バレンタインデーの始まり

  • 2021年03月22日更新

女性から男性へ思いを告白する日として、現在は定着しているバレンタインデー。しかしその起源、そして日本ではいつの時代から流行し始めたのか、あまりご存じでない方もおられるかもしれません。そのバレンタインデーについて、書いてみたいと思います。

日本のバレンタインデーの始まり

バレンタインデーの日本での始まりは、1958年に東京都内のデパートが行ったチョコレートセールとされています。これはチョコレート業界が海外においても関連のなかった二つ、チョコレートとバレンタインデーを意図して繋げようと計画し、催されたもので、日本で初めて愛情伝達の手段としてのチョコレートの販売が行われた例となっています。その際はバレンタインデーという慣習を日本人が知らなかったために、わずか5個、170円分のチョコレートしか売れませんでしたが、チョコレート業界の様々なアイディア、販売努力が次々と成されたことにより、徐々に一般の人々にもこの慣習が定着し始め、およそ1960年代から1970年代までには、完全に日本人の間にもバレンタインデーにチョコレートを贈るという習慣が固着されたものとされています。つまり日本におけるバレンタインデーとは、チョコレート業界の販売戦略が起源となっているのです。

海外のバレンタイン事情

バレンタインデーは日本において、女性が男性に思いを伝えるためにチョコレートを贈る、という習慣として定着していますが、それは日本独自の慣習であり、海外ではその限りでありません。バレンタインデーは訳せば「聖バレンタインの日」という意味になります。バレンタインとは3世紀にローマに実在したキリスト教司祭の名であり、当時の皇帝が兵士の結婚を禁止していたことに反対し、それが原因で処刑され、そのバレンタインの殉教の日が2月14日であったことからバレンタインデーが起こったとされています。海外では14世紀ごろから、宗教的行事であったバレンタインデーが現在の愛する人に贈り物をするという形式に変じたとされ、その贈り物は日本のようにチョコレートに限らず、カード、花束、お菓子など多岐にわたります。また女性から男性へ、といった決まりもなく、恋人、家族、友人など親しい人に贈り物をする日として、海外では定着しています。

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