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動線が家事効率や家族のコミュニケーションを変える【建築家事例集】

  • 2018年03月05日更新

家づくりのプロである建築家さんが、テーマに沿って、過去に手掛けた住まいの事例とノウハウを解説するシリーズです。第一弾のテーマは「働くママのキッチンづくり」!
今回は、あいかわさとう建築設計事務所(東京都台東区)の相川直子+佐藤勤さんに、2人のお子様を持つママのこだわりを叶えた事例をご紹介いただきます。

あいかわさとう建築設計事務所
相川直子+佐藤勤             
相川直子+佐藤勤

◆作品名:調布の家/KM邸
◆依頼者について:4人家族(完全分離型の二世帯住宅。親世帯は2人家族)
旦那様(30代後半)/奥様(30代前半)/お子様(8歳、5歳)
※すべて建物完成時の情報
◆所在地:東京都

忙しいママのこだわりを詰め込んだ家

忙しいママのこだわりを詰め込んだ家

両親が住み続けた住まいを建て替え、親夫婦と娘家族のための完全分離型の二世帯住宅へ。行き来を前提にしながらも、ほどよい距離感で、各々が居心地のよい暮らしを送れる工夫を望まれました。

忙しいママのこだわりを詰め込んだ家

依頼主である娘家族は、気軽なホームパーティーができるスペースを希望。その要望をもとに、上の写真左手にある窓下の収納ベンチなどを取り付けました。また、リビング・ダイングを両立させることや、忙しい働くママのためにキッチンや収納、パントリーや掲示板、屋内物干場などにこだわりました。
家族の1日、1週間、1ヶ月、1年の生活を具体的にイメージし、生活動線、収納、掲示板、屋内物干など、快適に過ごすための工夫を依頼主と一緒に検討し組み立てました。

動線にこだわって、家事効率をアップ!

動線にこだわって、家事動線をアップ!

依頼主が希望したのは、ママがキッチンに立っていてもリビング・ダイニングが見渡せ、何をしていても家族それぞれの雰囲気が伝わる空間。家族の動線やキッチン内の作業動線にこだわり、収納量や位置も細かく検討されました。

動線にこだわって、家事動線をアップ!

玄関から2階の個室へはキッチン前を通らないと行けない動線に。かつキッチンの作業動線と重ならないようにしました。また、キッチンの向かいを通ると洗面・脱衣室+浴室に続いており、キッチンから洗濯機の様子が見られるので、家事効率もアップ!

動線にこだわって、家事動線をアップ!

キッチンカウンターの片面は、PC作業ができるような収納としています。隙間時間に家計簿をつけたり、すぐにレシピを検索したりと、大活躍です。
キッチンの背中側には、造り付けの食器棚を。日常的に使う食器類を効率良く配置でき、扉を半透明にすることでなんとなく収納品が分かるようにするなど、工夫を施しました。その脇には独立した大容量のパントリーを設置しています。さらに、階段下にはドリンクバースペースがあり、ホームパーティー時にはお客様に気軽にご利用いただけます。

キッチンや物干場に、忙しいママをサポートする工夫

キッチンや物干場に、忙しいママをサポートする工夫

キッチンカウンターのもう一面は、黒板になっています。子どもたちに「お昼は、冷蔵庫にあるおかずを温めてくださいね」といったメッセージが残せます。行事の案内なども掲示でき、忙しいママをアシスト。
さらに、洗面・脱衣室の先にある屋内物干場は、娘家族と親夫婦が行き来できる空間になっています。何かあった時に助け合うことができるのは、ママにとって安心ですね。別々に施錠できるようになっており、プライバシーの意思表示も可能です。

料理は毎日のことだから、自分に合ったキッチンを

料理は毎日のことだから、自分に合ったキッチンを

料理は毎日のことで、使い方も人によって様々なので、自分によく合うオーダーキッチンやセミオーダーキッチンをお勧めします。システムキッチンを選ぶなら、各社ショールームに足を運び、実際に触れてみてください。各社得意分野はそれぞれで、得手不得手があるものです。
キッチンの「こだわりの設計」ができるのは、やはり日常的にキッチンに立つ建築家だと思います。建築と料理には、意外と共通点が多いのです。ぜひ、一緒に心を砕いて考えることができる(私たちのような)料理好きの建築家に相談してみてください。

建築家情報

事務所名:株式会社あいかわさとう建築設計事務所
建築家名:相川直子+佐藤勤
HP:https://www.aikawasatow.com/
事務所所在地:東京都台東区
対応エリア:関東、関西、東海、北陸 他

ヨムーノ編集部

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