100均で知育おもちゃをDIY!イメージする力を育てるジオボードの作り方

  • 2018年03月22日更新

知育玩具、興味ありますか?
知育と聞くと、教育熱心な親が高額な教材を揃えて取り組むイメージがあるかもしれませんが、実際は子供の潜在的な能力を刺激し、発達に応じた豊かな学習の機会を与えながら育児することです。
昔ながらの積み木や糸通しなどは、元祖知育玩具といったところでしょうか。

今は、様々な機関が研究・開発しているので、インターネットで調べても本当にたくさんの種類の知育玩具を知る事ができます。

それらのおもちゃはやはり高額な場合が多く、「買ってあげたいけど、子供はすぐに大きくなるし…」と躊躇されている方も多いのではないでしょうか。

子供の成長はめまぐるしく、それに伴っておもちゃを買い揃えていたら、お金がいくらあっても足りません。色々悩んだ結果、長い期間使える定番おもちゃを買い揃えるというご家庭も多いでしょう。

しかし、最新の研究や開発によって商品化されている様々な玩具はとても魅力的なのも事実です。

そこで、それらの知育玩具の良いアイデアを拝借し、オリジナルで手作りしてみてはいかがでしょうか?既製品のような美しい見た目には程遠いですが、ポイントさえ押さえれば、おもちゃの原理は意外とシンプルなのです。子供と手作りしながら、知能まで(多分)トレーニングできてしまう!?まさに一石二鳥の知育玩具の作り方をご紹介します。

遊びながら空間認知能力をトレーニングできる「ジオボード」

ジオボードとは・・・

幾何学という意味のGeometry(ジオメトリー)と、板という意味のBoard(ボード)が合わさった言葉の通り、色々な図形を平面上に描いて楽しむ遊びです。

海外では学校の補助教材や発達障害教育の教材として広く使用されていようです。 そう聞くと、ちょっとハードルが高いかなと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

実際は、点と点を結んで三角や四角などの形を作っていくという、幼児でも簡単に遊べるゲームです。ペンなどで線を描くのではなく、輪ゴムをひっかけて形を作るので、まだ線を描けない小さなお子さんでも楽に遊べますし、何度でもやり直しができるのもメリットです。

このジオボード、目で見た形と手で触った感触を関連付けていくという点で、大変優れた知育玩具として海外ではとても人気なのです。大人からすると、ただ三角や四角を作っているだけのように感じますが、図形の知識のない子供にとっては、どこをどう結べばどんな形ができるかというのは、全くの未知の世界。

実際にやってみて形がどんどん変わっていくというのはとても面白いのです。

また、三角や四角といった図形から、傘や標識、窓や電車など身の回りの物事を想像するというのは、空間を認知したりするのに必要となる能力の第一歩なのだとか。ぜひたくさん遊んでもらって世界に対する知識を広げてもらいたいものですね。

材料

  • 小さくて厚手のしっかりした箱(箱に蓋がかぶさるタイプ)1個
  • 画鋲(留め具の長さがあるもの)9個以上
  • 輪ゴム 好きなだけ
  • マジック
  • テープ

作り方

  1. 両手におさまるくらいの小さめの箱を用意します。画鋲を刺すので、厚手でしっかりした素材のものが理想です。

  2. 箱の蓋にマジックで縦横に等間隔に点を書いていきます。画鋲を刺す位置を決めるためです。私は画鋲の数が少なかったので3cmx3cmで合計9個の画鋲を刺しましたが、4cmx4cmや5cmx5cmなど箱の大きさ、画鋲の数などお好みで好きなだけ点を書きます。縦横同じ数の正方形の方がわかりやすいですが、長方形にしても良いでしょう。

  3. 2)で書いた点に画鋲を刺していきます。ゆっくりしっかりと抜けないように刺します。不安な方はボンドなどで糊付けしながら留めていっても良いでしょう。ただ、ぐらぐらしてしまうような不安定な状態では遊べませんので、しっかり画鋲が刺さらない場合は他の素材の箱を探すと良いでしょう。

  4. 蓋の裏面に画鋲の先端が少し出た状態になっていると思います。そのままでは危ないので、箱と蓋をしっかりと密封し、テープで開かないようにしっかりと固定します。これでボードは完成です。

  5. ジオボード遊びの手本のイラストを描きます。正方形を好きなだけ描き、中にジオボードの画鋲の数と同じように点を描きます。色鉛筆やペンなどで点と点を結んで図形を描きます。基本の三角や四角を始め、ひし形や三角を合わせた形など、色々なパターンを描いてみましょう。

  6. 手本のイラストの形を選び、ジオボードに輪ゴムで再現して遊びます。

画鋲を使って作るおもちゃなので、作っている最中はもちろんのこと、しっかり固定した後でも、遊ぶ時は大人の目の届くところで見守りながら遊ばせると安心です。

素材や留め方によっては、万が一途中で外れてしまって危険な状態になってしまう事も考えられるので、十分注意していただきたいと思います。

赤ちゃんにも知育玩具!形の変化を楽しむ「形合わせ」

まだ絵が描けない赤ちゃんでも、お座りできるようになり、ものをつかむ事ができるようになる頃(8~10か月前後)には、形にとても興味を示します。

積み木で遊ぶのがその良い例です。
積み上げたり、並べたりと、組み合わせを変えるだけで色々な形ができ、集中して遊ぶ姿には感心してしまいます。

積み木は立体的。
形を理解するという点では少し複雑かなと思い、積み木を平面図に落とし込んでみては?と考えて作ってみたのがこちらのゲーム。カラフルな図形をペタペタと貼るだけで、手先のトレーニングにもなります。最初は何の考えもなく遊ぶでしょうが、遊んでいるうちになんとなく図形の概念が出来てくるかもしれません。

学ばせるという事はあまり考えずに、図形に触れさせて、一緒に発見を喜んでみてはいかがでしょうか?

材料

  • 画用紙や折り紙など色のついた紙 数枚
  • 厚紙(台紙として使うので、はがきサイズ以上の大きさのもの)
  • キッチンペーパー
  • テープ
  • 両面テープ

作り方

  1. 台紙を作ります。キッチンペーパーを、厚紙より少し大きめになるようにカットします。厚紙にカットしたキッチンペーパーをかぶせ、余った部分は折り込んで裏面にテープで留めます。キッチンペーパーを使う理由は、両面テープを貼ったりはがしたりしやすいからです。(厚紙にそのまま両面テープを貼ると、はがれなくなるため。)

  2. 画用紙を二等辺三角形に切ります。長さを計るのが面倒な場合は、正方形の角を合わせて三角に折り、その折り目を切れば二等辺三角形が二個できます。色々な色の三角形を作ります。

  3. 2)の三角形の裏面の真ん中あたりに、両面テープを貼ります。

  1. 台紙に3)の三角形を貼って、色々な形を作って遊びます。

両面テープは、間違って紙に貼ってしまうとはがしにくくなり、粘着力が弱くなります。そんな時はテープを貼りなおせばすぐに修理完了。手作りおもちゃの良いところですね。また、おもちゃを作った後、作成過程で出てきた紙くずなどのゴミはしばらく残しておくと良いです。

子供に試しに遊ばせてみて、微調整が必要になった時、それらの紙くずがあると新たに材料を揃えなくて済む事が多々あります。とても簡単な工作なので、はさみを使えるお子さんなら自分ですべての工程を作り終える事ができるでしょう。親子で一つずつ作って、一緒に同じ形を作りながら遊んでみても良いかもしれません。

子供は風の子、毎日元気なのはとても良い事ですが、天候や家族の体調など、様々な理由でどうしても室内で遊んでもらわなければいけない時もあります。子供との室内遊びは、親が全て受け止めてしまうととても体力が必要になります。

しかし、おもちゃを作る事によって、子供の集中力を引き出し、エネルギーの方向性をそちらに向けてみるという手もあります。おもちゃで遊ぶだけより、まずはおもちゃを手作りするところから始めると、時間稼ぎにもなります。

しかも子供の脳を刺激する知育玩具なら良い事ばかり。材料さえ揃ってしまえばとても簡単にできるものばかりなので、気になった方はぜひチャレンジしてみてください。

ヨムーノ編集部

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