
雲南風味キッチンきらら

住居の一階に8坪の小さなお店をつくりました。漆喰とムク材で作った家庭的な雰囲気
- 依頼者の要望
- 長年の夢だった地域に根差した地消地産の素材を使った家庭的なお店にしたい。
雲南省という地名は日本では知る人も少ないので、祖国の家庭料理を頂きながら文化の交流ができると嬉しい。一人でも入りやすく、いつでもここに集えば楽しい時間が保てるようなそんな家庭的なお店にしてほしい。
お客様の笑顔が見えるようにオープンキッチンが希望。
- 建築家のコメント
- 中国雲南省で生まれ育ったオーナーが、雲南省の家庭料理を提供する小さなお店です。
地元農家さんとの契約で直接仕入れたお野菜などをメインに地産・地消を目指します。
地元の方々が集えるような安らげる場所・自然素材で体や心に優しい場所・中華料理店でありながらヨーロッパの小さなカフェのようにバックパーカーも気軽に立ち寄れる場所というのがコンセプト。
アジアのようなヨーロッパのような・・・
求めたのは、北欧スタイルのような機能美。
店舗併用住宅の店舗部分のファサード・内装ともに改修。全て漆喰・無垢材を使用しました。アイアン、ハンガー、扉ハンドル、カウンター、テーブルに至るまで全て手づくりです。
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この建築作品の基本データ
箇所情報 | スケルトンリフォーム・リノベーション | 工事の種類 | リフォーム・リノベーション・増改築 |
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建物の種類 | 一戸建て | 構造 | S造(鉄骨造) |
施工面積 | 27.0m2 | 総工費(目安)※ | 600万円 |
築年数 | 4年 | ロケーション | 都市部 |
施工前の間取り | 施工後の間取り | ||
![]() 1階を店舗にする計画変更を行った為、ボードを剥がしたところ。 |
![]() 同じ方向を見る。8坪の中でキッチン・客席・洗面室・便所・事務所スペースを作った。 |
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設計・デザインのポイント | 住居部分の申請が降りた直後の計画変更で、1階に店舗をつくることになりました。 家全体はごく普通のものになっていますが、店舗部分は小さいながらも広く見えるよう、天井までの壁を立ち上げない位置で計画するなどの工夫をしています。家庭的な雰囲気を出すように店づくりとしてではなく、住まいの一部として考えた。 椅子やテーブルは地域柄お年寄りが多いこともあり、お施主様ともご相談させて頂いて高さを調節しています。 |
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所在地 | 埼玉県 さいたま市北区 | 沿線 | JR川越線 |
工期 | 設計:1ヶ月間 施工:3ヶ月間 | 竣工 | 2010年 04月 |
メディア掲載 | - |
※この作品事例の登録日は、2014年10月10日です。
※総工費は設計監理料と土地代を除いた総工費の目安金額となります。
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埼玉県さいたま市見沼区大字中川455-2
五感を大切にした人と環境に優しい建築を心がけています。
私の建築に対する思いは「多くの人が幸せに、集い、自然と共存できる空間を造ること」です。
その空間に応じた器や家具、日用品に至るまで新しい...続きを読む
この作品事例を見たユーザーからの評価
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(3.1点/5点) 評価者19人
- コストに納得
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(2.7点/5点) 評価者19人
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