あなたのお金がみるみる増える!?銀座のホステスに学ぶ攻める不動産投資

  • 2018年03月05日更新

少し視点を変えるだけで、新たな戦略が生まれる-。銀座クラブホステス、会社経営者の顔を持つ個人投資家がその経験をもとに不動産に関する様々な話を披露する。

Vol.4 グローバルな金融の流れから見る持ち家購入のタイミング

先週、香港に居住する女性と食事をした際に、香港の不動産事情を尋ねてみました。
お話を伺っていて興味深かったのは、香港の賃貸価格は株式相場にかなり左右されるという点です。日本では、これだけ株式市場が下がっても、賃貸価格はさほど変わらず、せいぜい敷金や礼金が1カ月分安くなる程度です。

しかしいま、日本では株式市場の下落に伴い、新興不動産会社が相次いで破たんし、買い手のREITも不調です。今後、REIT業界の合併など再編も予想され、日本でもサブプライローン関連の証券が発行されるかもしれません。

このまま、米国の経済が凋落の一途を辿るようですと、株式市場はリセッション(景気後退)ではなく、ディプレッション(恐慌)の景色が見えてきます。
歴史をふりかえると恐慌の際に上昇するものは3つあります。

1・失業率
2・金価格(リアルゴールド)
3・長期金利

現在は、大規模な不況対策が講じられておりますが、欧米の金融機関のオフバランスの不良債権は不透明なままです。金融機関の破たんのスピードは早く、証券には発行体のリスクがあるので、次ぎのG20で協調的な枠組みが構築されなければ、いずれ現物の不動産に目が向けられるでしょう。

アジアにおいて日本だけが土地の私的所有権が確率していることから注目が集まると思われ、とりわけ東京は地下鉄など交通の便がよくインフラが整っており、相対的に有利な立場にあると思われます。

世界全体でみれば、欧米が政策金利を引き下げたことから資金の調達コストが低くなり、なかでも英国の商業不動産の価格はかなり下落しておりますので、米国の富裕層が欧州の不動産を購入している話も聞きます。為替レートから見れば、ドルはユーロよりも強くなっているので投資利回りからみれば魅力があると思います。

一方、日本は主要通貨に対して円が独歩高になっておりますので世界の投資家からみれば、為替が円安に動くか、不動産価格がさらに下落しないと不動産価格は投資対象として魅力的な水準にならないと思われます。したがって、まだ日本の不動産価格は下がるような気がいたします。

持ち家を購入するにも、グローバルな金融の流れから購入タイミングを考えたほうがいいと思います。

PROFILE

浅川夏樹さん
銀座クラブホステス、会社経営者の顔を持つ個人投資家。海外の資産運用情報を発信するWEBサイト「グローバル化時代の資産運用-ハッピーリタイアメントを目指して」を主宰。著書に『夜の銀座の資本論』(中公新書ラクレ)、『グローバル化時代の資産運用―ハッピーリタイアメントを目指して』(パンリーリング)がある。
ヨムーノ編集部

ヨムーノは、忙しくても「暮らしをもっと楽しく賢く!」をコンセプトに、暮らし全方位の「すぐ実践できるトレンド情報」を発信しています。全国からヨムーノライターやヨムーノメイトを随時募集中です。応募は公式TwitterかInstagramのDMで♪

ヨムーノ編集部 の記事一覧を見る

こちらもどうぞ

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ

新着記事