイベントを展開し、地域交流の拠点となっているのが、この元麻布農園の大きな特徴です。例えば、子供たちが野菜づくりを体験できる『キッズ土育』は若いお母さんたちの間で好評です。
憧れの元麻布でも
シェアハウスなら住める
元麻布農園の住居部分である白い大きな建物は、以前は外国人向け住宅で、4世帯が住んでいたそうです。それ故、内部は4棟に分かれ、天井が高いゆったりとした造りになっています。シェアハウスには現在、管理人兼務の三徳さんを含め、15人が住んでいます。昨年10月に入居した最年長のA さん(男性・50歳)はこう話します。「必ずしもシェアハウスを探していたわけではないですが、オフィスから近くて便利なのと、元麻布で農園付きというのは話のつかみとしてはインパクト十分ですね(笑)。他のシェアハウスは20代中心なのに対し、ここは世代がバラバラですが、コミュニケーションがうまくとれているので、住人構成がうまくいっていると思います。年齢的に私はキッチンのチーフみたいになってしまいました」。テレビの情報番組で知り、ネットで探して入居したという薬剤師のBさん(女性・20代)は新鮮な野菜に満足な様子。「畑仕事をしたいというよりは、食べるのが好きで(笑)。麻布界隈に住んでみたいと思っていましたが、それもシェアハウスだからこそ可能でした。建物の周りが樹木で覆われているので、都心なのに朝は鳥のさえずりで目が覚めるんです。悩みは、窓を開けておくと蚊や小さな虫が部屋に入ってくることくらいですね」。自然とのふれあい、人とのつながりもあり、元麻布農園ではまったく新しい都心の暮らし方が実現できるようです。



元麻布農園レジデンスの物件情報
所在地 | 東京都港区元麻布1-4-4 |
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交通 | 「麻布十番駅」徒歩8分など |
家賃 | 99,000円~142,000円 |
管理費 | 12,000円 |
階数 | 2階建 |
部屋数 | 17戸 |
築年数 | 33年 |
周辺施設 | 麻布十番商店街 徒歩6分・六本木ヒルズ 徒歩8分 |
詳細情報 | 元麻布農園レジデンス |
上記の記事は、2012年8月27日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。
キャリーのひとことレポート
農園付きのシェアハウスって素敵!私も元麻布農園で、みんなと野菜を作ったり、料理したりしてみたいな。