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おすすめの布団圧縮袋をご紹介。選び方や注意点について

  • 2023年06月27日更新

こんにちは、くふうLive!編集部です。

かさばる布団収納に便利な布団圧縮袋は、圧縮方法やサイズなどいろいろな種類があるので、どれを買えばよいのかわからないことも多いでしょう。

布団圧縮袋の選び方や使うときの注意点と、おすすめ商品を紹介します。

布団圧縮袋の基礎知識

布団圧縮袋には、『掃除機を使って中の空気を吸引するタイプ』と、『掃除機を使わず手で押して空気を抜くタイプ』の2種類があります。

また、掃除機を使うタイプには吸引用のバルブがついているものとついていないものがあります。

ジッパー式とバルブ式

布団圧縮袋の中でももっともポピュラーなのが、ジッパーの端に掃除機のノズルを入れて空気を抜いていくタイプのものです。1枚200円前後と安く買えますが、ノズルを外すときに空気が逆戻りしやすいのが難点です。

一方のバルブ式は、ジッパーをすべて閉めてから、バルブに掃除機のノズルをあてて中の空気を吸引します。バルブはオートロックになっているので、ノズルを外したあとに空気が逆戻りする心配はありません。

ただし、ジッパー式に比べて価格が高めで1枚700円前後となっています。

布団圧縮袋の虫やカビ対策は?

布団圧縮袋には、中の酸素を抜くので虫やカビが増えにくいというメリットがあります。しかし、入れる前にきちんと処理をしないと、かえって虫やカビの原因になってしまうので注意しましょう。

布団を圧縮袋で片付ける前にしておきたい、上手な虫やカビ対策を紹介します。

防虫剤は変色の可能性あり

まず、布団圧縮袋に押し入れやタンスの引き出しに使うような防虫剤を入れるのはやめましょう。一見効果がありそうですが、圧縮された布団に防虫剤が密着して変色する可能性があります。

圧縮袋専用の防虫剤や、防虫効果のある圧縮袋を使うようにしてください。

シリカゲルや湿気を飛ばして収納しよう

ダニやカビを防ぐためには、圧縮袋の中の酸素や湿度をできる限り減らしておくのが効果的です。布団をしっかり乾燥させたあとに、掃除機でダニの死骸などを吸い取り、圧縮袋用のシリカゲルを入れて保管しましょう。

とくに湿度の高い夏場は、天日干しだけでは不十分です。エアコンなどで室内の湿度を下げておき、布団にこもった熱や湿気を飛ばしてから作業してください。

海外製掃除機を使っている人は注意

掃除機で吸引するタイプの圧縮袋は、掃除機の形によっては使えないことがあります。スティック型やハンディ型、ロボット掃除機などは使えないことが多いので注意してください。

また、ダイソンなど海外製の掃除機はノズルの形状が合わなくて上手く吸引できない場合があります。圧縮袋を購入する際は、お持ちの掃除機に対応しているかどうか、よく確認しましょう。

ダイソン対応などを選ぼう

▲シングル布団用圧縮袋2P

最近では、バルブの形を海外製の掃除機ノズルに対応させた商品も多くなっています。掃除機を使って簡単に圧縮できるタイプが欲しいなら、こうした商品を選ぶとよいでしょう。

掃除機を使わない圧縮袋やポンプを活用

▲オリエント Q-PON! 電動吸引ポンプ+ふとん圧縮袋2P

また、掃除機のノズルの代わりに使える圧縮袋専用ポンプもあります。圧縮したい布団の枚数が多い場合は、このようなポンプがあると楽ですね。

掃除機を使うタイプの圧縮袋

掃除機を使って空気を抜くタイプでは、シッパー式よりも空気の逆流が防げるバルブ式のほうが使いやすいです。

たくさんの布団を入れられ長く使えるタイプから、ジッパー式並みの値段で買えるものまで、おすすめの商品4点を紹介します。

石崎資材 掛け・敷き・毛布まとめて圧縮袋

▲石崎資材 バルブ式ふとん圧縮袋ふとんまとめて用 LL 2枚入り

マチ付きなのでシングルサイズの掛布団、敷布団、毛布をまとめて入れられます。1人暮らしの方や、1人分ずつセットにして片付けたいときに重宝します。

バルブの厚さも11.5㎜と重ねても邪魔にならない薄さです。

ダブルサイズもOK レック ふとん圧縮袋 LL

▲レック Ba ふとん圧縮袋 (LL) 2枚入 (自動ロック式)

ダブルサイズの掛布団も余裕で入る大きさです。シングルサイズなら掛布団と敷布団セットで入ります。

閉めると色が変わるジッパーで閉め忘れを防止、バルブは海外製の掃除機にも使える形状です。

コスパ良好でおすすめ!イケアの布団圧縮袋『SPANTAD スパンタド』

▲SPANTAD スパンタド

バルブ式なのに2枚で699円という安さ。掃除機で空気を吸い出すだけの簡単仕様です。バルブ部分が白くて目立たないので、すっきりシンプルに片付きます。

100均で買える バルブ付シングル布団用圧縮袋

なんと100均のキャンドウでも、バルブ付きの圧縮袋が買えます。大きさはシングル布団用で、座布団や毛布などにも使えます。

掃除機を使わないタイプの圧縮袋

持っている掃除機がバルブに対応していない方や、いちいち掃除機を用意するのが面倒という方には、掃除機を使わないタイプの圧縮袋がおすすめです。

キャンプに布団を持っていくときや、長期出張、単身赴任にも便利ですね。また、羽毛布団を使っている方には布団の傷みを軽減できる商品もあります。

Amazonで人気 まるめるふとん圧縮袋

▲オリエント いたわり収納 まるめるふとん圧縮袋 1枚入

こちらは掃除機でいったん空気を抜いたあと、手で丸めることで空気を少し戻し、羽毛布団の生地の傷みを抑える商品です。丸めて不織布製の保管袋に入れ、立てて収納するのでスペースも有効に使うことができます。

ニトリ 掃除機がいらない消臭布団圧縮袋

幅広の逆止弁がついていて、手で押すだけで5分程度で簡単に圧縮できます。消臭シート入りで布団のイヤな臭いも取れます。ダブルサイズにも対応しています。

掃除機がいらない消臭布団圧縮袋648円(税別)

東和産業 掃除機のいらない ふとん圧縮パック

▲東和産業 圧縮 KP 掃除機のいらない ふとん圧縮パック

掃除機を使わないタイプの圧縮袋なら、お持ちの掃除機の種類に関係なく使えます。手で押しながら空気を抜くだけなので簡単です。
圧縮袋のジッパーには、閉めやすいようにスライダーが付属していることが多いですが、小さいので紛失しやすいのが難点です。

こちらの商品はスライダーを袋に取り付けておけるので、なくすこともありません。

掃除機がいらないダブル布団圧縮袋

▲【掃除機がいらない!】ダブル布団用圧縮袋

丈夫で繰り返し使える耐久性が売りの圧縮袋です。空気抜き用の弁が2カ所あるので、簡単にしっかりと空気を抜いていくことができます。

便利な圧縮袋や沢山収納できる圧縮袋セット

布団圧縮袋には羽毛布団が傷んでしまったり、ダニが心配だったりと、使うときに不安に感じることもあります。こうした問題を解決できる便利な商品や、衣類などもまとめて収納したいときに役立つ商品を紹介します。

羽毛布団に使える BIO 羽毛ふとん圧縮袋

▲オリエント 羽毛ふとん圧縮袋 いたわり収納 まるめるタイプ 120×92cm

ふかふかの羽毛布団は、しまうときにかさばるので圧縮袋に頼りたくなります。しかし普通の圧縮袋では、羽の軸が生地を傷つけてしまったり、袋から出したときに元通りにならなかったりするので注意が必要です。

圧縮率を1/2にした羽毛布団専用の圧縮袋を使えば、羽毛を痛めることなくしまっておけます。

ダニ駆除タイプの布団圧縮袋

▲ダニ駆除 まるごと布団一式圧縮袋(2枚入)

ダニは布団乾燥機や掃除機を使ってある程度は減らせても、家庭で完全に駆除することは容易ではありません。こちらの商品は天然ハーブの薬効がある防ダニ剤がついていて、布団についたダニを駆除し、繁殖を防いでくれます。

アメリカ仕様のジップロック

コストコで売っているジップロックには、衣類や布団を入れられる大きなサイズのものがあります。この1セットでかさばる布団と冬物衣類をまとめて片付けられます。

お得感のある衣類用とのセット

▲Ziploc スペースバッグ

こちらは布団用3枚を含む計14枚が入って3353円と、大変お得感があるセットです。衣類用はミディアム、ラージ、トラベル用と大きさや用途に合わせて使い分けができます。

トラベル用は手で押して空気を抜くタイプで、他は掃除機を使用します。

まとめ

布団圧縮袋を正しく使うことで、狭い収納スペースを有効に使えるだけでなく、布団のダニやカビの発生を抑え、次のシーズンまで清潔な状態で保管できます。

手持ちの掃除機や布団の素材、サイズなどをよく確認して最適なものを選ぶようにしましょう。

この記事を書いた人
本田里奈子

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