住まいを選ぶにあたって大切なのが、いくらの物件なら購入可能か把握すること。とくに住宅ローンは長く付き合うものだけに、安易な借り入れは禁物だ。「例えば賃貸で暮らしているなら、“今の家賃+住宅購入のために貯めた資金”が無理なく払える額。毎年の固定資産税に加え、マンションは管理費や修繕積立金が必要なことも忘れずに」と山中さん。ローンの返済額は年収(税引前)の25%以下、できれば20%くらいに抑えるのが望ましい。
月々の返済額から見る借入額の割合
月々の返済額/金利 |
2.5% |
3.0% |
3.5% |
4.0% |
6万円 |
1,678万円 |
1,559万円 |
1,451万円 |
1,355万円 |
7万円 |
1,958万円 |
1,818万円 |
1,693万円 |
1,580万円 |
8万円 |
2,237万円 |
2,078万円 |
1,935万円 |
1,806万円 |
9万円 |
2,517万円 |
2,338万円 |
2,177万円 |
2,032万円 |
10万円 |
2,797万円 |
2,598万円 |
2,419万円 |
2,258万円 |
11万円 |
3,076万円 |
2,858万円 |
2,661万円 |
2,484万円 |
12万円 |
3,356万円 |
3,118万円 |
2,903万円 |
2,710万円 |
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ワンポイントアドバイス
- もともと融資上限を物件価格の80%とする機関が多かったこともあり、頭金は20%以上というのがセオリー。諸費用分を合わせて25~30%の自己資金があれば安心だろう。ただし低予算の中古物件なら100%ローンもアリだ。
先生!!教えて!!
- 基本的に新築と同じですが、フラット35では機構の技術基準適合が前提です。銀行によっては、担保評価を重視したり、構造により融資期間を制限したりすることにもご注意を。
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