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不動産の売却時にかかる費用にはどんなものがありますか? |
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まずは仲介業者に払う売買手数料。これは物件価格の3%にプラス6万で計算した金額に消費税がかかります。細かいところで印紙代、ローンの決済をするならその手数料などで大体5万円ほどかかります。戸建てで測量をしていない場合は測量費用で、物件と計測内容にもよりますが、30万円~100万円くらいかかる場合もあります(山下さん) |
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売却したときの固定資産税はどうなりますか? |
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これは完全に日割りになります。売却した年の1月1日を起算日として引渡し期日までは売主、引渡し期日からは買い主で日割り計算をし、精算します。通常は売主が一年分を先払いしているので、契約時に固定資産税の日割り分を含めた金額を買い主が支払います(山下さん) |
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税金の優遇制度にはどんなものがありますか? |
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たとえば居住用財産を売却しても、3,000万円まで利益に対して税金はかかりません。3,000万円を越えて、さらに利益が出る場合は、物件の所有期間が5年以下か以上かで異なります。購入したその年の1月1日から売却した年の1月1日までで換算しますので、もしあと3ヶ月で5年というなら、そこまで待ってからのほうがいいでしょう。また損失が出る場合でも、所有期間が5年を超えているかいないかで、税の優遇制度の有無に関わってきますので、事前に確認が必要です(山下さん) |
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売却するとマイナスになってしまいます。どうしたらいいですか? |
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親御さんから生前贈与を受けるのが一番オススメですね。けれど、最初から家計を引き締めておくことも大切です。今の時代はなかなか利益を出すのは難しいもの。マイナスが出ることを考えた上で用意をしておくことが大切でしょう(山下さん) |
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ローンの残債がある場合でも、買い替えで再度ローンを組めますか? |
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可能です。ただし、残債がある場合はローン負担率が収入の25%~30%までとなります。最初のローンでしたら35%までです。ちょっと融資の審査が厳しくなりますね。年収によっても変わってきますが、返済能力があるかどうかの審査基準のハードルが高くなります(山下さん) |
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買い替え用のローンって、どんなものですか? |
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単純に売却して相続しきれなかったローンを次のローンにプラスするものです。ただし、単体のローンなら年収の35%までOKですが、以前のものが残っていると大体25%~30%くらいまでになります。年収とローンのバランスをあらかじめ考えておいてからローンを組みましょう(山下さん) |
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売却した場合、確定申告は必要ですか? |
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必要です。給与所得とは別の譲渡所得となります。譲渡所得は土地や建物を売った金額から取得費、譲渡費用を差し引いて計算します。譲渡費用とは仲介手数料、登記費用、測量費、売買契約書の印紙代、立ち退き料や取り壊し費用などになります。 |
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ある程度の年齢で買い替えた場合、その後の住宅ローンは何年くらい組めますか? |
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今は親子ローンやリレーローンなどもありますので、80歳未満でしたら可能です。ただし、銀行から融資を受ける場合は団体信用生命保険に加入する必要があるので、健康な体であることが重要です。自分の健康も資産の一部だと思ってきちんと管理しましょう。 |
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