小林 輝子
建築家・小林 輝子 さんの作品

古民家再生「光と風が透る住まい」

漆喰と下見板

漆喰と下見板

依頼者の要望
築96年の古民家で目に見えて老朽化がわかる様になり、建て替えのほうが良いかとの不安を感じます。祖父母が遺した家なので愛着があり、手放しがたいです。無垢の質感も好きで落ち着くので、できるだけ再生の方向で考えて欲しいです。
現在、冬場はとても寒くダウンジャケットを着用して過ごして居ます。夏場は蒸し暑く、いつもの居場所は増築したダイニングキッチン。掃除し易く、料理が楽しめるような住まいになればいいな、と思って居ます。
できるだけ外観は当時の面影を残して欲しいのですが、今の生活に合わせた暮らしができるような住まいが希望です。西洋のビンテージ家具をコレクションしているので飾れるスペースがあると嬉しいです。
建築家のコメント
200年以上前の古材が構造体にも使われているので傷んだものは取替え、補修することで再生可能だという判断をしました。1年中を北側の部屋で過ごされて居て使われて居ない部屋もあり、無駄なく暮らせるように間取りの変更を行いました。
それに伴い、構造検証をしました。
断熱性能を上げ、省エネを考えました。なるべく設備に頼らない生活をということで、風の通りを考え、日が届かない部分には天窓を設けました。
お料理が好きな奧様の為、中央に家事動線を配置し、家族やお友達と楽しめるようなキッチンにしました。持ち家具の位置を考え、漆喰の色も家具にあわせて決めています。素材の質感が楽しめる住まいになりました。

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この建築作品の基本データ

箇所情報 - 工事の種類 リフォーム・リノベーション・増改築
建物の種類 一戸建て 構造 木造軸組み工法
施工面積 248.5m2 総工費(目安)※ 4300万円
築年数 50年以上 ロケーション 住宅密集地
施工前の間取り 5LDK 施工後の間取り 8LDK
設計・デザインのポイント 7代目ご主人のお話しをお聞きながら、家の成り立ちを基に再生を行いました。構造体の補強や補修を最優先に考え、96年もの間触れられていなかった傾いた柱・梁の躯体補正や根継をし、土壁の補修を行いました。
家事動線を考えた間取りの変更・風の通りを阻害していた部分の減築し、風の通りを考えました。光が届かない部分は光井戸を設けることで補って居ます。
木の温もりを感じながら、光と風が透る住まいになりました。
所在地 埼玉県 志木市 沿線 東武東上線
工期 設計:1年間  施工:1年間 竣工 2015年 07月
メディア掲載 -

※この作品事例の登録日は、2017年01月27日です。
※総工費は設計監理料と土地代を除いた総工費の目安金額となります。

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小林 輝子

小林 輝子 アトリエきらら一級建築士事務所

埼玉県さいたま市見沼区大字中川455-2

五感を大切にした人と環境に優しい建築を心がけています。 私の建築に対する思いは「多くの人が幸せに、集い、自然と共存できる空間を造ること」です。 その空間に応じた器や家具、日用品に至るまで新しい...続きを読む

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