• 2018/04/13
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ベランダは本当に必要? マンション・戸建別に不動産のプロが解説

こんにちは、宅地建物取引士で、注文住宅会社に15年以上勤務しインテリアコーディネートのアドバイスを現役で行っている、ライターの岩野愛弓です。

今回は、ベランダについて考えてみようと思います。マンションでも戸建て住宅でも、ベランダがある住まいがほとんどですよね。あまりに普通に目にするために、「もしベランダがなかったら」ということを想定したことがない人も多いのではないでしょうか。しかし実際には、タワーマンションなどの超高層マンションではベランダがないことも多いものです。ここでは、マンションや戸建ての別に、住宅でのベランダの必要性などについて解説します。

そもそもベランダのメリットとは何なのか?

ベランダは2階や3階など上の階に設けるものですが、一番多く利用していることと言えば、「洗濯物を干す」「布団を干す」などになるでしょう。洗濯物や布団は、もしベランダがなかったらどうすれば良いのか迷ってしまうほど、利用する頻度の高いものですね。

また、ベランダがあることでの暮らしの豊かさという点でも、メリットがあります。例えば、ベランダのスペースを利用したベランダガーデンをしたり、少し広さにゆとりがあれば、テーブルやチェアなどを置いてくつろぎの場所としても利用できるでしょう。

ベランダの無い超高層マンションの洗濯事情は?

マンションの場合、超高層マンションでなければベランダを設けている場合は多いでしょう。マンションの場合は、戸建てと違い外の庭などで洗濯物を干すことができないことや、分別ゴミの一時保管などでも役立ちます。マンションという環境下では、ベランダは必須とも言えるのではないでしょうか。

しかし、超高層マンションなどでは、ベランダがあることでの危険性などの配慮やデザインなどからベランダがないことも多くなっています。高層マンションに住む方はベランダがない状態でどのように工夫をしているのでしょうか。

高層マンションの場合、もしベランダがあったとしても、洗濯物を干したり布団を干したりすることは規約で禁止されている場合があります。確かに、高層階から万が一何かが落ちてきたら、災害につながっていまいかねません。

このようなこともあり、あらかじめ洗濯物のための乾燥室が備えられている場合も多くなっています。また、サンルームがあること多いですね。超高層マンションに住むということはかなりハイクラスの方々も多いため、クリーニングサービスが完備されており、こちらを利用する方もいるようです。ベランダの代わりとなる設備が整っていれば、必要性は低いかもしれません。

実は必須ではない?戸建てのベランダ 

戸建ての場合も、ベランダのある住宅が多いでしょう。しかし、戸建ての場合はマンションとは少し事情が違います。

庭や1Fのデッキスペースなど、洗濯物を干すにも布団を干すにも、ベランダの代わりとなる空間があるのです。分別ゴミの仮置きも敷地内に置くことができますし、ガーデニングは庭で楽しむことができます。

もちろん、ベランダがあれば活用することはできますが、必須というほどではないでしょう。実際、外観のデザインや間取りなどの観点からみると、ベランダを必須とすることで、デザインバランスが限定されますし、南側や東側にベランダを配置するなどの間取りが固定されてしまうこともあり、弊害もでてきます。

戸建ての場合には、ベランダの利用頻度とデザイン性なども検討しながら進めても良いでしょう。また、ハウスメーカーのように企画住宅の場合なら、ベランダありきで進むことが多いですが、オプションとしているケースもありますので確認しましょう。

ベランダを設けている戸建てやマンションが多いため、「ベランダを設けない」ということを意識したことは少ないですが、必須でなくとも暮らしの機能性が失われるということでもないようです。しかし、ベランダを設けないと決断したら、その代わりの機能をどこでカバーするのかは、しっかりと考えておきたいですね。

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