この作品を手がけた建築家 荒木毅(荒木毅建築事務所) 東京都杉並区阿佐谷南1-16-9 坂井ビル4階 建て主とのコミュニケーションを大切にして打合せを進め、敷地の条件を活かした提案を致します。 素材・構造を整理し、自然光の採入れを勘案して、簡素で充実した内部空間を設計して参ります。 力を抜いて自然体で住むことのできる安心できる空間が好きです。 平成2年より事務所を始め、じっくりと丁寧に数十棟の... 依頼主の要望 周囲を建物で囲まれているので1階まで日差しの入る工夫をしてほしい。二世帯住宅なので両親の暮らしやすい空間としてほしい。子世帯は将来の生活の変化に対応できる空間としたい。 建築家のコメント 各世帯の南側に作られた外部デッキは、それぞれの住宅の外庭として、植栽が施され、また寛げるだけの十分の広さを確保されました。南側の窓はデッキに面して大きく取りましたが上部には深い庇を設け、夏冬の日差しを制御しています。子世帯の吹抜け上部にハイサイドライトを設けて光の採り入れに工夫を凝らしました。このメゾネットの空間は、低い部分と吹抜けの部分の両方の天井高を上野の西洋美術館とほぼ同じ寸法にしてあります。 工事の種類 注文住宅 建物の種類 ビル一棟 総工費(目安) 8000万円 所在地 東京都 府中市 広いデッキは都市型住居の庭で... 2階の親世帯のLD。日差しが... 親世帯の和室は居間とあいまい... 3階子世帯のダイニングの白い... 広い外部デッキには植栽が置か... 水回りも広めに取り、白で統一... メゾネットの空間は吹抜け上部... 居間の夕景。ガラス部分が浴室... 吹抜けハイサイドライトより南... 道路側外観;階段ホールの明かり。 設計・デザインのポイント 事務所併用、鉄骨造4階建ての二世帯住宅です。1階を事務所、2階を親世帯、3~4階を吹抜けのあるメゾネットの子世帯としました。家族間のプライバシーを確保しつつも、南側に雛壇状に作られた広い外部デッキを介してゆるくつながっています。また階段ホールの土間が各世帯の玄関とつながり、玄関は居間と曖昧につながっているので各世帯の隔絶感がありません。 構造 S造(鉄骨造) 施工面積 - 築年数 - ロケーション 都市部 沿線 - 工期 - メディア掲載 Memo2008年5月号 この建築家のプロフィールを見るこの建築家の作品一覧を見る この建築家にプラン相談