【学資保険の必要性】家計を圧迫しない加入のタイミングとは

  • 2018/01/31

こんにちは、家計管理プランナーのあきです。
『子どもが産まれたので、学資保険に入ろうと思います』そのような相談は比較的多く寄せられます。

子どもが小さいうちに加入するほど、1年の負担額が小さいこともあって、子どもが産まれたと同時に学資保険に加入するというケースも多くみられます。子どもが小さいうちからお金を準備しなくては…と焦ってしまうようです。

私は、「つけるだけで貯まる家計簿の書き方」の書籍を出版し、全国から家計やお金に関する相談メールをたくさんいただいたり、それに答えたりしています。
また、現在3人の子どもを育てている主婦でもあります。

家計管理の視点から、学資保険について一緒に考えてみましょう。

家計管理における学資保険

学資保険に加入すると、子どもが成長し、学費が気になる頃にまとまったお金を受け取ることができます。
お金を貯めることが苦手な方は、学資保険で強制的にお金を貯めておくことで、将来「子どもの進学のためにかけられるお金がない!」という事態を防ごうと考えがちです。

しかし、この学資保険が、家計管理においてはやっかいなものになる可能性があります。

失敗しがちな学資保険

学資保険は、最後までキチンと支払いを続けられれば、将来の家計の大きな助けになる可能性があります。

しかし、一部の家計の中には、学資保険の支払いによって家計が圧迫されてしまい、途中解約をしなくてはいけない状況に追い込まれることがあります。

学資保険 の必要性

加入を決めた時は、子どもは生まれたばかり。
習い事の費用も、学費もかからないので、家計における子どもの教育費の負担額はそれほど大きくありません。食費を圧迫するほどの食事量も必要ありません。自分の部屋もないことが多いので、光熱費にも影響はほとんどありません。したがって、学資保険の支払いが増えてもさほど苦労せずに払い続けられます。

しかし、子どもが徐々に大きくなってくると状況が変わってきます。
習い事を始めたり、学費もかかるようになります。食事量も大人並みになります。自分の部屋を持つほどの年齢になれば、スマホが欲しい、エアコンやテレビが欲しいと言い出すこともあります。
子どもにかかる費用は赤ちゃんの頃と比べると、増加する一方です。

それなのに、給料は赤ちゃんの頃とそれほど変わっていない-…。
このような時に、とたんに学資保険の支払いが家計を苦しめる存在に変わってしまいます。

子どもの成長とともに、収入も上がっていれば問題ないのですが、増える費用に比べて収入の上昇が追いつかないと、結局途中解約をせざるを得なくなり、それなら初めから自分で貯めていた方が得だった…というような事態にもなりかねないのです。

学資保険で成功するには

学資保険の加入を成功させるためには、子どもが小さいうちの家計状況ではなく、子どもが大きくなった時の家計状況をある程度予測する必要があります。

学資保険 の必要性

・子どもが大きくなり、習い事始めたら家計はどうなるか?
・学費がかかるようになったら家計はどうなるのか?
・光熱費や通信費が上がったら家計はどうなるのか?
・収入が上がる見込みはあるのか?

そのようなことを総合的に見ながら、加入しても支払い続けられるかを検討しましょう。

まとめ

家計管理の観点から考えると、子どもが産まれたからといって、学資保険への加入は必須ではありません。

今現在の家計状況ではなく、将来的な家計状況を見据えた上で加入を検討することが、一番重要です。途中解約してしまっては意味がなくなってしまいます。

自力でお金を貯められる自信がない人ほど、つい強制的な貯蓄にひかれてしまうもの。

赤ちゃんの時にはラクラク支払えた学資保険が、数年後には学資保険の支払いがあるために、日々の食事さえもままならない…という家計にならないように、慎重な判断が求められます。

*本文は、学資保険を否定するものではありません。

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