新築を建てるときに事前チェック!家の中の配線事情

  • 2021年03月22日更新

マイホームの新築時に必ずチェックしてほしいこと。それは、配線。プラグを差し込むコンセントの数だけでなく、インターネットのLAN接続と電話線の引き込み口など、配線は後々の生活に大きく関わってきます。新築時に事前チェックして、入居後の生活を快適なものにするための配線ポイントをご紹介します。

配線は生活導線でもある

注文住宅で我が家を建てることになって、おおよその間取りが決まったら、照明プランや、配線、付属品の設置など、室内の細かいところを詰めていく段階に入ります。ここで特に注意したいのが、配線。すべての部屋に生活家電が必ずひとつは置かれている現代の生活において、プラグを差し込むコンセントの数と位置は、入居後の生活の快適さに影響を及ぼしかねません。また、現代は、インターネット接続を行う家庭が多いため、室内LANの環境も配線計画のひとつに入ります。配線は大半が、壁に埋め込む工事を伴うため、早い段階で位置と数、設置する種類を決めておく必要があります。キッチンのどこに冷蔵庫を置くか、2階の部屋でインターネットを使うか、リビングのどのあたりにTVを置くか…入居後の生活を、間取り図から想像して、配線を決定したら、早めに施工会社と設計者、電気工事担当者に伝えておきましょう。三者のどれが欠けても、配線は上手くいきません。冷蔵庫の電源をつなぐコンセントを、ガスコンロの横に設置するつもりでいたら、設計担当者に意図が伝わっておらず反対の壁にコンセントを付けられてしまったため、ドアを開けるとつっかえそうな狭い場所に冷蔵庫を置かなければならなくなった…という事態にもなりかねません。

快適に過ごすための配線のポイント

後々「この配線では足りない、使いにくくて不便」ということにならないために、たとえば、こんなところをチェックしてみて下さい。
◆種類:最近は、TVのアンテナ接続口と、インターネット用LAN接続口、電源がひとつにまとまった「マルチメディアコンセント」を、主にリビングに設置するのが一般的です。各部屋にこのマルチメディアコンセントをひとつ設置しておけば、TVの設置数を増やしたり、有線LANで接続する機器が増えたりしても、困ることはありません。
◆設置する位置:電源プラグを付けたり外したりする掃除機と、天井近くで常時つないだままのエアコンでは、電源をつなぎたい場所は全く異なります。たとえばリビングでは、エアコンを設置する位置を決めてから配線を行うと、無駄にコンセントを設置しなくて済みます。
◆高さ:床より10cmほど高い位置に取り付けられていることの多いコンセントですが、掃除機のように、頻繁に抜き差しする必要がある場合は、あまりに低い位置にあると、そのたびに腰をかがめる動作が必要になります。楽に抜き差しできる高さに設定しておくと便利です。
◆数:室内に無線LANを配してパソコンを使う場合は、パソコン本体の電源のほかに、無線LANルーターの電源を入れるコンセントも確保する必要があります。プリンターなど、パソコンに接続する機器があれば、それらの電源も確保しなければなりません。パソコンを使う(かもしれない)部屋には、プラグ差込口が4口あるマルチメディアコンセントを設置しておくと、「たこ足回線」を防ぐことが出来ます。
配線は、大規模リフォームをしない限り、後から変更することが難しい設備のひとつです。家の将来を考えつつ、無駄のないよう、不足のないよう、間取りと今後の生活を考えて、しっかりとチェックして下さい。

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