壁式構造のマンション。そのメリットとデメリット

  • 2021年03月22日更新

鉄筋コンクリート造(RC造)のマンションは、大きく分けてふたつの構造があります。そのひとつである壁式構造は、壁で支えるので室内がすっきりする反面、大がかりなリフォームに対応しにくい欠点があります。外観からは分かりにくいので、自分の住んでいるマンションの構造をリフォームするときに初めて知り、思い通りのリフォームができない、という事態にも。

RC造のひとつ、壁で支える壁式構造

一般的な鉄筋コンクリート造(RC造)のマンションは、大きく2種類の構造に分けられます。ひとつは「ラーメン構造」と呼ばれる、柱と梁(はり)で建物を支える構造。もうひとつは、壁で支える壁式構造。5階以下の低層マンションに多い構造で、柱と梁の役目を建物の周囲の「耐力壁(構造壁)」が担っており、代わりに柱と梁が少なく、空間がすっきりしていて間口が狭いのが特徴です。5階より上の階層があるマンションで採用されることはなく、壁式構造のマンションはもともとが低層なことも相俟って、耐震性の面でもすぐれているとも言われます。部屋の出っ張りが少なくなるため、家具の配置なども楽になります。一方で、壁で建物を支えているため、室内の中心にある壁でも耐力壁となっているものは動かすことは不可能で、壁を取り払う大がかりなリフォームには不向きな構造でもあります。間口の狭さは、壁の耐久性を高めるためのものなので、ドアを広くするといったリフォームも難しくなります。

壁式構造でも希望通りのリフォームにするためには

ラーメン構造と壁式構造では、違いがかなりはっきりしているので、マンション購入時の内見でも、どちらの構造で建設されているかをある程度は判断することができます。でも、素人の目で判断するのは危険。専門家の目でマンションの構造を見てみらい、どちらであるかの判断を仰いだほうが適切かつ安心です。これから中古マンションを購入して、壁を取り払う間取り変更などの大がかりなリフォームを想定しているならば、マンションを購入する前の内見段階でリフォーム会社に同行してもらい、確認することをオススメします。「リフォームO-uccino」の「内覧同行サービス」を利用すれば、専門家が購入前の物件に同行して、その場で壁式構造かどうかを判断してくれます。また、壁式構造であったとしても、専門家ならではの提案により、十分納得できるリフォームプランを作成することも可能です。壁式構造には耐久性と耐震性にすぐれており、1995の阪神・淡大震災でも倒壊した例が少なかったと言われます。購入段階で構造を見て諦めるのではなく、リフォームの可能性を踏まえて物件を購入することが可能になるサービスを積極的に利用して、構造に左右されず気に入った物件を手に入れられるのが理想ですね。

こちらもどうぞ

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ

新着記事