建築家 オウチーノ

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ビラ徳丸417

住居間の独立を強調した集合住宅

この作品を手がけた建築家

中村弘道
((株)中村弘道・都市建築計画設計研究所)
【中村弘道】
東京都世田谷区上祖師谷2-28-15-228
クライアントと設計者の信頼関係を深くしてゆくために、こまめな情報交換は欠かさず、クライアントのセンスに寄り添った最大の努力をいつも心がけています。 クライアントのイメージを引き出し、漠然とした要望などを模型や図面に具体的にいくつか表現し、整理してゆきながら、クライアントの気付かない発想や解決を...
依頼主の要望 即日完売のデザイン。コストを抑えること。
建築家のコメント 険しい容積の基準を可能な限り獲得し有効比を上げ、一般的な片廊下を避けながら独立性の強い配置になっている。エントランスから各住戸にアクセスする過程に視覚的な変化をもたらせ、飽きない住空間を誘発させる工夫を凝らした設計となっており、この点は現在にも新鮮な印象を与えている。
工事の種類 その他
建物の種類 集合住宅(収益マンション・アパート等)
総工費(目安) 53000万円
所在地 東京都 板橋区
設計・デザインのポイント 敷地の法的制約の中で、各住戸は2戸で1セットの3グループで構成され、住戸間に隙間が設けられ、隙間には天空浮こうがシャワーのように注ぎ、各階の通路は建物から外れた位置を各階ずらしながら走る。その結果、通路を通ると上下階で視線が交錯し、お互いの顔を合わせる機会を増大させ、相互の住戸間の心理的な共同意識を高めることを狙った計画となっている。
構造 RC造(鉄筋コンクリート造)
施工面積 -
築年数 -
ロケーション 郊外
沿線 東武東上線
工期 設計:8ヶ月間  施工:13ヶ月間
メディア掲載 建築資料研究社アーバンスモールハウジング68号