この作品を手がけた建築家 眞野 サトル(一級建築士事務所ARCHIXXX眞野サトル建築デザイン室) 大阪府大阪市北区南森町2-4-34 住まいは、Safety(安全)and functional(機能性)and moreを心がけて取組んでいます。大きさや形で家の価値が決まるわけではありません。非日常ではなく、新しい日常を。かつ普遍的に住まえる事が一番だと思います。 依頼主の要望 ・リフォームの動機はご実家の同居が子供の成長とともに手狭になったため。・元々あった機織り機械を吊る鉄骨の架台をそのまま残して欲しい。・対面する実家との目線を程よく遮って欲しい。 建築家のコメント 当初はご実家のリフォームを依頼されたが多くの要望を満足するには向かい合わせに建つ空き家となっていたトラスで柱間を飛ばした平屋のこの建物が適任で薦めました。向い合う母屋との気遣いを無くすため外壁の外にダブルスキンとなる市松に開口のパネルを設置。これでカーテンが無くても室内からお互い気にならなくなり、更に地域柄の強風雪も和らげる事ができるようになりました。機織りの鉄骨架台も塗装して新しい住まいになじむようにしています。 工事の種類 リフォーム・リノベーション・増改築 建物の種類 一戸建て 総工費(目安) 1200万円 所在地 京都府 京丹後市 外観(改修後) LDK リビング エントランスより スタディコーナー リビング(ロフトより) 設計・デザインのポイント 積雪地域だがローコストであったのでセメント瓦を金属板拭きにして軽量化し筋交い補強して耐震性を向上しました。湿度が高い地域なので既存の土壁を残し調湿性を活しながら新しい仕上げを2mの高さまで加えていきました。温熱環境的にはポリカの軽い建具で季節ごとに可変的に間仕切れるようにして床土間コンクリートに蓄熱ヒーターで保熱した暖気を有効に利用できるようにしました。 構造 木造軸組み工法 施工面積 120.0m2 築年数 40年 ロケーション 郊外 施工前の間取り 1DK 施工後の間取り 2LDK 沿線 北近畿タンゴ鉄道宮津線 工期 設計:7ヶ月間 施工:4ヶ月間 メディア掲載 毎日放送 住人十色2010年10月放映 この建築家のプロフィールを見るこの建築家の作品一覧を見る この建築家にプラン相談