新築は「待つ」より「今」が買い!

  • 2018年03月05日更新

2009年の首都圏マンション供給戸数は3万5000戸程度になる見込み。いわゆる「大量供給時代」は終わったと判断してよいだろう。今後、住宅供給不足で「買いたくても変えなくなる」といわれるなか、住まいは今が買い時なのか!?

「大量供給時代」終焉。供給戸数は3万5000戸程度に

不動産経済研究所の調査で、2009年の首都圏マンション供給戸数は3万5,000戸程度になる見込みと発表された。バブル崩壊後の1992年以来の低水準となり、いわゆる「大量供給時代」は終わったと判断してよいだろう。さらに在庫調整によるアウトレット不動産は、09年前半にほぼ販売を終えた。購入希望者からすると、まだ価格が下がるのではないか、自分の希望する物件が手頃な価格で多数出てくるのではないか、と期待したくもなるが、今後は供給戸数が減ったことで、需要と供給のバランスが変化し、「買いたくても買えない」という事態になる可能性も十分あるのだ。

 
明治学院大学教授 大平 浩二氏

「大量供給時代」は終り、今後は供給数が激増することはない。
今後5~10年は、団塊ジュニア世代の住宅購入と、団塊世代の住み替えが重なり住宅需要が見込まれる。
いずれ供給不足で気に入った物件を「買いたくても買えなくなる」可能性がある。

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Q.マンション価格はまだ下がるのでしょうか?待てば、安くなるのではないかと思うと購入に踏み切れません。

A.「価格改定」は一時的なもの、今後価格が急激に下がることはないでしょう。

【理由】優良物件を中心に価格はゆるやかに上昇する
2007年以降、サブプライム問題のあおりを受けてマンションの販売不振が続いていますが、各社とも採算ラインぎりぎりに達しており、これ以上の価格見直しはできません。建設費の水準が大きく下がることは難しく、マンション価格も下がるのは期待できません。現在の在庫物件が整理されてしまえば、住宅価格の下落はストップし、今後の住宅需要の高まりを考えれば、優良物件を中心に、むしろゆるやかに上昇していくことすら予想されます。気に入った物件は早めにしっかりとチェックしましょう。

Q.今後も低金利は続くのでしょうか?

A.今の経済状況を見るとしばらく金利が上がることは考えにくいため、低金利が続くでしょう。

【理由】金利は歴史的低水準
住宅ローン金利の目安となる長期金利ですが、日銀が08年に値下げに踏み切り、いまや金利は歴史的低水準です。基本的に景気が回復しなければ利上げは出来ないため当面は金利が上昇する理由が見当たりません。したがって住宅ローンの金利が大きく上昇する事態も考えにくいです。住宅購入の際は、物件価格ばかりに気を取られがちですが、長い目で見れば、金利差のほうが実際の支払い額に及ぼす影響がはるかに大きいのです。

Q.今後、供給数は減るのでしょうか?もし減るのであればその影響はどのようなことが考えられますか?

A.近いうちに需要過多、供給不測になることが予想されるため「買いたくても買えなくなる」可能性はあります。

ヨムーノ編集部

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