農業と工業の共存を実現させた、安城市

安城市の成り立ちはとてもユニークです。日本でも指折りの先進農業地帯として、その歴史をスタートさせ、近年は機械工業を中心とした工業都市として大きく前進。また住宅地の開発にも着手するなど、近代的な都市づくりを目標とした市政を実施しています。エコ活動にも積極的な安城市の特徴について、ご紹介しましょう。

西三河地方に農業用、工業用の水を供給する目的で作られた「明治用水」は江戸時代に計画され、紆余曲折を経て1890年に完成しました。安城市はこの「明治用水」の最大の恩恵を受けた地域です。明治時代に大規模な開墾が始まり、農業地帯として注目されるようになります。時を同じくして東海道本線の「安城」駅が開業すると、近隣の村とのコミュニケーションが盛んに行われるようになり、1906年、周囲の村との合併により町制が施行。国の農業機関や農林学校などが移設されたことで、もともと盛んだった農業の近代化が進みます。1920年~1930年代にかけて国内でも類を見ないほどの最先端の農業地帯にまで成長すると、当時、農業先進国だったデンマークに例えられ「日本デンマーク」と呼ばれるようになりました。
現在でも市内の農業は盛んです。全国的に知られている特産品は「イチジク」で、県下最大の出荷量を誇っています。また広い範囲で「梨」の栽培も盛んに行われています。市内には矢作川やその支流など川が多く、水田が多く存在するのも特徴です。市役所の統計によると市内のほぼ半分が田畑などの農地として利用されています。
人口は約18万人、面積はおよそ86km²。JR東海の東海道本線の「安城」駅を中心に市街が広がっています。路線バスもありますが、市民の主な移動手段は自動車です。こういった背景から「電気自動車のカーシェアリング」など、エコ活動にも積極的です。

安城市は農業のみならず、工業都市としても成功しています。豊田市と隣接していることから自動車部品関連の企業や工場も多く、「中京工業地帯」を構成する都市の一つに数えられているほどです。電動工具メーカーである株式会社マキタや、自動車部品メーカーのアンデンの本社は安城市にあります。
このような企業の進出に伴い、住宅団地建設といった都市計画もすすめられています。
農・工・住のバランスがとれた街、それが安城市の特徴でもあり最大の魅力でもあるのです。

環境首都をめざす安城市の未来

ご紹介してきたように農業から始まり、工業都市としても大きな成功を収めた安城市が掲げる今後の目標は、豊かな自然とともに発展していく「環境首都」として、ステップアップすることです。その一環として「環境アドバイザー」の養成を計画しています。「環境アドバイザー」が中心となって、環境ボランティアグループの育成、小中学校における環境学習の実施など、市民と一体となった「環境首都」づくりを目指しているのです。また予想される人口増加に備えるため、市北部の住宅地化といった住環境の整備も市政の大きな課題です。さらに、今後を担う若い世代が住みやすい環境をつくるため、福祉にも力を入れています。

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