• 2017/11/01
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2世帯3世代の大家族を支えるキッチンへのこだわり【建築家事例集】

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家づくりのプロである建築家さんが、テーマに沿って、過去に手掛けた住まいの事例とノウハウを解説するシリーズです。第一弾のテーマは「働くママのキッチンづくり」!今回は、g_FACTORY建築設計事務所(東京都中央区)の渡辺ガクさんに、2世帯3世代の大家族の要望を叶えた事例をご紹介いただきます。

g_FACTORY建築設計事務所
一級建築士渡辺ガク             
g_FACTORY建築設計事務所渡辺ガク

◆作品名:Umbrella
◆依頼者について:3人家族(完全分離型の二世帯住宅。親世帯は3人家族)
旦那様(30代後半)/奥様(30代前半)/お子様(3歳)
※すべて建物完成時の情報
◆所在地:東京都

お互いのプライバシーを確保しながら気配を感じられる家

g_FACTORY建築設計事務所g_FACTORY建築設計事務所

この場所は住宅密集地にあり、さらに旗竿敷地というところもあり採光、通風の確保をまずはして欲しいという要望がありました。
また2世帯3世代の大家族という事もありお互いのプライバシーを確保しながら気配を感じられる事も要望にありました。

まず採光を確保するというのが最大のポイントでした。屋根から4帖大の大きなトップライトを設ける事で劇的にその部分は解消され、吹抜けなら1階まで光を届け開放感を感じられるリビングダイニングになっています。

旗竿地とは:出入り口となる通路部分が狭く、その奥に家の敷地となる部分が存在する形状の土地のこと。のぼり旗のような形をしています。

こだわりが詰まったキッチンを実現するためのポイント

g_FACTORY建築設計事務所

奥さま側のご両親との2世帯で、キッチンは1ケ所という要望。さらに物が煩雑にならない配慮も求められました。
大家族の食事を作るため、リビングからはあまりオープンにはせず手元も隠し、食器や食材も多いため、キッチンに隣接した食品庫を設けたい要望も叶えたいと考えました。

g_FACTORY建築設計事務所

そこでキッチン側から目線にスリット状に開口を設け、家族の気配を感じながら作業する手元は隠れる様にしました。また背面側には壁面一杯の食器棚や調理スペースを設けています。
キッチンのすぐ横には食品庫 兼用のママスペースを設ける事によって、物が煩雑にならないように配慮した設計としています。食事の支度、片付けをしながら、ママスペース外の物干しから洗濯を取り込んだり、家計簿つけたり子供達の裁縫など出来る場所を確保する事により、リビングダイニングに日常品などがあまり散らからない様にしているところがポイントです。

「働くママ」に与えられた時間の中で実現させる家族とのコミュニケーションの時間

g_FACTORY建築設計事務所

キッチンにいる時間というのは日常では非常に多いと思います。出来るだけひとりでママが籠らないようにしつつ、家族の顔をみてコミュニケーションが計りやすいキッチンが理想だと思います。
またオープンにする部分と隠せる部分(収納など)を明確に分ける事により、モノが煩雑にならずに開放的なキッチンを実現できると思います。
働くママは時間がありません。出来るだけ家事をする場所はキッチンから近い方がベストだと思います。

ながら作業が出来る動線計画が必須です。食事を作りながら洗濯するなど、動線を近くする事で家事の時間も短縮でき家族とのコミュニケーション時間も増えると思っています。

建築家情報

事務所名:g_FACTORY建築設計事務所
建築家名:渡辺ガク
HP:http://www.gaku-watanabe.com/index.html
事務所所在地:東京都中央区
対応エリア:全国

写真:上田 宏

ライター/ヨムーノ編集部
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