小林 輝子
建築家・小林 輝子 さんの作品

小さくても使えるキッチン

小さなダイニングキッチン

小さなダイニングキッチン

依頼者の要望
子育て時期も過ぎて老後の生活を楽しむ時期に入っているので、大きなキッチンは必要ないが、家族やお友達と会話しながら料理ができるキッチンが希望。
閉鎖的で薄暗さと寒さに耐えられず、今までは食事を作るだけで居間で食べていました。
新築の時には叶えられなかった対面キッチンにしてほしい。
建築家のコメント
北側に面したキッチンで冬場は寒く薄暗く、手の届かなくなった収納棚などで狭さを感じるキッチンでした。平面だけでなく、立体的に目に見える部分のものを整理することで、開放感を視覚的に与える効果を狙いました。
間口が狭い家事スペースを動きやすくする為に、置き家具の配置も一緒に考えました。
キッチン、食卓合わせて9帖にも満たないスペースを対面キッチンにしたことで、視線は隣接するリビングや坪庭にも向けられることが出来るように。孤独感を感じずに料理が楽しめるようにしました。既存のラワンの色合いに合わせて額縁や枠、窓、キッチンセットはウォールナットで作りました。床材は足触りのことも考えて無垢の木曽檜を使用しています。

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この建築作品の基本データ

箇所情報 キッチン  工事の種類 リフォーム・リノベーション・増改築
建物の種類 一戸建て 構造 木造軸組み工法
施工面積 14.8m2 総工費(目安)※ 228万円
築年数 42年 ロケーション 住宅密集地
施工前の間取り その他 施工後の間取り その他

設計・デザインのポイント 耐力壁が干渉して抜くことの出来ない壁に囲われたスペースの中で必要な家事動線の確保と使い勝手を考えました。
20年前に一度リフォーム済みでしたが、歳を取り、届かなくなって物置化した吊り戸棚、手が届かない窓、使われなくなった扉などがあり、それら全てを整理しました。
普段使わないものは奥にまとめ、食卓側にL型にオープンにキッチンセットを家具工事で造作しました。
所在地 埼玉県 沿線 -
工期 設計:30日間  施工:20日間 竣工 2016年 03月
メディア掲載 -

※この作品事例の登録日は、2016年05月20日です。
※総工費は設計監理料と土地代を除いた総工費の目安金額となります。

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小林 輝子

小林 輝子 アトリエきらら一級建築士事務所

埼玉県さいたま市見沼区大字中川455-2

五感を大切にした人と環境に優しい建築を心がけています。 私の建築に対する思いは「多くの人が幸せに、集い、自然と共存できる空間を造ること」です。 その空間に応じた器や家具、日用品に至るまで新しい...続きを読む

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