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やる気を出す大掃除のコツ!ポイントはちょこっとやってみるからスタート

  • 2023年06月27日更新

こんにちは、管理栄養士で年子ママのヨムーノライターssnbakeryです。

年末は大掃除に年賀状、お正月の準備……。
忙しいですよね。大掃除を計画的にやりたいと思いつつもなかなかできない。そんな方にちょっと視点を変えたお掃除方法をご紹介します。

なぜ掃除が面倒で大変なのか

・掃除方法が分からない
・どこからやっていいのか分からない
・時間がない

この3つのお悩み別に、解消していきたいと思います。

掃除方法が分からない

まず何から手をつけていいかわからない。洗剤がたくさんあってどれを使ったらいいのかわからない。

そんな方はまず……。

洗剤を使う前に共通してまず埃をとりましょう。 埃を取らずに洗剤を使うと埃が泥化して逆に汚くなることも。

汚れと洗剤の特性を知る。

●中性洗剤
汚れがひどくなければ中性洗剤で落ちる汚れはたくさんあります。食器用洗剤やウタマロクリーナーなどが代表的な中性洗剤です。 しっかり水拭きしたり水洗いしなくてはいけないので、水洗いOKなものに使ったり、希釈して使うことも。

●アルコール
こちらは洗剤とは少し違いますが、アルコールの成分が汚れを落としてくれます。
食品を扱うキッチン周りの掃除ではもちろん、ドアノブなどの除菌や綺麗にしたあとに仕上げで使用したり防カビで使われることもあります。

こちらも中性洗剤のように最初に試してみるとそれだけで落ちやすいもののひとつです。 ただ、汚れがひどい場合は洗剤で綺麗にしてから仕上げで使うことをおすすめします。 仕上げで使うと更にピカッとサラッと仕上がりますよ。

●酸性(クエン酸)
クエン酸は元々は粉なのでスプレーにすると使いやすいです。
水200mlに対して小さじ1の割合で作ることができます。水アカ汚れによく使われます。

トイレや手洗いの蛇口などにペーパーを巻き付けクエン酸水を吹きかけて少しおいてからふき取ると水アカが綺麗になります。食洗器にいれて回したり、空気清浄機のフィルターを綺麗にするのにも使われています。

●アルカリ性(重曹)
油汚れ(軽いもの)・皮脂汚れ・消臭などに効果的です。
具体的には換気扇・電子レンジ・茶渋・こげ汚れなどに使えます。

重曹はそのまま使ったりペースト状にしたりといろいろな使い方がありますが、スプレーにする場合は水100mlに対して小さじ1の割合で作りましょう。

どこからやっていいのか分からない

特に「大掃除」としてやりたいのは水回りと換気扇。

水回りはよく使うので汚れやすいですし、あまり使ってないところでも放置しているだけで汚れる場所です。

時が経つにつれて落ちづらくなるので、普段あまり念入りな掃除ができていない方は一度これを機にリセットするとよいと思います。

水回りは綺麗にすると面積も大きいので達成感もありお掃除が続きやすいです。換気扇も毎日使うものなので普段掃除されてない方はここもやるポイントです。

汚い空気を吸うことになりかねないですし、キッチンならギトギト汚れもさらにプラス。一度リセットすることをおすすめします。

●やる気を出したいなら
まず簡単で狭い場所から。大掃除とは言えないような例えばテレビ・テレビ台などちょっと埃を払って拭くだけ。といったところから始めるとやる気が出てきます。

やる気が起こらないタイプの方はハードルは低めに設定。お風呂全部!でなく、今日は天井と壁だけ。そんなところから始めてもOKです。

●お天気のいい日はまず洗濯機を回す
寝具やカーテンなどいざやろうとすると何回も回さなくてはいけない洗濯機。
普段の洗濯もありますし、空いた時間はフル稼働!でもいれるだけでその間時間が空くので何からやろうと思ったら洗濯機を回すのも手です。

時間がない

とにかく時間がないという方は効率のいい掃除方法があります。
それは「掃除道具や洗剤別に動く」こと!

●まず埃取りを持って家じゅうの埃を取る!
全ての掃除においてと言っても過言ではないほど、まずは埃取りから。 棚や巾木窓枠など埃の溜まりやすいところを上から下へ。 最後は掃除機で埃やごみを取ります。

●中性洗剤を持って一回り
水洗い出来るものはどんどん洗ってしまいましょう。
酸性・アルカリ性の強いものは上手に使えば効果も高いですが素材を痛めたり手荒れをしたりとリスクもあります。

大抵の汚れは中性洗剤で落ちますので、それでも落ちないものをその汚れの特性に応じて酸性・アルカリ性を分けて使用するのがおすすめです。

●クエン酸水を持って一回り
クエン酸は尿石や水アカ汚れをよく落とします。トイレの便器や……。

鏡。

蛇口など。

クエン酸水をスプレーしたペーパーを貼り付け、クエン酸水を密着させて30分〜1時間ほど放置します(更にラップをすると効果的です)。

あまり長い時間は逆に跡が残ったり金具が錆びることがあるためこのくらいの時間が目安です。

放置し終わったらそのペーパーで拭きます。気になる場合は更に水洗いしても。きちんと最後に水滴を拭きあげることが大切です。

●重曹を持って一回り
ソファなどの洗いづらい布製品は重曹の粉をそのまま振って1・2時間放置の後、掃除機で吸い取ります(掃除機の先端を床と使い分けるとよいです)。
臭いや皮脂汚れもスッキリ!

水200mlに対して重曹大さじ2〜3杯を入れて混ぜたものを、電子レンジで3〜4分加熱し、扉を開けずに20~30分庫内を蒸らした後、拭きます。

重曹ペースト(重曹:水=2:1)は、鍋のこげ落としや茶渋汚れにも使えます。
もちろん重曹やクエン酸だけでなくセスキ水やアルカリ電解水などさまざまな洗剤があり、どれもうまく使えばどれも効果的です。

1種類の洗剤で、一気に家中で同じ作業をして回ることで、時短かつ効率よく済ませることができます。その方法も時間がない方はやってみてはいかがでしょうか。
※いろいろな洗剤を混ぜて使うと危険ですので混ぜるのはNGです。排水管内でも混ざらないよう注意してください。

まとめ

いかがでしたか?
いろんな洗剤がありいろんな材質の物があるので一概にこれはこれ!とは言い切れませんが、特徴を抑え、やる気のでるやり方で、一気に済ませてしまう。

時間が無かったり掃除がおっくうな方はそんなやり方で少しでも家をスッキリさせて気持ちのいい新年を迎えられるとよいですよね。最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事を書いた人
管理栄養士
ssnbakery

年子(5歳・4歳)の男の子のママです。2017年に念願のマイホームを建て、収納・インテリア・家事を中心としたインスタアカウントを更新しています。(アカウント:ssnbakery)中学生の頃から主婦雑誌を買って読んでいたくらい主婦業が大好きです!子どもが2人毎日朝から晩まで一緒なので思うようにできないこともありますが、日々情報を取り入れつつ家事業を楽しんで、家族が快適に過ごせるよう工夫しています。資格は管理栄養士・整理収納アドバイザー2級・秘書検定2級を取得しています。

カインズ 100均 ニトリ 管理栄養士

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