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【現実派vs.夢追い人派】if…。生まれ変わったら、なりたい職業は?

  • 2023年06月27日更新

人は皆、子どものころに「大人になったら、何になりたい?」と聞かれ、多くの夢を語ったことでしょう。しかし、実際大人になりその夢を叶えた人は多くはないのではないでしょうか。もしも生まれ変われるとしたら、社会人が就きたいと考える職業は何だろうか。
今回、株式会社オウチーノは首都圏在住で20歳~59歳の男女1,164名を対象に、「『もしもの話』に関するアンケート調査」を行いました。「もし生まれ変わったら、就いてみたい職業は何ですか?」と質問しました。結果、「会社員」が最も多く7.6%、「芸能人(俳優・声優・歌手・ミュージシャン・タレントなど)」が7.3%、「医師」が5.5%、「公務員」が4.0%、「スポーツ選手」が3.8%と続きました。また、「特に就きたい仕事はない」という人が10.1%、「働きたくない」という人は8.8%だった。男女別に見ると、男性で最も多かったのは「会社員」で9.9%、次いで「スポーツ選手」が6.9%、「芸能人」が5.8%、「医師」が5.3%、「公務員」が4.3%でした。一方女性は「芸能人」が最も多く8.8%、「医師」が5.7%、「会社員」が5.2%、「学芸員」が4.3%、「公務員」と「芸術家(画家・音楽家など)」がともに3.8%、「専業主婦」が3.6%と続きました。

もしも生まれ変わったら?「会社員」、「芸能人」、「医師」が人気!

もしも生まれ変わったら?「会社員」、「芸能人」、「医師」が人気!

「もし生まれ変わったら、就いてみたい職業は何ですか?」と質問しました。結果、「会社員」が最も多く7.6%、「芸能人」が7.3%、「医師」が5.5%、「公務員」が4.0%、「スポーツ選手」が3.8%と続きました。また、「特に就きたい仕事はない」という人が10.1%、「働きたくない」という人は8.8%でした。
男女別に見ると、男性で最も多かったのは「会社員」で9.9%、次いで「スポーツ選手」が6.9%、「芸能人」が5.8%、「医師」が5.3%、「公務員」が4.3%でした。一方女性は「芸能人」が最も多く8.8%、「医師」が5.7%、「会社員」が5.2%、「学芸員」が4.3%、「公務員」と「芸術家」がともに3.8%、「専業主婦」が3.6%と続きました。
年代別に「会社員」と回答した人の割合を見ると、20代が10.7%、30代が9.6%、40代が5.2%、50代が4.8%でした。年代が上がるにつれ、「会社員」の人気は落ちていくようです。また、「特に就きたい仕事はない」と回答した人は20代が8.3%、30代が8.9%、40代が11.0%、50代が12.4%と、年代とともに増加しました。「働きたくない」わけではないが、「就きたい仕事」のこだわりはなくなっていくようです。
20代から40代までは、上位5つの職業に変化はありませんでしたが、50代は「医師」が最も多く7.2%、「芸能人」が5.2%、「会社員」が4.8%、「学芸員」と「芸術家」がともに4.5%と続きました。定年退職を控える50代は、より文化的な職業に惹かれる人が多いようです。
今年1月に発表された、小学生までを対象にした「大人になったらなりたいもの」(※)では、男の子の第1位が「サッカー選手」、第2位が「野球選手」と、「スポーツ選手」が続きました。第3位は「警察官・刑事」でした。女の子では第1位が「食べ物屋さん」、第2位が「保育園・幼稚園の先生」、第3位が「看護師さん」でした。子どもにとっての“憧れの職業”と、一度社会を経験した大人にとっての“憧れの職業”は違うようです。
(※第一生命保険株式会社:
  http://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2015_075.pdf)

「会社員」や「公務員」になりたい現実派。

まず「会社員」と回答した人にその理由を聞きました。最も多かったのは、「今のままが良いから」でした。具体的には「現状に不満はないから」(39歳/男性)や「今が幸せなので」(34歳/女性)などが挙がりました。次いで「普通が良いから」という声が多く、例えば「最も一般的だから」(50歳/女性)や「高望みはしないから」(39歳/男性)などが聞かれました。他には「安定しているから」や「楽だから」という理由も多く、「安定しているから」では具体的に「安心安全な生活ができるから」(42歳/男性)、「堅実だから」(47歳/女性)などが、「楽だから」では「責任が弱いから」(40歳/男性)などが挙がりました。
また「公務員」では「安定しているから」という理由が圧倒的に多く、具体的には「安定した収入が得られ、社会的にも地位があるから」(24歳/男性)や「会社のように倒産がないから」(53歳/男性)、「今不安定だから安定していそうな職種に就きたい」(47歳/女性)などが挙げられました。他には「定時で帰れそうだから」(35歳/女性)や「地方の公務員になって通勤地獄から開放されたい」(58歳/男性)などが挙がりました。
今回、「もしも生まれ変わったら…」という、とてもアンリアルな質問をしましたが、回答は意外にも現実的なものが多く挙がりました。

「芸能人」「スポーツ選手」「宇宙飛行士」になりたい夢追い人派。

一方、「夢だったから」という理由が最も多く挙がったのが、「芸能人」や「スポーツ選手」、「アナウンサー」。他にも「医師」や「宇宙飛行士」、「パイロット」、「ジャーナリスト」、「作家・漫画家」など、子どもにも人気の職業で多く理由として挙げられました。
「芸能人」と回答した人からは具体的に「なりたかったが、目指せずに終わってしまったから」(29歳/女性)や「キラキラ輝くのが夢だったから」(23歳/女性)、「ライブを観る側からステージに立つ側になりたいから」(47歳/男性)などが挙がりました。「スポーツ選手」では例えば、「果たせなかった夢だから」(39歳/男性)や「憧れだから」(33歳/男性)などの声が聞かれました。
「医師」と回答した理由で最も多かったのは「人の役に立ちたいから」。具体的には「人の命を救う、究極の人のためになる仕事だと思うから」(46歳/女性)や「社会貢献している実感があると思うから」(56歳/男性)などが挙がりました。次いで「夢だったから」という声が多く、例えば「子どもの時なりたかった職業だが、途中から進路が変わり、医学部受験すらしなかったことを後悔しているから」(55歳/男性)や「志していたことがあったから」(29歳/男性)などが聞かれました。他には「高収入だから」という声も多く、具体的には「お金を稼ぎたいし、社会的地位も欲しいから」(35歳/男性)や「お金をがんがん稼ぐ、技術の高いブラックジャックみたいになりたい」(35歳/女性)などが挙げられました。

生まれ変わるなら、働かなくても生きていける人生に…!?

さらに「特に就きたい仕事はない」と回答した人にその理由を聞きました。最も多かったのは「その時就きたい仕事に就く」という声で、具体的には「生まれた時代で自分が何をやりたいかが重要だから」(51歳/男性)や「その時の自分に合った仕事に就きたいから」(45歳/女性)などが挙がりました。他には「どれも大変そうだから」(53歳/女性)や「特に具体的なイメージはない」(38歳/女性)などが多く挙がりました。他には「給料や休みなどの条件が良ければ職業にこだわりはない」(30歳/女性)や「特定の仕事に就くなど、そういう意欲が湧く人間に生まれ変わりたい」(43歳/男性)、「昔から夢がなかったから」(54歳/女性)などの声が挙げられました。
最後に「働きたくない」という人に理由を聞いたところ、「働かなくても生きていけるなら」という声が最も多く、「働かずに生活できる人生を経験してみたいから」(26歳/男性)や「働かなくて済むならそれに越したことはない」(32歳/男性)などが具体的に挙がりました。次いで「遊びたい、楽をしたいから」という理由が多く、例えば「ひたすらのんびり暮らしたいから」(32歳/女性)や「楽をして遊んで生きたいから」(42歳/男性)などが聞かれました。また、「お金持ちの家に生まれ変わりたい」という声も多く、具体的には「今度は働かなくても生活できるような家に生まれたいものだ」(39歳/男性)や「だれかに養ってもらいたい」(28歳/女性)などが挙げられました。他には「現在の社会人生活がつらいから」(52歳/女性)や「生まれ変わる前に十分すぎるほど働いているから」(47歳/女性)、「子どもの成長を見守りたいから」(54歳/女性)などの声が挙がりました。

※調査概要
有効回答 首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住で20歳~59歳の男女1,164名(学生は除く)
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2016年3月11日(金)~3月15日(火)

この記事を書いた人
編集部 池田

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