海辺の家のデメリット| おウチのことならオウチーノ

  • 2021年03月22日更新

打ち寄せるさざ波と潮の香り。青い海が見える場所にある家に住むことは、多くの人の憧れの対象でもあります。実際に、海沿いの高台にある物件は、人気が高いことが多いもの。景色が良く、場所によっては海水浴場など行楽地にも近く、快適に毎日を過ごせそうですが、本当でしょうか?海が見える、つまり海に近い場所に住むことは、景観の良さなどに恵まれている反面、実はそれなりに困ることもあるもの。知った上で納得して住みたいものです。

海が見えるということは、海が近いということ

海岸沿いの高台にある住宅地などは、人気が高いことが多いものです。リゾート地として開発されている場所に近いことが多かったり、漁港で水揚げされた新鮮な海の幸を新鮮なまま食べられたりと、選ばれる理由はいろいろありますが、最も多い理由は「海が見えること」、つまり景色の良さ。ベランダで潮風を頬に受け、青い海を窓の外に見る、そんな毎日を送れることは、海が見える距離に住まいがある人だけのものです。海が見える場所に住めば、美しい景観も、夏の行楽地も、おいしい海の幸も、すべて身近にあるのですから、一見、良いことづくめです。けれど、実際に住んでいる方に聞くと、意外にも「住みづらいと感じることが多い」という意見も出てきます。その理由は、ほかならぬ、海に近いために起こることなのです。

海風による影響は小さくない

海が見えるということは、海に近い、つまり、海からの風や海の匂いなども届いてしまうことにもなります。いわゆる「塩害」というもので、塩気を多量に含む風が吹きつけることにより、服が塩気でゴワついてしまったり、金属にサビを生じさせやすくなったりする、塩害が出やすくなるのです。一覧として挙げると……(1)洗濯物が乾きにくく、ゴワつきが取れにくい。布は一般的に、塩気を含む水で洗うとゴワゴワして乾きが悪くなります。(2)金属がサビやすくなる。自動車を庭へ置いておくとサビやすくなりますし、エアコンの室外機なども、気づいたらサビだらけという状況に……。(3)植物は塩に弱いため、庭の草木が枯れやすくなる。せっかく育てたきれいなお花と庭木が、塩がついて枯れてしまうことに。一戸建てに住んでいる人の中には、塩害対策として、サビどめ工事を行う人もいますが、その分の工賃は当然、引っ越し代に上乗せされます。台風が通り過ぎた後は、海から来て家の外についた塩分を洗い落とすために、水道料金が跳ね上がるという事態にもなります。海からの距離や、場所、風向きなどにより塩害の度合いは変わるものの、海からの距離が1kmくらいだと、どこであっても影響は小さくありません。広い海が見える家に住むことは、都会の家とは違うデメリットがあることを念頭に置いて、家探しをしましょう。

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