豊かな緑と近代化の両立を目指す街「千葉市緑区」

千葉市の南東部に位置し、6区のなかでは2番目に広い面積を有する緑区は、その名が示すとおり、緑豊かな自然に恵まれた地域です。多くの山林、田畑を保有し、酪農や養豚、野菜の栽培といった農業が盛んである一方、都心に程近いという立地条件も生かした近代的なニュータウンとしての魅力も併せ持っています。「豊かな自然と近代化の両立」を実現させた千葉市緑区の特徴や代表的なスポットなどをご紹介します。

千葉市緑区の人口は約125,000人、面積はおよそ66km²。東側は標高が高く、区東部の中心地である土気(とけ)周辺は標高100m前後。この地理的な特徴は気候に大きな影響を与えています。夏は熱帯夜になることが少ないものの、逆に冬の冷え込みは厳しく、土気周辺では積雪が10cmを超えることも珍しくありません。 区の東西をJR外房線が通っており、その沿線に市街地が形成されていますが、特に「鎌取」「誉田」「土気」の各駅周辺は、土地区画整理事業が行われ、現在も積極的な宅地化が進行中です。「土気」駅から程近い「あすみが丘ニュータウン」は大規模な住宅地、商業施設の集合体として知られています。ゆったりとした通りや歩行者専用の道路、250mごとに公園を設置するなどの特徴が認められ、国土交通省による「都市景観100選」にも選ばれるなど緑区を代表する「ニュータウン」のひとつです。「チバリーヒルズ」の愛称で一時期、話題となった高級住宅街「ワンハンドレッドヒルズ」も、この「あすみが丘ニュータウン」内にあります。 区内には豊かな自然を生かしたスポットが点在しています。その代表が「昭和の森」です。東京ドーム23個分という広大な広さを誇るこの自然公園は、一部が「県立九十九里自然公園」にも指定されており、展望台からは太平洋の水平線が一望できるという素晴らしいロケーションを有します。キャンプ場や宿泊施設も完備されているため、合宿やサークル活動での利用も盛んです。また「千葉国際クロスカントリー大会」の会場としてもよく知られています。 都心へのアクセスのしやすさを売りにした企業の誘致が盛んなことも、緑区の大きな特徴といえます。「土気緑の森工業団地」はその具体例です。敷地内に「千葉外房有料道路」のインターチェンジがあることを大きな特徴とするこの大規模な工業団地には、大手企業が多数進出しており、緑区の産業面の発展に大きく貢献しています。

緑区の将来像とその取組み

緑区はこれからの課題として「子育てのしやすい街づくり」を掲げています。子育て世代が参加することができる地域コミュニティづくりを推進するとともに、働きながら子育てができる環境の整備、例としては保育所の待機児童の解消などの問題に取り組んでいます。 また、交通問題への対応も検討中です。JR外房線を除くと区内の移動手段としては路線バスのみというのが現状です。乗り換えなどが必要な場合もあり、高齢者にとっては大きな負担となります。交通手段のさらなる見直しを図ることで、高齢者も気軽に移動することができる街づくりを目指しています。

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