if…。生まれ変わったら、男?女?

  • 2021年03月22日更新

「もしも生まれ変わったら…」。あり得ないと分かっていても、そんな風に考えたことのある人も多いでしょう。生まれ変わったら、再び同性になりたい人と異性になりたい人、どちらが多いのでしょうか。
今回、オウチーノ総研は、首都圏在住で20歳~59歳の男女1,164名を対象に、「『もしもの話』に関するアンケート調査」を行いました。

男女ともに46.7%が、生まれ変わっても今の性別でありたい!

男女ともに46.7%が、生まれ変わっても今の性別でありたい!「もし生まれ変わったら、男になりたいですか?女になりたいですか?」と質問したところ、34.7%が「男」、33.2%が「女」、32.1%が「どちらでも良い」と回答しました。また、男女別に見ると、男性は「男」と回答した人が46.7%、「女」が19.9%、「どちらでも良い」が33.4%。女性は「男」が22.5%、「女」が46.7%、「どちらでも良い」が30.8%でした。男女ともに、半数近くが生まれ変わっても今の性別でありたいと思っていることが分かりました。また、3人に1人は性別にこだわりはないようです。

男性は「男」の「自由、楽さ」を気に入っている!

まず、生まれ変わっても「男」になりたいと回答した男性にその理由を聞きました。最も多く挙がったのは「自由、楽だから」という理由で、13.6%。続いて「現在満足しているから」が9.2%、「妊娠・出産などを乗り越える自信がないから」が6.3%、「面倒くさそう」と「もう一度人生をやり直したいから」が5.5%、「制約が少ないから」が5.1%でした。他には「社会的・経済的メリットが大きいから」や「身体的に有利だから」、「今の性のまま違った人生を歩んでみたいから」、「女性は人間関係が難しそうだから」などが挙がりました。
それぞれ具体的な内容を見ると、「自由、楽だから」という理由では「気ままに生きられるから」(58歳)や「男の方が気楽で自分に合っていると思うから」(24歳)などが挙がりました。「現在満足しているから」では、例えば「現在特に不自由していないから」(40歳)や「男性として今まで生きてきて、とても充実していたから」(56歳)、「今の自分に満足しているから」(53歳)などの声が聞かれました。「妊娠・出産などを乗り越える自信がないから」と回答した人からは「妊娠・出産という女性特有の経験はしたくないから」(45歳)や「生理や出産など体が大変そうだから」(53歳)などの声が挙がりました。
次に「女」になりたいと回答した男性にその理由を聞きました。結果「経験してみたいから」が34.5%と最も多く、「オシャレしたいから」が8.6%、「チヤホヤされたいから」が6.9%、「楽しいことが多そうだから」と「得することが多いから」がともに6.0%と続きました。他には「子育てや家事をしたいから」や「仕事の負担が少なそうだから」などが挙がりました。
「経験してみたいから」という理由を具体的に見ると「知らない世界を体験したいから」(25歳)や「今の自分とは全く違う人生を送ってみたい」(51歳)、「1度はなってみたい」(59歳)などが挙がりました。「オシャレしたいから」では「ファッションのバリエーションが多いから」(28歳)や「綺麗な洋服を着られるから」(59歳)、「化粧をしてみたいから」(41歳)などの声が聞かれました。「チヤホヤされたいから」と回答した人からは「お姫様気分を味わってみたい」(38歳)や「もてはやされるから」(55歳)、「女性の方が男性から色々誘ってもらえるから」(34歳)などが挙げられました。女性になったからと言って、誰しもチヤホヤされるわけではない、ということだけは伝えておきたい。

女性は今に満足しているから、「女」に生まれ変わりたい!

続いて「女」になりたいという女性にその理由を聞きました。最も多かったのは、「現在満足しているから」で14.8%、次いで「オシャレできるから」が12.5%、「楽、楽しいから」が11.1%、「子どもを産めるから」が9.2%、「得することが多いから」が5.9%でした。他には「生き方の選択肢が多いから」や「定年まで働きたくないから」、「同じ性でやり直したいことがあるから」などが挙がりました。
それぞれ具体的な内容を見ると、「現在満足しているから」では「色々な面で女に生まれて良かったと思っているから」(57歳)や「今のままで幸せだから」(34歳)、「自分に合っている気がするから」(54歳)などが挙がりました。「オシャレできるから」では例えば「トークやファッション、お化粧など女ならではの感覚が好きだから」(47歳)や「メイクやオシャレが楽しめるから」(27歳)などの声が聞かれました。「子どもを産めるから」では「出産など、女性にしかできないことだから」(38歳)、「子どもを産む喜びを味わえたから」(54歳)などが挙がりました。
「男」になりたいと回答した女性の理由では、「女」になりたいという男性と同様に「経験してみたいから」が最も多く、27.4%。「女性特有の生理現象がないから」と「社会的に優位だから」、「楽、楽しそうだから」が6.9%、「人間関係が楽そうだから」と「制約が少ないから」が6.1%と続きました。他には「男性特有の職業に就きたい、バリバリ働きたいから」や「身体的に有利だから」、「家事をしたくないから」などが挙がりました。「経験してみたいから」という理由では具体的に「違う世界が見えそうだから」(49歳)や「違った人生を歩みたいから」(25歳)などが挙がりました。「女性特有の生理現象がないから」では「バイオリズムがないから」(29歳)、「生理のない青春を味わいたいから」(57歳)などの声が聞かれました。また「社会的に優位だから」では「日本で仕事をする場合、男性の方が優位だと感じているから」(55歳)や「女性への差別がいまだに解消されないから」(48歳)などが挙がりました。

性別にこだわらない人は、それが「運命だから」受け入れる!?

最後に「どちらでも良い」と回答した人に理由を聞いたところ、「一長一短だから」という声が最も多く15.0%、「どちらでも結局楽しめそう」という声が9.4%、「運命に任せる」が6.1%でした。他には「健康であれば良いから」や「前世の記憶の有無が重要」、「生まれ変わりたくない」や「人間以外に生まれ変わりたい」などが挙がりました。
「一長一短だから」という理由では具体的に「どちらに生まれても得することや損することはあると思うから」(39歳/男性)や「どちらに生まれてもそれぞれの責任があるから」(54歳/女性)、「どちらも違う楽しみがあるから(33歳/女性)などが挙がりました。「どちらでも結局楽しめそう」と回答した人からは「どちらの性別でも、より良い人生にしたい」(38歳/男性)や「その性別で適切に生きていく」(29歳/男性)、「どちらに生まれてもそれを楽しめそうだから」(54歳/女性)などの声が聞かれました。「運命に任せる」では「その時の運命だとしたらどちらでも良いから」(30歳/女性)や「なるようにしかならない」(35歳/男性)などが挙がりました。

男女ともに、今の性別に満足している人が多いことが分かりましたが、人生最大のイベントのひとつである「妊娠・出産」に対してはマイナスイメージを持つ男性もいるようです。また「男性は外で働き家族を養う、女性は家事や子育てを担う」という考え方がまだまだ多いことも分かりました。

※調査概要
有効回答 首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住で20歳~59歳の男女1,164名(学生は除く)
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2016年3月11日(金)~3月15日(火)

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