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ガスとIH両方使えるハイブリッドコンロは業界初!キッチン新ブランド「セントロ」とは

  • 2023年06月27日更新

こんにちは、キッチン収納コンサルタントでヨムーノライターの岩佐弥生です。

キッチンメーカー「クリナップ」から2018年2月1日、新ブランドとなるキッチン「CENTRO(セントロ)」が発売されました。

皆さんは日本で一番はじめにシステムキッチンを開発したのはクリナップだということを知っていますか?
新開発した商品を数多く世に送り出しているクリナップが、今回自信を持って発売したのがキッチン「CENTRO」です。

これまでクリナップショールームに足を踏み入れたことの無かったお客様が、インターネット等の評判をみて来場が増えているそうですが、今回は「これまでになかった!」が沢山盛り込まれている今話題のキッチンの魅力をキッチン収納コンサルタントの私が探ってきました。

「CENTRO~セントロ~」とは

「CENTRO~セントロ~」とは、スペイン語で“中心・センター”を意味します。
近年キッチンの場所はリビング一体型が増えており、まさに“キッチンは暮らしの真ん中”にあるようになりました。

キッチンを真ん中に、料理をしたり、家族や友人と会話をしたり、一緒にいる時間を共有できる。
CENTROはそのような想いから作られたキッチンです。

まるで「海外キッチン」のようなおしゃれなデザイン性

近年、キッチン選びの条件の一つとして「家のインテリアとの調和」は欠かせない条件となってきました。これまで新築やリフォームをした際、キッチンだけが家のインテリア性と合っていないという光景を良くみかけましたが、「CENTRO」のキッチンはとにかくオシャレなデザイン性も魅力の一つです。

直線と平面で構成された「CUBE」なデザインは、キッチン全体がまるで浮いているようなシンプルなデザインで、他のインテリアとの調和が意識されています。
最近はキッチンに立つ男性も増えていますが、男性にも好まれるデザインです。

また、扉のラインナップにも注目したいところです。

「天然木突板扉」

ナチュラル系や和モダンのインテリアにもピッタリです。

「スピン研磨ステンレス」

光や見る角度によって見え方が変わる珍しい扉です。
シンプルモダンなインテリアにも合いそうですね。

「京友禅調の扉」

思わず声をあげてしまったのがこちら。
機械では再現できない奥行き感を持った手塗り扉でクリナップの独自技術を持った熟練工が、1枚ずつ仕上げているそうです。
意外とインテリアに溶け込んでくれる扉ですよ。

このようなクリナップならではの扉をはじめ、他にもステンレスやアクリルシート等様々な扉を選ぶことができます。
また、カラーバリエーションも充実したナインナップでご家庭のインテリアにマッチした扉が見つかるはずです。

優秀!これで調理が「ストレスフリー」に

料理や片づけの際に気になるのはやはり「動線」です。
現在、一つのモノを取るのにあっちに行ったりこっちに行ったりはしていないでしょうか?
短い動線にすることで無駄な動きが解消されるのですが、CENTROは「センターポジション」から効率よく出し入れ可能な2つのツールコンテナが特徴です。

調理や片づけの際はキッチンの真ん中に立ち、作業をしながらシンク側とコンロ側に短い動線でアクセスできるというわけです。

日々良く使うモノはセンター寄りに集めてあげることで、調理や片づけがスムーズに行えます。
まさに家事時短も考えられた賢いキッチンです。

進化!「取手レス」なキッチン

最新のキッチンは引き出し式が主流ですが、見てください!
CENTROの引き出しには取手がないキッチンも選べます。料理中は手が濡れたり汚れることが良くありますよね。その手で引き出しを開けてキッチンが汚れてしまう……そんな場面も少なくありません。

取手レスのCENTROなら、手を使わず足で扉を押して開けることができます。
扉掃除の手間が省けるのはもちろん、料理中、都度手を洗わなくて済むので調理時間も期待できます。

見た目だけじゃない!レールやシンクへのこだわり

調理中、「作業スペースがもっとあったらいいな」と思うことはないでしょうか。
CENTROは、クリナップならではのシンク部分をワークトップに載せるオンボードスタイルの「クラフツマンデッキシンク」を採用しています。

デッキスペースが作業面になり、サポートプレートをスライドさせると、作業スペースを2倍に拡げて使うことができます。これまでキッチン選びの際、間口によってはシンクか作業面かどちらかの幅を妥協しなければいけませんでしたが、このクラフツマンデッキシンクなら間口を気にせずどちらも広く使うことができるという賢いキッチンです。

※サポートプレートをスライドさせると……。 ↓ ※作業スペースが2倍に!

また、量産メーカーとしては初めてワンランク上のレールを採用し、より滑らかな動きを実現しています。キッチン内は、調味料やオイル等重さのあるモノも沢山収納しますが、重いモノを入れてもレールの動きがなめらかで引き出しがスムーズです。

見えない部分にもこだわっているのはキッチンメーカーならではです。

これは便利!見たことない「ハイブリッドコンロ」

今回驚いたのが、CENTROでは業界初!
ガスとIHが両方使える「ハイブリッドコンロ」が選択できることです。
作る料理に合わせて2つの熱源を自在にチョイスでき、中華など強い火力で手早くしあげる料理には「ガス」、長時間の煮込み料理には「IH」と両方のメリットを活用できるのです。料理にもこだわりたい方にもおすすめのコンロです。

また、前後にレイアウトされた2つのIHは同時に加熱でき、シェフズプレートを使って魚やお肉を焼いたり、パーティー用のおもてなし料理にも最適です。
※焼き魚はシェフズプレートで焼けるので、グリル部分は収納スペースとして使えます

収納好きが惚れた!収納の魅力

CENTROのキッチンは、「収納好きが惚れた」と巷で今話題になっています。 それは、引き出し内の周りが全て直角になっていることです。

※CENTROのキッチン内

これまでのキッチンはbefore写真のように角やサイドがカーブ状になっていて実質カーブ部分はデッドスペースになっていましたが、CENTROでは直角になっているので無駄なスペースが生まれず「シンデレラフィット」も実現できます。

シンデレラフィットとは……シンデレラの靴がジャストサイズなように、収納用品がピッタリと収納されていること

どれくらい収納できるかもキッチン選びには欠かせないポイントです。

CENTROは、ザルやボウル、お鍋やフライパンもたっぷり収納可能で、日々よく使うモノを立った状態でサッと取りだせます。

重い調味料等の収納も安心の耐荷重です。

さらに、コンロと土鍋は重ねて収納ができるので空間に無駄がありません。 食品のストックもステンレス製のキッチン内ならにおいがつきにくく収納にも適しています。

尚、引き出しキッチンの収納ポイントは、モノを「立てて収納」し“見える化”すると何があるかが一目で分かります。

掃除のしやすさも◎!

キッチンの掃除といえば、シンクの油汚れも気になる箇所です。
汚れがつきやすいと日々のお掃除も面倒ですよね。
CENTROはお掃除の手間を大幅に軽減してくれます。

「美コートワークトップ」

■特殊エンボス加工
ステンレスシンクおよび、頻繁に使われるワークトップの調理スペースには、特殊なドーム状の突起が無数にあります。
これにより、食器類が突起部分に接することで傷がつきにくくなります。

■美コート
水が浸透しやすい親水性のセラミックス系特殊コーティングが施されています。
これにより、水分は汚れの下に回り油汚れなどを浮かせるため、ワークトップ上の油汚れなど、サッと一拭きで簡単に落ちてしまいます。

また、ステンレスキャビネットは、汚れやニオイが染み込まず、サビにも強い、優れた特徴を持っています。
これならキッチンを長くキレイを維持できそうです。

まとめ

いかがでしょうか?
キッチンは驚くほど年々進化しています。
長く使うキッチンだからこそ、デザイン性だけでなく機能面でもこだわりたいものですね。

他にもクリナップには、面倒な換気扇の掃除もぬるま湯をセットしボタンを押すだけでフィルターとファンを自動洗浄してくれる「洗エールレンジフード」等、楽しく!便利に!ラクに!なる機能が沢山あります。

現在、全国のクリナップショールームではCENTROを使ったお料理イベントや整理収納講座等を開催しています。
実際に足を運んでデザイン性と機能性に優れた「CENTRO」を体感してみてはいかがでしょうか。

全国のクリナップショールームはこちら

今回おじゃましたのは「クリナップ江戸川ショールーム」
・住所:〒132-0024 東京都江戸川区一之江7-1-5
・TEL:03-5607-7873
・営業時間:10:00~17:00
・定休日:水曜日(夏期・年末年始休日等有り)

この記事を書いた人
キッチン収納コンサルタント 岩佐弥生

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