この作品を手がけた建築家 山本浩三(PANDA:株式会社 山本浩三建築設計事務所) 東京都世田谷区大原1-16-16シルクロードビル207 住宅を建てる時には必ず「要求」の前に「問題」があります。ご予算、敷地、家族、親戚、近隣の事など。これらの「問題」の解決策と「要求」とを住宅という一つの形としてまとめ、つくり上げていくのが、住宅のデザインであり、私たち建築家の仕事であると考えています。「問題」の中で大半を占めるのはやはりご予算で... 依頼主の要望 リビングは吹き抜けで大きめのバルコニーで開放的に。収納を充実させたい。 建築家のコメント 敷地の南側には古いアパートがあったため、南側には採光のための窓は設けず、北、東の道路側からの採光計画としました。角地緩和、準耐火建築物緩和の二つ緩和が加わり、建ペイ率は最大で80%となるため、1階を敷地いっぱいに広げ、2階にルーフテラスを設けました。このテラスは北東側に位置しており南側ではありません。しかし、高い壁で覆うことにより、プライバシーを配慮しながらも、上部からの自然光を反射させ、内部に採光をもたらす機能を兼ね備えています。採光は直射日光以外は南側ではなくても、方角は関係なく、開かれた道路側から充分に得られます。 工事の種類 注文住宅 建物の種類 一戸建て 総工費(目安) - 所在地 東京都 目黒区 設計・デザインのポイント 第一種低層住居専用地域に建つルーフテラスのある3階建て住宅です。この用途地域には主に建ぺい率50%、容積率100%の2階建てを限度としている地域ですが、先の各割合が60%、150%で3階建てでも可能な地域もあります。この住宅は後者の地域であり、さらに斜線の影響が少ない北側道路に面し、さらに角地という好条件が加わり、敷地を最大限に住空間として置き換えられる敷地条件でした。 構造 木造軸組み工法 施工面積 - 築年数 - ロケーション 都市部 沿線 - 工期 - メディア掲載 - この建築家のプロフィールを見るこの建築家の作品一覧を見る この建築家にプラン相談