忙しい人に朗報!無人内覧が可能な時代に。

  • 2021年03月22日更新

物件の契約前に「やっておくべきこと」のひとつが、不動産会社の営業担当者に鍵を開けてもらい、立ち会いのもとで行う、内覧。図面だけで契約を決めてしまうのはキケン、ですが、仕事などで忙しい人にとっては内覧の時間がなかなか確定できず…。そんな人に朗報です。今、時代は時間を問わない、営業担当者の立ち会う必要がない「無人内覧」が可能な時代になっているのです!

自由に物件を内覧できる!?無人内覧システム「スマート内覧」

不動産会社から出される、間取り図や外観写真などが掲載された図面を見ただけで「この物件で契約します」と言ってしまうのは、後々のトラブルのもと。下部に小さく「※現況優先」と書かれていることが多い通り、実物が図面で見たイメージと違うことはままあります。壁紙の柄や床材など建具の質や、コンセントの位置・高さなど、実際に見てみないことには分かりません。「でも、それが難しい」という人、きっといらっしゃいますね。内覧は、不動産会社の営業時間内で予約を入れて、不動産会社の営業担当者に居室の鍵を開けてもらい、立ち会った上で行うのが一般的ですが、仕事で時間が取れない、取れるとしても空いた時間をやりくりして取るので、急に予定が入って変更したら次はいつになるか分からない、などなど、忙しい日々を送る人にはこの内覧が意外なほど難しいものです。そんな「時間が取れない」人のために、今、一部の物件で「無人内覧」システムが始まっています。大手不動産会社「三菱地所レジデンス」は、2016年2月から、自社で開発している賃貸物件で、不動産管理向けシステム開発会社「ライナフ」が開発したIoT(Internet of Things、様々なモノがインターネットを介して接続・制御可能になる仕組み)技術によるスマートロックシステム「NinjaLock(ニンジャロック)」を活用した「スマート内覧」システムを試験的にですが導入しました。各居室の玄関扉のサムターン(扉の内側で回して施錠・開錠するつまみ部分)に「NinjaLock」を取り付け、特定の相手に特定の時間帯のみ利用可能な鍵の開閉権限を付与することを可能にしたシステムで、インターネットで予約を入れれば、自身のスマートフォン等で「NinjaLock」を操作して室内に入り、内覧することが出来ます。選んだ物件を、好きな時間に直接行って内覧できるのです。

「無人内覧」の注意点

無人内覧システムは、内覧する人にとっては不動産会社へいちいち出向かず、物件へ直接行って内覧でき、不動産会社にとっては営業担当者が賃貸管理会社の店舗に出向いて鍵を借りる手間を省ける、双方に利点のあるシステムです。現在は試験運用段階ですが、今後は拡大される予定で、広まれば多くの物件が、空いた時間に物件へ立ち寄って内覧できるようになるでしょう。ただし、予約できる時間帯は、あくまでも不動産会社が定めた時間内か、営業時間内に限られますので、例えば真夜中に内覧予約を入れることは(現状では)できません。また、単独で室内にいるため、何かトラブルに見舞われたとしても自分で対応しなければなりません。内覧中は扉を自分で施錠しておくなど、トラブル対策はある程度、自身で行う必要はあるでしょう。まったくの自由になるものではありませんが、それでも「無人内覧」は、忙しくて物件探しもままならない人にとっては、とても嬉しいシステムであることは確かでしょう。気に入った物件に導入されていたら、「無人内覧」で見て契約することが、将来は当たり前になるかもしれません。勿論、室内の建具や床材、コンセントの位置など、見るべきポイントは今までの内覧と同じように、しっかりおさえておいてくださいね。

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