知らなきゃ損。保険を見直すだけで、100万円以上も得できる!

  • 2018年04月26日公開

こんにちは、どこの金融機関にも属さない、完全独立系のファイナンシャルプランナー西田凌です。日頃からお金の貯め方にお悩みのみなさんにベストな家計の見直しのアドバイスをしています。

保険は一度加入したらそのままでなく就職、結婚、出産・子育て、住宅購入、リタイア等のライフイベントと呼ばれるお金が大きく変化するタイミングで定期的に見直す必要があります。

特に定期保険は重要な見直しのポイントになるのですが、実はライフイベントに関係せずこの定期保険を見直すと保険料を大きく節約できる可能性があります。今回はその理由を詳しく説明していきます。

定期保険には「箱型」と「三角型」の2種類がある!

そもそも定期保険とは?

定期保険とは10年間や60歳までなど一定期間に限定した保障を得るための商品です。万が一の遺族の生活費の確保や住宅ローン等の返済期間中の保障によく利用されるので加入されている方も多いのではないでしょうか。

この定期保険は数千万円という大きな保障を少ない保険料で確保できる商品となっています。これは定められた期間中に死亡しなければ保険金が支払われない上に保険料が掛け捨てとなっているためです。

掛け捨てと聞くとなんだか勿体ないと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、保険は万が一自分では賄いきれない事が起きた場合に備え、少ない掛け金を皆で出し合うという相互扶助が基本ですので、貯蓄型の保険等とは別に割り切って考えましょう。

「箱型」と「三角型」って何?

定期保険には亡くなった時に支払われる保険金額を定額で設定し受け取る「箱型」タイプと、亡くなったらあらかじめ設定した月額○○万円と毎月のお給料のように分割で保険金を満期まで受け取り、総受取金額が亡くなったタイミングで変動する「三角型」のタイプがあります。

この「三角型」の定期保険は一般的に収入保障保険と呼ばれています。
意外とご存知なかったり、いまいち違いが分かっておらずなんとなく掛けているという方が非常に多いのですが、間違った入り方をすると大きな金額を損してしまう事にも繋がるのでこの2つの保険の違いを説明したいと思います。

保険金額が定額が一括で支払われる「箱型」

まず「箱型」の定期保険は初めに設定した保障額は見直さない限り満期まで続くという特徴となっており、仮に30歳男性で亡くなった時に受け取れる保障金額3600万円を、60歳満期まで契約した場合は毎月の保険料が8532円となります。

30歳から60歳の間は何歳の時に亡くなっても3600万円が一括で支払われます。

総受取金額は変動するが毎月保証金額が支払われる「三角型」

次に「三角型」の定期保険である収入保障保険ですが、「箱型」の定期保険とは異なり、死亡保険金が一括ではありません。亡くなった時点の残り期間に応じてお給料のように毎月いくらと設定した金額が満期まで保険金が支払われる仕組みとなっています。

例えば、先ほどと同じように30歳から60歳までの保険期間とした場合で、万が一の際に支払われる保険金額を毎月10万円とした場合を想定します。

もし加入直後に契約者が亡くなった場合は残りの保険期間が30年ですので、保険金額は30年×10万円×12ヶ月=3600万円となり、この場合は先ほどの定期保険と同じ保障額が確保できていることになります。

では、次に15年後の45歳に、もし亡くなった場合に受け取れる保険金額は15年×10万円×12ヶ月=1800万円となります。

一見保障額が半分になってしまっているように感じますが、遺族の生活費は時間の経過と共に必要保障額が減っていくのが一般的ですので、先ほどの「箱型」のように保障額が一定であるよりむしろ自然と保障額が減少していく「三角型」の保険の方が保険の掛け方としては合理的といえます。

さらに「三角型」の定期保険のもう一つの特徴ですが、上記の保障内容で毎月の支払う保険料はなんと2450円です。

上の図は収入保障保険のイメージ図ですが「箱型」の定期保険に比べ白い部分の保障が無い分保険料が安くなる仕組みとなっています。

「箱型」の定期保険の保険料が8532円でしたので、その差は月々なんと6082円年間で72984円、30年でなんと約218万円も保険料が変わってきますので、遺族の生活費を「箱型」の定期保険で加入している方は、「三角型」の収入保障保険に見直す事ができれば100万円単位で保険料の節約できる可能性があります。

これだけ保険料に差があると見直しをすればかなりの節約になります。逆に言えば見直さないとそのまま損をし続けるとも言えます。

ですので実際の必要保障額が年数の経過と共に減少していく、遺族の生活費や住宅ローン返済等の保障の目的でこれから定期保険を考えている方は収入保障保険を検討する事で無駄な保険料を何十万円も支払う事が無くなるのです。

もちろん現在「箱型」の定期保険に加入している方も必要に応じて「三角型」の収入保障保険に見直す事ができれば何十万円単位で保険料の節約ができる可能性があります。

見直しの際は、定期保険や収入保障保険は死亡すると保険金が支払われるというシンプルな内容で保険会社での保険料の差がつきにくい面があります。特約の違い等が多少ありますが、基本的には保険料の安さを重視して一つの保険会社だけでなく数十社扱っているような乗合保険代理店に相談し、ご自身にピッタリの商品を選んでみて下さい。

ファイナンシャルプランナー 西田凌
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