• 2018/01/10
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住宅ローン返済中に転職は無謀!?失業給付金にも限界がある話

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現在の勤務先に不満があったり「もっといい職場があるに違いない」と期待したり……、あるいは、職場の人間関係が原因だったりと、いわゆる“諸事情”で転職をする人も珍しくありません。

しかし、単身ならばまだしも「結婚をしている身で転職!」となると、次の勤務先が決まっていない場合には、家族に大きな不安も……。転職に失敗してしまったとしても、家賃やローンなどの住まいにまつわる支払いは止まりませんから「夫婦で真っ青……!」な事態にならないとは言い切れません。

いざそうなってしまったときに慌てないためにも、今回は、そんなときのために知っておきたい“お金”にまつわるお話を2つご紹介します。

ハローワークでもらえる“失業給付金”

これまで雇用保険に加入していた人が「失業状態」と呼ばれる状態になった場合には、失業給付金が受給できます。ただし、ここで言う“失業状態”とは「働こう」という意思が本人にあり、積極的な転職活動を行なっていながら、なかなか勤務先が決まらない状態を指します。

また、失業給付金を受給するためには過去の2年間に雇用保険に通算1年(12ヶ月)以上加入していることも条件です。ざっくり言うと以上のような制度ですが、厳密には受給を受けられる条件はいろいろとありますので、給付金を受けたい人は、まずはハローワークの窓口に問い合わせると安心です。

ちなみに、晴れて給付金の受給が決まっても、離職前の給料と同じ額を満額もらえるわけではありません。おおむねの目安としては、離職前の給料の5~8割程度になることが多いようです。ローンで不動産を購入している方は、万が一の失業給付金で賄える範囲の支払額なのかも、転職前に今一度確認しておくほうが賢明です。

にっちもさっちもいかなくなった場合には…生活保護もあるけれど

「働こうとしても働けない」「どうしても転職がうまくいかず、貯蓄も底をついてしまった……」となってしまったときには「そうだ、生活保護の相談をしてみよう」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、「住宅ローンの返済ができないから」という理由では、生活保護費は受け取れないのが原則です。ローンを抱えている方が受給相談に行くと、まずはローンを支払っている不動産の売却を勧められるパターンが多く「失業してローンが払えないから、生活保護を受給したい」という要望は、基本的には認められません。

生活保護費は、ローンの返済をするためのお金ではないと考えられています。ただし、生活保護の受給決定には、個人の事情も考慮されますので「明日の食費もままならない……」というところまでにっちもさっちもいかなくなってしまった場合には、住んでいる地域の市役所(区役所)や福祉事務所に相談に行くのをおすすめします。

「転職活動がうまくいかない!」となっても、公的な支援サービスでローンを賄うのは厳しいと考えておくほうが賢明です。賃貸住宅に住んでいる場合には、より安い家賃の家に引っ越すことができますが、不動産をローンで購入している場合には、予想外に転職が困難となり、窮地に立たされる家族も珍しくありません。

「不動産ローンがあるのに、失業してしまった……」というときには、借入をしている金融機関にも、念のため、相談をしてみるといいでしょう。

安心して今の家に住み続けるためには、計画的な転職をする必要があることは、言うまでもないお話です。いざ転職活動を始めてから、想定外にうまくいかなくなったとしても、公的な支援で頼れるものは限られている実態は、知っておいて損はないのではないでしょうか。

ライター/並木 まき
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