• 2018/08/27
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土間でつながる、家族のための空間【建築家事例集】

家づくりのプロである建築家さんが、テーマに沿って、過去に手掛けた住まいの事例とノウハウを解説するシリーズです。
今回のテーマは「家族がくつろげるリビング」!

荒木毅建築事務所(東京都杉並区)の荒木毅さんに、事例をご紹介いただきます。

荒木毅建築事務所                     
建築家・荒木毅             
建築家・荒木毅

◆作品名:CH13
◆依頼者について:4人家族
旦那様(40代後半)/奥様(40代後半)/お子様(13歳/10歳)
※すべて建物完成時の情報
◆所在地:東京都

中庭で、家族のため空間をひとつながりに

荒木毅建築事務所

「家族で暮らすリビングは、広く明るくのびやかな空間でありたい……」依頼者のご要望のひとつに「中庭」がありました。
以前住んでいた家に中庭があり、親しみを感じていたそうです。

そこで中庭を中心に、リビング・ダイニングや書斎コーナーなど、家族のための空間が一体となり広く確保されるよう考えました。

家族のための空間は、それぞれ使いやすい位置にありながらもひとつながりとなり、家族の気配を感じながらものびのびとした生活ができる空間構成となっています。

荒木毅建築事務所

家族一緒に暮らす生活が、より楽しくなるキッチン

荒木毅建築事務所

キッチンは家族の暮らす空間のなかに配置。
奥様の使い方をそのまま形にした、機能的で丈夫なスチール製のキッチンは、家族と目の合う位置に設け、親子や夫婦のつながりを生んでいます。

荒木毅建築事務所荒木毅建築事務所

すぐ近くに杉板で作られた小上がりのダイニングでは、ちゃぶ台でお食事を。
中庭に面したこんもりと盛り上がった、黒い人研ぎの土間にはダイニングテーブルも似合います。

生活スタイルに合わせ、変化を楽しめると思います。

外部との一体感も大切にした、土間や2階ホール

荒木毅建築事務所

1階の床のほとんどを、コンクリートの土間に。
とはいえ、家族が長い時間くつろぐスペースなので、熱容量が大きいコンクリートを活用して蓄熱式床暖房を入れました。

土間は泥のついた植木や自転車を入れても、食事を作る際に水などを飛ばしても大丈夫。
気を使うことのない、丈夫な床です。

荒木毅建築事務所

2階にも家族のためのホールを作り、広い外部デッキとつながる空間としました。
吹抜けで中庭ともつながっています。

室内だけの「ひとつながり」でなく、外部空間とも一体感の味わえ、生活の仕方に極端に気を使わなくても良い包容力のある空間が広がります。

合理的な採光がそのまま形になった外観

建物南側の平屋部分は日差しをハイサイドライトより採り入れ、建物北側の2階建て部分は、中庭を介して日差しを取り入れています。

荒木毅建築事務所

中庭は木製縦格子で外部と、2階デッキは南棟のナナメの屋根で隣家と隔てられているので、中庭や2階デッキがワンクッションとなり、家族のプライバシーを守っています。

荒木毅建築事務所

中庭を介して1年中日差しが1階北側奥まで届くよう工夫しました。そんな合理的な採光がそのまま形になった外観も特徴です。

建築家情報

事務所名:荒木毅建築事務所
建築家名:荒木毅
HP:http://www.t-araki.co.jp/
事務所所在地:東京都杉並区
対応エリア:全国

ヨムーノ編集部

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