• 2018/04/03
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【フローリングの選び方】無垢・複合のメリットとデメリット

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こんにちは、1級建築士ライターusagi worksです。

我が家がこだわりの家をつくるにあたって、実はインテリアの重要な要素の1つとなったのがフローリング選び。
今回は我が家のフローリング選びについてまとめてみました。

途中トラブルが発生したりもしました。
それも含め、たくさん悩んだおかげで今でもフローリング選びについて後悔はありません。

無垢フローリングと複合フローリングのメリット・デメリット

今回は、家のフローリングを決定するまでをまとめてみます。
結果的に思いがけずいろいろ起こった、フローリング選びとなりました。

まずフローリングには、大きく分けて無垢フローリング(単層)と複合フローリング(複層)があります。無垢フローリングは木材をそのままフローリング材にしたものですが、複合フローリングは合板などの表面に化粧材を張り合わせたものです。

無垢フローリングのメリット

  • 調湿機能がある
  • 木本来の素材の風合いを楽しむことができる
  • 経年変化が楽しめる

無垢フローリングのデメリット

  • 安価な複合フローリングに比べると、費用が掛かる
  • メンテナンスが必要で、お手入れが大変
  • 季節によって伸び縮みするため、隙間が生じることもある

複合フローリングのメリット

  • 安価なものから機能に優れた高価なものまで、価格が幅広い中から選ぶことができる
  • 品質や仕上がりが均一で、施工性に優れている
  • 表面が加工されているので、お手入れが簡単なものが多い
  • 特殊な加工を施されたシートをつかっているものは、キズが付きにくい

複合フローリングのデメリット

  • 経年とともに劣化していく

最初に、無垢にするか複合にするかで悩みました。
夫は無垢フローリングを希望していましたが、わたしは高機能な複合フローリングでもいいのではないかと思っていました。

カタログを読んで、扱いやすく高性能で耐久性に優れている最近の複合フローリングの利点を知っていたので、複合フローリングのイメージは良かったのです。

そして反対に無垢フローリングについては、もちろん素敵だけどメンテナンスが大変というマイナスイメージばかりが先行していました。

実物に触れた感想と、調べてわかった新たな事実

そんな夫婦の希望がまったくかみ合わない状態で始まった、フローリング選び。
悩んでいる時にちょうど高性能な複合フローリングと無塗装の無垢フローリング、どちらも実際に見る機会に恵まれました。

高性能な複合フローリングは、幅広で木目もキレイでとても丈夫そうでした。
確かにこれならカタログに書いてある通り、椅子のキャスターにも耐えられそうだと思いました。
でも表面の加工された艶々とした質感に、わたしはちょっと違和感がありました。

無塗装の無垢フローリングは、やっぱり足触りが抜群!
ちょうど寒い季節でしたが、心なしか暖かく感じるような気もするほどでした。
でもまだ数ヶ月しか住んでいない新居だったのですが、水回りにはすでにシミができていて、住んでいる方もかなり気にしているようでした。

そしてその後きちんと調べてみると、無垢フローリングといっても本当にいろいろ。
材種や厚み・グレードによっては、そんなに値段が高くないことがわかりました。
逆にあまり高性能な複合フローリングは、値段が高くて家では予算オーバーになることが分かりました。

わたしが悩む間も夫はずっと無垢推し、わたしもやはり無垢の足触りの良さが忘れられず。 自然と流れは、無垢フローリングの方へ傾いていきました。

無垢フローリングの種類と価格

なんとか無垢フローリングにすることが決まり、無垢フローリングについてきちんと調べてみました。すると無垢フローリングについて、主な種類と価格がわかりました。

無垢フローリングの主な種類は3種類

  1. OPC(One Pieceの略)
    一枚ものの無垢材のこと。
  2. UNI(Unitedの略)
    無垢材を、縦方向にジョイントしたもの。一般的に長さ方向に3~5枚を継ぎ足して、1820mmなどの同じ長さにしています。
  3. FJL(Finger Joint Laminationの略)
    縦方向だけでなく、横方向にも継ぎ足したもの。一般的に、集成材と呼ばれるものです。

お値段はもちろん、同じ材種であれば基本的には

OPC > UNI > FJL

となります。
家の理想はOPCですが、現実的にはUNIかなといった感じでした。

展示即売会で、材種とグレードを最終決定

そして家のフローリング選びも最終段階に入り、実物を見て材種を決めることにしました。
そこで連れて行ってもらったのは、工務店や施主などを対象とした展示即売会でした。
実際に展示されている無垢フローリングを見て、その場で値段交渉なども行うことができるような催しです。

最初から色は夫婦どちらも白系統で一致していたのですが、実物を見てすこしだけ変化が起きました。
展示即売会でふたりが一致して良いと思ったのは、『西南桜 UNIタイプ 無節 1820x90x15mm』でした。

西南桜はふたりが希望していた色よりもすこし赤みが強い材種なのですが、落ち着いた薄いピンク色で木目と色の濃淡具合がキレイでした。

しかしこれを家の床すべてに入れたのでは、予算オーバー。
その場で検討した結果、床の約半分(納戸・こども部屋・寝室など)を『西南桜 UNIタイプ 節有』にすることで、コストダウンすることにしました。
こうして1番気に入った西南桜を、どうにか入れることができました。

こうしてうちのフローリングは、すべて西南桜に決定したはずでした。

フローリング到着、現場でトラブル発生!

その数ヶ月後に、思わぬトラブルが発生しました。
現場に運ばれてきたフローリングを早速チェックしようと開けてみると、購入時に見たものよりも何だかかなり全体的に赤みが強く感じます。

数日ふたりで悩んだ結果、材木屋さんに確認してみることにしました。
すると展示会のサンプルはすこし前のものだったようで、その後赤みが強いものに変わったとのことでした。
そして、その時に気になるようなら、他の材種に変更していただけると言ってもらえました。

そこでさらに悩むこと数日、やっぱり赤みが気になるので西南桜は諦めることにしました。
そして、展示会で第2候補だった材種に、すべて変更することになりました。

家が最終的に入れたフローリングは、『樺桜(カバサクラ) UNIタイプ BCグレード 1820x90x15mm』のウレタン塗装仕上げです。

Aグレードがほぼ節がないもので、BCグレードはBグレードとCグレードのミックスで、節が少なめ・多めのものが混ざっている感じです。

施工時に節が少なめのものをなるべくLDKに集めるようにしてもらったので、結果的にはLDKがBグレードでその他がCグレードくらいになりました。

そして塗装についてですが、無垢材の良さを活かすならやっぱりオイル塗装や無塗装だと思います。 でも家は日々のお手入れの簡単さを優先し、ウレタン塗装を選びました。

家のフローリング選びについて、まとめ

そんなわけでトラブルもありつつ、ようやくフローリング選びは終了しました。
そして実際にそのフローリングで暮らして、約7年が経ちました。

家の無垢フローリングはウレタン塗装されたものを選んだおかげで、キッチンや洗面台などの水回りも今のところシミもなくキレイな状態です。
水が落ちたからすぐシミができるわけではないので、無垢といってもそれほど気を使わずに過ごせています。

色もだんだんと全体的に濃く変化してきていますが、それも楽しいです。
そして子供がおもちゃを落としたりしてたくさんキズは付いていますが、思っていたよりも目立たず気になりません。

経年変化もキズも、無垢フローリングの魅力のひとつ。
そう考えることができ、このフローリングを選んで良かったと思っています。

フローリングが違えば、かなりインテリアの雰囲気も変わります。
家の内装にとってフローリングは、かなり重要だとわたしは思っています。

だからこそ新居を建てる際やリフォームの際には、ぜひ納得のいくまでフローリング選びをして欲しいなと思います。

ライター:usagi works
1級建築士の夫婦が自分たちで設計した、こだわりの2世帯住宅に住んでいます。住まい・インテリア・収納など日々の暮らしを、ライブドア公式ブログ『usagi works』にて綴っています。
ブログ:usagi works
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