相続した不動産は放置しないで売却がオススメ!

親や祖父母からマンションや一戸建て、土地などの不動産を相続したものの、「使い道が分からない」「どうやって管理すればよいか分からない」「遠方にあるので管理が面倒だ」といった理由から放置している方はいませんか?相続した場合に限らず、所有している不動産を放置するとさまざまなデメリットが生じます。今後も使う予定がなく放置してしまうくらいなら、価値が下がる前に思い切って売却してしまうのがオススメです。ここでは、相続した不動産を放置することで起こるデメリット、そして相続した不動産を売却する際の注意点を紹介します。

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相続した不動産を放置するとこんなデメリットが

マンションや一戸建て、土地といった不動産を相続などで取得した場合、その不動産を所有しているだけで、毎年「固定資産税」と呼ばれる税金が課されます。固定資産税の標準税率はその物件の評価額(固定資産税評価額)に対して1.4%となっていますので、例えば評価額が3,000万円だった場合、何もしていなくても年間で42万円の税金がかかる計算になります。
また近年では、都市部の住宅密集地などを中心に「空き家問題」が深刻化しています。放置された空き家が増えることで街の景観が悪化したり、不法投棄の温床になったり、また火災や震災時に大きな問題を引き起こす原因となったりしているのです。空き家問題の解決が叫ばれるなか、相続した不動産を放置してしまうと、近隣の住民に多大な迷惑が掛かることになります。
さらに、マンションや一戸建てなどの物件は、時間がたてばたつほど老朽化が進んでいくため、不動産としての価値はどんどん下がっていきます。「後で考えよう」と先延ばしにしていると、いざ売却を検討した段階では大幅に不動産の価値が下がってしまっていた、などという事態にも陥りかねません。
このように、不動産を放置することにはさまざまなデメリットがあります。相続したものの今後も使う予定がない不動産は、早々に売却を検討するのが得策と言えるでしょう。

相続した不動産を売却する時はこんなことに注意

では、相続した不動産を売却する場合、どのような点に注意すればよいのでしょうか。まず覚えておきたいのが、売却するためには「相続登記」が必要となる点です。相続登記とは、不動産の名義を元の所有者(被相続人)から相続人の名義に変更する手続きのことです。相続登記には期限がないためつい先延ばしにしてしまいがちですが、いざ不動産を売却しようと思ったときに売却できないことになるため、早いうちに対応をしておきましょう。
相続人が複数いる場合は、他の相続人が持ち分を勝手に登記して売却をしてしまったり、相続人の一人が亡くなるなどして新たに相続人が増えて、権利関係が複雑化してしまうことなど、思わぬトラブルが発生してしまうことがあります。相続後、対応を放置している期間が長引けば長引くほど、こうした問題が増えます。このことからも、すぐに売却を考えていない場合でも、相続登記は早めのタイミングで行う方がよいでしょう。
また、不動産を売却した代金を分割して相続する「換価分割」という方法もあります。この方法であれば、それぞれの相続人へ分配ができるのでトラブルの発生を防ぐことができます。「換価分割」を行う場合は、売却の手続きができる相続人が自分の名義に変更したうえで不動産の売却を進めます。事前に遺産分割協議によって、誰が売却を進めるのか、希望販売価格や売却までの期限、相続する代金の内訳などを決めておくとよりスムーズに進められるでしょう。
忘れてはいけない注意点として、不動産を売却したことで得た利益には、「譲渡所得税」と呼ばれる税金がかかることがあります。不動産を相続で取得した場合、この譲渡所得税が軽減される特例も用意されています。この特例を利用するには、相続の発生から3年以内に不動産を売却する必要がありますので、節税の観点からも早期の売却は有利と言えるでしょう。

不動産を放置していると、所有しているだけで固定資産税が課されるほか、空き家問題や不動産価値の低下、権利の複雑化などさまざまな問題を引き起こします。使う予定がない不動産は早期に売却するのがおすすめです。ただし、相続した不動産の売却にはさまざまな手続きが必要であり、段取りも多くなります。相続に慣れていない人にとっては大変な苦労を伴うことでしょう。早いタイミングで有利に売却するため、また家族間のトラブルを防ぐためにも、最終的には専門家である不動産会社や司法書士などに相談してみることをオススメします。

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