• 2016/06/21
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もっとも健康に暮らせそうな都道府県ランキング。1位はやっぱりあそこ!

生きているうちは、できるだけ健康に暮らしたい。これは誰もが思うことだろう。みなさんは「健康寿命」というのをご存じだろうか?「健康寿命」とは、平均寿命とは異なり、健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間のことをいう。厚生労働省は定期的に都道府県ごとの健康寿命ランキングを発表しているが、実際に日本人が「もっとも健康に暮らせそう」と思っている都道府県はどこなのだろう。そこで今回、「もっとも健康に暮らせそうな都道府県はどこ?」というアンケートをとってみた。すると、実態とは違う結果が見えてきた。

みんなが健康に暮らせると思った都道府県はここ!

1位(181票):沖縄県

沖縄

見事1位に選ばれたのは沖縄県。2位に3倍近い差をつけた。沖縄は昔からメディアなどで長寿な人が多いことを取り上げられているため、健康に暮らせるイメージが強いようだ。選ばれた理由として以下のような声が挙がった。

  • 「1年中温暖な気候で、新鮮な魚介類を毎日でも食べられそうだからです。」(女性/29歳)
  • 「気候が暖かく蒸し暑くないので、ストレスが溜まらず、豚肉料理が豊富なので。」(男性/35歳)
  • 「沖縄の人は高齢者でも元気で長生きだから。都会みたいに、せかせかしていないイメージで、気持ちにも余裕がありそう。人に優しそう。」(女性/26歳)
  • 「気候が温暖で県民の人間性がゆるくて気楽だから」(女性/58歳)
  • 「気候が暖かくて、生活のリズムもゆったりと流れていそうだから」(男性/49歳)
  • 「かつて長寿日本一だった。海の透明度が抜群。とにかく時間がゆったり進む。」(男性/64歳)

ながらく「長寿の県」というイメージが強い沖縄。米軍基地の移設問題などで何かと話題に上がっているが、今でも「のんびり、ゆったり」とした生活ができるイメージを持っている人が多いようである。健康に暮らせると思う理由として、急な温度変化もなく1年中温暖で、新鮮な食材が獲れ、ゴーヤチャンプルやアーサ汁などの郷土料理も健康的なものが多いといった意見があった。都会の喧騒とは正反対で心身ともに開放的に暮らせる=健康に暮らせると考えている人が多いようだ。しかし、厚生労働省による都道府県別健康寿命の順位は男性2位、女性27位となっており、特に女性は平均寿命が高めだが、健康に暮らせる期間はそこまで長くはないという意外な結果がある。その点はみんなが抱いている健康なイメージと違っていたことが分かった。

2位(66票):北海道

北海道

2位はなんと、沖縄と正反対の地にある北海道が選ばれた。選んだ理由として、

  • 「都会の気分も田舎の気分も味わえて四季がはっきりしていて、海の幸山の幸が豊富だから。」(女性/55歳)
  • 「冬の気候が厳しいぶん生活の工夫、ヒントがたくさんあるような気がする。」(男性/57歳)
  • 「土地が広いので開放的だし、自然に恵まれているので、アウトドアや、それに付随するスポーツもできる。雪が降るときは、ウインタースポーツもできる。さらに木々が多いので、森林浴によい。空気と食べ物も、四季を通じておいしい。」(女性/62歳)
  • 「空気や水がきれい。農産物・海産物が豊かでおいしい。冬は雪かきなどがたいへんだが、それと折り合っていく体力と生活の知恵、自立心が子どもの頃から養われる。」(女性/54歳)
  • 「自然が雄大で、心が落ち着きそうだから。」(男性/60歳)

北海道は広大な自然に恵まれている印象が強いようだった。そして、北海道といえば極寒の地であり、冬は他の場所に比べて厳しい環境であるが、耐えていくことで丈夫な体になれるという意見もいくつかあった。また沖縄でも同じことを言われていたが、新鮮な食材が豊富に獲れることも選ばれた理由として挙げられていた。

3位(65票):長野県

長野

惜しくもわずか1票差で3位となったのが長野県。2010年の平均寿命調査では見事男女ともに1位になったことで、一躍長寿の県として知られるようになった。選ばれた理由として、

  • 「都心ほどあくせくすることもなく、僻地ほど生活に困らなさそうで、のんびり暮らせそう。」(男性/44歳)
  • 「塩分Gメンがいる、高原野菜が豊富。」(女性/48歳)
  • 「冬は寒いが、夏は湿度が低く爽やかな気候で快適に暮らせる。自然に恵まれ、空気も水もきれいで、食べ物(特に野菜・果物)が新鮮でおいしいから。」(男性/50歳)
  • 「空気がきれいで軽い運動(散歩)に適した環境。県が塩分を減らす試みを実行している。」(女性/54歳)
  • 「長寿県日本一は伊達ではないのでしょう。」(男性/52歳)

長野県は環境的に、冬はかなり寒く、夏は暑いとよく耳にするので、特に気候が恵まれている印象はないが、山が多く、新鮮な野菜が豊富にあることがメリットなようだ。そして特筆すべきは、県を挙げて健康に気をつけていることである。長野県は昔から長寿で有名だったわけではなく、むしろ脳卒中の死亡率が非常に高かった。そこで、脳卒中を防ぐための取り組みがはじまったのである。医師や保健師の健康指導、生活習慣病予防のための講座などを積極的に行い、さらに厚生労働省の指定する研修を終えた「食生活改善推進員」が各家庭をまわり、減塩指導をしていった結果、その努力が実り日本一長寿の県に上り詰めたのだ。

4位(45票):東京都

東京

4位は意外なことに東京都がランクイン。一見大都会で人ごみに溢れ、とても健康に暮らせる印象はないのだが、選ばれた理由としてこんな声があった。

  • 「最先端の医療をうけることが出来る。おいしいものも、地方から東京にやってくる。」(女性/61歳)
  • 「今まで他の県で暮らしたことはないが、自分が生まれ育った「ふるさと」と呼べる場所が一番健康に暮らせるような気がする。」(男性/50歳)
  • 「現在住んでいる地域には、緑が多く公園や遊歩道等があり、商店街やスーパーが多くあり、駅も近く住みやすいため。」(男性/69歳)
  • 「病院、公共施設が整っているから。」(女性/66歳)

医療機関が整っているからという理由が一番多かった。交通機関や施設の環境も充実していて、整備もされているため、生活に困らないというのもポイントだったようだ。いざというときに病院が近くにあることは、健康管理には欠かせない点であるということを改めて実感した。

5位(34票):静岡県

静岡

5位はお茶の名産地として有名な静岡県が選ばれた。理由として、

  • 「都会すぎず田舎すぎず気候も穏やかでストレスがたまりにくそうだから。お茶も飲むし。」(男性/33歳)
  • 「関東圏と中部圏の間にあり、1年中比較的温暖な気候で暮らしやすいと思う。」(男性/30歳)
  • 「気候が温暖、海の幸と山の幸がどれも豊富、人口がそれほど多くない、自然が多いのにインフラも整備されている。」(男性/51歳)
  • 「以前に住んでいてとてもよかった。今は神奈川に住んでいるので特に感じる。」(女性/36歳)

静岡県は近年、健康寿命ランキングでも上位に来ている。今回、選ばれた理由として一番多かったのは、穏やかな気候であるということだった。また、交通の便も悪くないため、ストレスがたまらないということもポイントであるようだ。また、お茶の名産地ということもあって、お茶に含まれる成分「カテキン」がたくさん摂取できるから健康になれるという意見もあった。その他、6位から10位までのランキングとそれぞれの選ばれた理由は以下の通り。

  • ■6位(21票):神奈川県
  • 「食に関しては、海の幸山の幸も豊富にとれ、バランスの良い食生活が可能な気がする。都会過ぎず、不便なほど田舎過ぎず、自然も多く、肉体的にも精神的にもストレスのたまらない住環境が整っている感じがする。」(女性/46歳)、「自然豊かだが、都市も近く、都市と地方の両方の良さを得られるので。」(男性/69歳)、「山や海などの自然もたくさんある一方、優れた医療機関もたくさんあり、都内にも近いため。」(男性/59歳)、「家族と一緒に暮らせ、長年かかりつけとなっている医院もあり、医療機関もそれなりに揃っている。適度に散歩できる自然も残っている。」(男性/56歳)
  • ■7位(16票):大阪府
  • 「生まれも育ちも大阪なので、安心感があります。」(女性/60歳)、「おいしいものがいっぱいあるから。」(女性/51歳)、「周辺都市だと程よく都会で便利。」(男性/51歳)
  • ■8位(15票):福岡県
  • 「現住しており、近隣には緑が多いから。」(女性/55歳)、「放射能に汚染されていない安全な食材が手に入るから。」(女性/50歳)、「適度に自然があり、病院が多い。」(女性/44歳)
  • ■9位(14票):岡山県
  • 「災害が少なく、気候の変化も大きくない。」(男性/62歳)、「気候が温暖で食べ物がおいしい。自然災害が少なく、のんびり暮らせる。」(女性/54歳)、「地域的に気候もそこそこ温暖で、災害が少なく、自然環境にも恵まれている。また、生活環境においては、新鮮な食べ物が豊富に手に入り、医療機関もほぼ満足できる。また、人口密度も適度でストレスが少ない。」(男性/62歳)
  • ■同率9位(14票):兵庫県
  • 「適度に都会があり、刺激的。適度に田舎でのんびりもできる。海の幸、山の幸、など食材が豊富で気候も良い。」(女性/65歳)、病院や福祉施設が整っていて、ある程度の自然もあるため」(女性/27歳)、「程良く都会で気候も良いから。」(男性/23歳)
  • ■10位:(13票):愛知県
  • 「今住んでいて環境が良いから」(男性/43歳)、「慣れ親しんだ文化と味付けがあるから。」(男性/25歳)、「気候が温暖だから。」(女性/34歳)

編集後記

一番驚いたのが、2015年に健康寿命ランキングで男女ともに1位になった山梨県がわずか4票であったことだ。対して今回のアンケートで1位になった沖縄県の健康寿命順位は、男性部門2位ではあるが、女性部門27位。当アンケート2位の北海道も、男性部門24位、女性部門26位と特別いいわけではないようだ。このことから、みんなが抱く健康に暮らせそうなイメージというのは、健康寿命の順位の結果とはかなりかけ離れていることが分かった。

※調査概要
有効回答 全国の20歳~69歳の男女各652名
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2016年6月8日(水)~6月10日(金)
参考サイト  厚生科学審議会(健康日本21(第二次)推進専門委員会)

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