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同棲するなら!? 理想の間取りを考えた

  • 2023年06月27日更新

こんにちは。20代も後半に差し掛かり、結婚の話題……ほどではないですがよりリアルになって増えてきたのが「同棲話」。実際に同棲をスタートさせたとか、一緒に住みたいとか、「結婚前に同棲するべき?しないべき?」とか。……知らんがな!

「同棲」って今のところ私には「結婚」以上にリアリティがない。私、このまま実家でぬくぬく独り身生活を謳歌していて大丈夫なの?

今回はいつかくる(かもしれない)「同棲」に備え、理想の間取りを考えたいと思います。備えあれば憂いなし!

同棲までの道のり。

同棲までの道のり。

共通の趣味を通して知り合った同い年の彼は、渋谷のIT系企業に努めていて、今は地下鉄の端の方の駅に一人暮らしをしています。彼の家は駅から少し遠くて、毎回駅まで迎えに来てくれ……ていたら良い。駅まで迎えに来てくれた彼を見たらいつも履いているスウェット。会って早々『大阪LOVER』が脳内に流れ出す。腰で履いた細身のグレースウェットとサイズピッタリの白Tシャツが、嫌いじゃない。

彼の家に着いてからも頭から離れないから、ずっと『大阪LOVER』を歌っていると急に彼が「ねー!催促して?」って言い出します。今Cメロの一番盛り上がるところだったから、「なに!?」って少しぶっきらぼうになっちゃうのは仕方ない。「催促して!」「……もうこっち来いやって言って?」「うん。こっち来いや!」「は?」分かった私がすごいじゃん?

(空白の3秒間)「え?何?」「だから、一緒に住もっか」「え?」「ダメ?」「え、本気?」「本気だよ!嫌かなって思ってたから今まで言えなかったけど、ずっと考えてた」他人と住むって、今まで一度も考えたことなかったけれど、少し背の高い彼が不安げな笑顔で見てくるから、一瞬で同棲願望が生まれる。 

さすがに今彼が住んでいる1Kの部屋は狭いから、新しく部屋を借りる方向で急速に話は進みます。彼は渋谷で私は汐留が勤務地だから、場所は清澄白河周辺に決めました。

何件か一緒に内覧へ。行く部屋行く部屋で「ここにソファ置いて~」「ここでこうして朝ごはん食べて~」と楽しそうな彼。微笑む不動産屋の安藤さん(70)。3件目に行ったのは少し古いし階段しかないけれど、レトロな扉がかわいい7階の部屋。「ここがいい……。」「え!俺も」2人ともビビッときて即決する。こういうとき迷わないところがSUKI! #彼氏いません

……つらい。

同棲生活、始まる。

間取り

これが安藤さん(70)のもとで契約した部屋の間取りです。
いたって普通かもしれませんが、色々考えた結果、普通が一番なんです。と言うか、今の収入を考えたらこれかな、と(急に現実的)。

靴箱

靴箱

できることなら天井まで伸びる、高さも奥行きもある”シューズクローゼット”が欲しいですが、無理そうなのでここは妥協。「出ている靴は1足まで」というルールを設定。超ヘビロテしている靴と色違いのつっかけサンダルは、玄関の靴箱に入れておきます。冬はお揃いのUGGのクラシックミニに変わる。彼の部屋の壁際には、入りきらなかったたくさんのスニーカーが所謂”見せる収納”で狂いなく積まれていて、少し引きたい。 #彼氏いません

お風呂・トイレ・洗面所

は~、猫足のバスタブだったら良いのに。
私の絶対条件のひとつが「室内洗濯機置き場」です。お風呂の残り湯が使えたら尚良し?同棲を始めたてのころ、お風呂から出た私に向って彼が「同じシャンプーのにおい」なんて乙女チックなことを言ってくるから恥ずかしいし、可愛くてドライヤーを頼みたくなる。乾かしながら話しかけてくるけど聞こえなくてテキトーに流してたら、それに気づいた彼が1点集中攻撃してきて、アツい。 #彼氏いません

キッチンは2口コンロ

キッチン

卵を茹でながらソーセージを焼きたいので、コンロは2口以上欲しいところ。毎日は難しいけれど、時々彼のお弁当も作る。その日のお昼休みには毎回、空のお弁当箱の動画が送られてくるから、もう次回の献立考えちゃう。ゆでたまごとソーセージはマストだから、毎回「今日のゆでたまごもおいしかったで(笑)」とか言ってきてcawaii。 #彼氏いません

窓際のテーブルと椅子

テーブルと椅子は、家の幅に合わせてDIY。いちごのグラス、使ってみる?当時本当に100円均一で売っているのを見た時は、その商魂に感動したもの。

ふかふかのソファ

ふかふかのソファ

IKEAの2人掛けで深めのソファ、肘置き有り。満場一致でシンプルなネイビーに即決。休日はここで1日中ゲーム。マリオカートかスマブラかで揉めるけど、カセットの溝にフ~ってするだけで楽しいから、本当はどっちでも良い。気づけばふかふかソファで2人とも寝落ち、もう外は真っ暗。色違いのサンダル履いて、スーパー行ってアイス買って、マリオパーティー100ターン耐久レースが始まる土曜日。 #彼氏いません

人をダメにするアレ

アレです、アレ。普段は自分たちの部屋に1つずつ置いてあるけど、友だちが来ればソファの周りに出動します。というか、今すぐ欲しいのがこれです。

結構大きいTV

個人の部屋にTVは置かない代わりに、結構奮発します。TVにお金をかけちゃって、しばらくは床にそのまま置くことになります。

1人1部屋、自分のベッド

ベッド

どんなに狭くてもこれだけは譲りたくないのが、“自分の部屋“です。自分だけの寝床が欲しいし、1人になれる空間は良好な関係を続けるためには必要不可欠だと、私は思います。時々、眠れない夜には枕を持って彼の部屋に向かいます。(トーントントトントン)「雪だるまつくろ~ドアをあけて~」「あっち行って、アナ!」「分か……らないよ!」扉を開けた瞬間から枕投げ開始したいし、勢い余って壁際に綺麗に飾られていたスニーカー群を倒して怒られたい。 #彼氏いません

掃除とゴミ捨ての当番は決めます。お互い忘れがちだけど。洗濯は週末にまとめます。はじめのうちは干し方の違いで揉めがちですが、だんだんどっちでも良くなる。でも洗濯機で洗いたくないお洋服を彼が洗ってしまった時は、大喧嘩に発展。「ごめんって」「……良いけど」「アイス買いに行こ」うん。 #彼氏いません

白いブラウスに醤油たらすし、目の前で電車の扉は閉まるし、ミスが続いてふがいないし、残業は長引くし、帰りは乗り過ごすし、ヒールは折れるし、階段は疲れるし。やっとの思いで玄関までたどり着いたら、おかえりより先に「新作アイス見つけた!」「……うん」なんだかホッとして少し泣けちゃうし「え!?プリンが良かった?」って焦るからおかしくて笑っちゃうし、そんな日には同棲の幸せを感じるはず。 #彼氏いません

couple

……つらい! 限界です。

本当は同棲が始まるシチュエーションって、玄関前に傷だらけの身元不明の超美少年が倒れていてなんやかんや同居生活スタートとか、不動産会社の手違いで引っ越したら二重契約で名も知らぬ超イケメンといきなり同居生活スタートとか、隣の部屋が何らかの事情で住めなくて超不愛想ハンサムボーイといきなり同居生活スタートとか……それしかないんじゃないですか?その時点で実家暮らしには厳しいものがありますよね!?

それでもズルズルと実家暮らしを貫くことになりそうです。

この記事を書いた人
編集部 池田

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