• 2018/10/02
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住宅ローンは「借りられる額」ではなく「返せる額」を意識しよう

Housing loan top4

住宅の購入予算を算出するためには、毎月返済額と住宅ローンの借り方(条件)がそれぞれ必要になります。この記事では、実際の住宅ローンのシミュレーションを行い、購入予算を設定・確認していきます。

1. 住宅ローンシミュレーションを使ってみよう

今回はフラット35のホームページにある、「毎月の返済額から借入可能金額を計算」するシミュレーション機能を使います。まずは次のページを開いてください。

フラット35「毎月の返済額から借入可能金額を計算」

(図1)フラット35の住宅ローンシミュレーション

フラット35の住宅ローンシミュレーション

①毎月返済額
小数点第1位まで入力できます。今の住宅費などから考えて、返済に無理のない金額を入力しましょう。

②融資金利
適用金利のことです。ここでは①の毎月返済額が完済時まで変わらない場合の借入可能額を算定したいので、「全期間固定型」の金利を入力しましょう。

③返済期間
返済期間は、それぞれの状況に応じて変わってきます。定年時の年齢から今の年齢を引いた年数を入れてみるのもひとつの方法です。まだ決まっていない段階であればとりあえず「35」を選択しましょう。

④返済方法
特に理由がなければ、「元利均等」のままにしておきましょう。

上記項目をすべて入力・選択したら、「計算する」をクリックすると、図のように計算結果が表示されます。

(図2)試算結果

試算結果

※各種数値は次の条件をもとに設定しています。毎月返済額:9.7万円/金利:1.800%/返済期間:35年/返済方法:元利均等返済※シミュレーション結果の詳細は、こちらのフラット35のページをご確認ください。

借入額のシミュレーションはできたでしょうか。大切なのは「毎月返済額」と「金利」を自分で判断し、入力できているかどうかです。

2. 購入予算=「頭金」+「住宅ローン借入額」

借入額が分かれば、後は頭金分をプラスすれば購入予算が算出できます。

(図3)購入予算の設定方法(住宅ローン利用時)

購入予算の設定方法(住宅ローン利用時)

頭金についてはこれまで説明をしてきませんでしたが、購入予算を決定するうえで、非常に重要になります。また、これまで「購入予算=物件価格」という前提で話をしてきましたが、家を買う場合は、物件価格とは別に住宅取得にかかる諸費用・税金が存在します。頭金は、これらの費用を除いて算出するようにしてください。

3. 住宅ローンは「借りられる額」ではなく「返せる額」

まず、知っておいてほしいこととして、住宅ローンは「借金」であり、利息がつく分、総返済額は借入額よりもかなり高くなるということを忘れないでください。

実際に家探しを始めると、どんどん条件のいい家に目がいって、これまでに経験したことがない数千万円という単位の買い物ゆえに冷静な判断ができなくなり、高額なローンを組んでしまいがちです。現在の仕組みでは高額なローンを借りることも意外とできてしまいます。

しかし、住宅ローンは「借りられる最大額」ではなく、「返せる額」を借り入れるということを、基本的な考え方としてください。

ここまで、家探しを始める前に最低限必要と思われる住宅ローンの知識・情報を、購入予算の設定と関連付ける形で説明してきました。実際の物件を探し始める前に住宅ローンを学んでおくことの大切さが、多少なりとお分かりいただけましたでしょうか。

まだまだ、住宅ローンのすべてを説明できているわけではありません。物件探しをしながらも、さらに住宅ローンへの理解を深めて、納得のいく商品プランを見つけていただければと思います。

また、今から金融機関のホームページを見ることやシミュレーションの使い方に慣れておくこともお勧めします。

ライター/ヨムーノ編集部
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ヨムーノ編集部

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